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11.07.10:02 This is it ~映画~ |
私が高校生なりたてぐらいは「ザ・ベストテン」なんかで彼がムーンウォークを披露したり、なんて時代だった。
ジャニーズも、トシちゃんも、たのきんトリオも、だっせ~~と思っていたので、そのだっせ~のが大好きだと言うマイケルも、私の中ではだっせ~人だった。
あれだけ巷に蔓延していた「スリラー」や「ビート・イット」なので、聴きたくなくても耳に入ってきたし、確かにダンスは面白い。
「スリラー」のPVなんか、最後は、おぉぉぉぉぉ~♪と思った(はっはっはっはぁ~、とマイケルの瞳が金色に光るヤツ)。
けど、あまりに流行りすぎていて、私は彼よりマドンナの方が好きで、プリンス殿下を愛していた。
そのマイケル・ジャクソンが亡くなった。
ロンドン公演が目前、そして未だに謎の多い死である。
今回のリハーサル映像を使ったドキュメンタリーを観て、なんだかキナ臭いなぁ・・・と感じた。
ここが私のダメなところである。
気にしなくて良い部分を気にして、表面より、その裏を見ようとしてしまう。
が、有名ゆえ様々なスキャンダルに塗れたマイケルの歌とダンスは相変わらず面白かった。
あんなに歌って踊れていたんだ!
現役でちゃんとパフォーマンスできるのに、スキャンダル先行で、もったいないね、と思った。
それでも彼が生きていて、そしてロンドン公演を成功させていたとしても、私は興味を持たなかっただろう。
彼が亡くなったから私のような人が興味を持った。
キナ臭い部分はそこである。
生きていたら、また何だかんだとマスコミの餌食になる。
入るお金より出るお金のほうが多くなる。
彼ほどの人ならば、死ねば確実に伝説になる。
まずは今回のドキュメンタリー。
その後は以前の楽曲を編集して、いくらでもCDを作れるだろう。
彼の名前で「地球を救おう」なんてテロップも出ていたが、その団体も利用できるだろう。
作品としては、ライブDVDの特典映像に使われるような類のものを大画面で観た、という印象。
リハーサル風景なので。
大きなスクリーンで彼のパフォーマンスを観ることができて、良かった。
彼のライブなど、縁もゆかりもない大勢の人たちが、彼のパフォーマンスに感嘆できた、スゴサを知った、という意味で。
やはり私は彼をスゴイとは思っても、格好良いとは思えない。
セクシーじゃないもん・・・・・・・
気付いたのが、マイケルと周りとの距離感。
あれだけのスターだし、同じステージを作るとなると、関わる人々は皆、マイケルを神のように崇めているだろうから無理もない。
しょせん、彼も、ただの人なのにね。
幼い子供たちを彼が可愛がっていたのも、無垢な子どもたちでなければ彼の魂とは釣り合わなかったのかもしれないなぁ、と思った。
エンターテインメントの申し子だったマイケルに孤独があったとすれば、それは彼が天才であり、才能ときらびやかな運命のもとに生まれた弊害だろう。


