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02.13.16:59 [PR] |
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05.25.00:40 死刑台のエレベーター角川版 |
ファンなので期待はするんですが、これはまた身の程知らずというか無謀というか。
あー、でも想像しただけでドキドキする・・・綺麗すぎ、きっちゃんはー。
http://www.shikeidai.jp/
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05.19.10:16 子牛みたいなおばちゃんと |
去年の初夏。
私は母を連れて佐土原の畜産農家を訪ねた。
田んぼのあぜ道を通り、見えてきたいくつかの牛舎は新しいのや古いのや建っていて、セメントで舗装された道の真ん中には背は小さいけれどドラム缶のような、天童よしみのような奥さんがいた。
奥さんは母を見るなり、わざわざ来たとねー!とニコニコしながら大声で挨拶した。
泣き笑いしながら挨拶しているふたりの姿が、とても温かかった。
奥さんのお嬢さんが、祝い事で母の会社から衣装を借りたので、それをお届けがてら、弟が亡くなったときにお見舞いをいただいていたので挨拶に来たのだ、と母が説明した。
牛舎の周りには白い砂のようなものが捲いてあった。
今、話題の石灰だ。
新しい牛舎は最近建ったのだ、と奥さんは言った。
子牛がいるよ!可愛いよ!と、私を案内してくれた。
子牛の写メを撮ろうとすると、「も~」と鳴く。
すると母牛らしい大きな牛が、私を威嚇するように鳴く。
はいはい・・・・ごめんごめん、と写メを撮ると、母牛が「あっちに行ってっ!」という風にまた鳴いた。
いつか夫を日本一の畜産農家にするんだ!と、脱サラして牛を飼いはじめた夫と、ふたりで頑張ってきた。
まだまだ大変だけれど、牛舎も増やした。
おばちゃんは毎日毎日こんなよー!土の色か顔の色か、わからんが、あははー。
もう、急に来るから何も用意しちょらんかったが!こんだけしかないけど、あぐるが、もっていきない。
そう言って、私に千円札を渡した。
その千円札は今でも使わずに、畳んで財布のお守りにしている。
おばちゃんから渡されたとき、一生使わず持っていようと決めたんだ。
そんなおばちゃんたちが、今とても苦しんでいる。
おばちゃんの牛舎は佐土原だから、そう思うけれど、考えるといてもたってもいられない。
おばちゃんは、あんな豪快な人だから大丈夫、そう思うけれど心配になる。
おばちゃんが、母や私をあんなに温かく迎えてくれたのは、おばちゃんも身内を自殺で亡くしていたからだ。
納屋で首をつっていた甥をみつけて、母に「どうすればいい?」と連絡してきたことがあったそうだ。
その時に色々と世話してくれたから、と、おばちゃんはとても感謝していた。
おばちゃんは、私たちをとても優しく迎えてくれた。
何をしてよいかわからないけど、むやみに発生地域に立ち入らないこと、県内から人が集まるイベントを自粛すること、宮崎牛や豚を食べること、おばちゃんのためにも私にできることをしたい。
あんなに健気に頑張っている人たちが、一部の権力者の犠牲になっちゃいけない。
絶対にいけない。
新しい牛舎を建てた日。足元に刻んであった。
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05.18.23:08 涼宮ハルヒは知らない、長門だけ |
涼宮ハルヒ、という名前だけは聞いたことがあった。
どのような物語かは知らなかったが、周りの評価が軒並み好評なので、行ってみた。
慣れたキネマ館のイスなのに、何かむずむずする。
なんだか違和感を感じる。
映画が始まって、最初のセリフでそう思った。
「地球をアイスピックで突いたら」すぐに割れてしまうぐらい寒い、というセリフだった。
悪くはないし、うまい表現だと思う。
だが、なんとなく気持ち悪い。
なんとなく気持ち悪い、というのは、主人公キョンの主観である比喩表現が面白くはあるけれど、うるさく感じたから。
これは感覚的なものなので、私だけが感じたことだと思う。
ただ、長門有希はいい。
見た感じも、あの無口さも、性格も、可愛い♪可愛すぎる♪
あの、そこはかとない雰囲気がとても良い。
真面目に「これは何だ?」と考えて、自分ひとりで処理しようと頑張ってる姿がたまらない。
「ひとり」でいるところが、すっごく良い。
あんな子がいたら、ずっと見守っていたいし、ちょっかい出したい。
朝倉じゃないけど、「あなたが望んでいたから」と、彼女を邪魔するものを阻止するかも。
私が今、学生だったら、きっと明日はアニメイトに出掛けていたかもしれない。
なっ、ながとー。
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05.15.22:04 もしもわたしが |
私たち、「ねえ」と呼んだら「ん?」って応える。
どして呼んだか忘れちゃった。
わらいあう。
背中から腕をまわす。
ねむくなる。
いいや、もう
なにもかも。
なんて、
あなたといると
思うけど、いい?
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05.09.22:48 あのギブソンを手に入れ |
娘の吹奏楽部にパーカッションを教えに来てくれている服部央(はっとりひさし)先生のK-studioライブに行ってきた。
娘、初ライブハウス体験。
毎回、彼の3Gigabyteは「おおっ♪」と思わせる趣向で面白い。
オリジナルの曲でなくても、必ずアレンジして聴かせるところが特に好き。
しつこいけれど大人のコピーバンドに魅力を感じない。
何から何まで同じで聴かされるのは苦痛なんです。
なので、大人のコピーバンドを聴くよりかは、ヘビメタの何て歌ってるかわからないガリガリのドドドドドーの若者の方がマシ。
今夜は、キーボードとドラムの「Beauty & Beast」という服部先生のもうひとつのバンドも聴いたけど、これが良かった。
今夜だけ特別参加だったもうひとりのキーボードの女の人のアレンジだ、というショパンの「別れの曲」童謡の「赤とんぼ」「さくら」のジャージーバージョン素敵だった。
これらを聴けたのは思わぬ収穫。
お目当ての3Gigabyteは、相変わらず面白い。
今夜は5月の風を感じる、「さんぎーがーばいとーふう」なアレンジということで、まあ、いつものように大人なアレンジで。
ギターのイスさんを見ていると、あー私ギター弾きって好きだなぁーと思う。
特に彼は歌も味があって上手だし。
今夜の「気絶するほど悩ましい」は確かに悩ましかった♪
で、相変わらずアレンジが素敵で面白かったんだけど、ひとつだけ残念だったのはオルガンの奥野さんの歌。
歌わないほうがいいと思う。
弾いてるだけなら格好良いのに・・・・・
で、ついでに一緒に行ってた人の大学生の息子さんの同級生が次のバンドに出る、というのでそれまで聴いて帰ったんだけど、これがまた、こてこてのヘビメタ?というんだろうか、あれ。
ボーカルが何と歌っているのかさっぱり聞き取れない。
がつがつ歌って、がしがしギター弾いてダララッダララッダララッ!とドラムが鳴って、歌詞が聞き取れないからワケがわからん。。。。。。
そのくせMCでは「早朝、街を歩いてたらサラリーマンとすれ違って、ずっとうつむいててあれ見たらあんな大人にはなりたくないな、って思って作りました」なんて言ってるから、どんな歌かと思えばやっぱり聞き取れないし。
そんなん言うなら聞き取れる歌にしろ!
と言ってみるが、オリジナルだし、こういう機会でもなけりゃ聴けない類なのでよしとする。
あー、きつー・・・・と思いながら、ギター弾いてる男の子を見ていると、いつもだけれど昔付き合っていたギター弾いてたヤツを思い出す。
体が細くて大きくないからフェンダーの方が似合うのに、どうしてもギブソン・レスポールじゃないといけないらしく、彼のライブを見て格好良いと思ったことはない。
ストリート・スライダーズと仲井戸麗市のコピーバンドだったので、面白くなかったし。
でも、「あの~ショーウィンドーの~ギブソ~ン手にいれ~あの子に~ブールースを聴かせよ~う♪」とステージから歌ってもらえるのは悪い気しなかった。
こうやってまたライブハウスに通うようになると、いつか彼にも会えるんじゃないかなぁと、楽しみでもある。