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10.27.14:35 守っていきたいこと |
強気に話をしていても、中身が一貫しなかったり、
石原慎太郎をヨイショしてる姿をみると、
アンデルセンの童話を見ているようだから。
石原慎太郎も嫌いです。
ただのわがままオジサンなのに、
いったいどうしてあんな人を「リーダーシップがある」
なんて印象を持つ人がいるのか不思議。
がーーーーーーーーーーっ!と弱い立場の人に文句たれること、を
リーダーシップとは言いません。
それに、都知事の任期半ばで辞任して国政に、なんて
無責任もはなはだしい。
これだけ個人が自分勝手に行政や票を動かせるなんて、
ありえん。
ま、こっちでも似たようなものだけれど。
多様性にyes!でレインボーのストラップをつけている。
これは私自身にも言い聞かせていることだけれど、
ひとつの物事を考える時に、必ず色んな方向からアプローチをする。
決して一方向からではいけない。
何かを決めるときには、
それがどのような事柄なのか、
なぜ、それを決定するのか、
なんのために決定するのか、
考えて意見を出す。
そして、色んな意見を聞いて、
まとめて、決定する。
特に団体で何かを話し合うとき、
多数派の意見ではなく、
少数派の意見に耳を傾ける。
少数派の中にこそ、
新しいアプローチがある。
そうできてこそ成熟した団体、成熟した社会、本当の民主主義だと思う。
誰かの鶴の一声に沿って多数決で決定、それこそが民意、そうじゃない。
絶対に違う。
それこそが愚かで恐ろしい粛清の行われたソビエトやイタリア、中国のあの時代の人々だ。
と、もう一度自分自身に言い聞かせてみる。
Re:守っていきたいこと
2012年11月03日土
僕も橋下徹市長は嫌いです。
週刊朝日の記事は不適切な内容だったかもしれませんが
「過剰権力的に他者に対応する者は自身への批判攻撃に対して受忍の義務がある」という有田芳夫氏の指摘に同感です。
石原慎太郎も嫌いです。
暴走老人と田中真紀子さんに言われて悦に入っていますが
社会の暴走を諫めるのが老人の知恵でしょう。
Re:守っていきたいこと
2012年11月17日土
今回の衆院選は日本人の性根が試される選挙になりましょう。
いったい何が争点でしょうか。日本の国土を守ることだと安部さんはおっしゃるが、東電福島第一原発事故で16万人が故郷を失った国土の喪失に対しては謝らない。
原発災害をもたらした自民党の悪政の復活を日本人は許すのでしょうか。
党首に祀り上げられて喜んでいる暴走老人党はもちろん、
日本をグダグダにした現政権もダメ、前政権党も変、
ということで、アメリカが首相にしたくなかったあの人の党なのかなと思っているのですが、
ダークホースにも挙げられてなさそうです。
Re:守っていきたいこと
2012年12月13日木
45さん。こんばんは。
各紙の世論調査を見る限り、今回の選挙は私にとっては惨々たるものになりそうです。
日頃は日本の「右傾化」を口を極めてののしっている北朝鮮と中国が、こともあろうにミサイルを打ち上げたり、尖閣に領空侵犯を行い、安倍某や石原某の選挙応援をするのですからお話になりません。
それを無定見に垂れ流すマスコミもマスコミ。特に民放、NHK。
もっとも中国の領空侵犯については、今日が1937年、あの日本軍による南京入城の日であったことと無関係ではないと思われます。日本の新政権に対するメッセージでしょう。
中国にとっては、尖閣の問題は、日本に支配された歴史と一体で論じられているそうですから。
しかしこれで日本の世論が一層硬化し、右派勢力が憲法改正可能な320議席を奪うことに塩を送っていることに、どれだけの思慮が働いているのか。中国指導部の真意を疑います。
あるいは右派政権が誕生した方が、中国にとっては交渉のテーブルにつけやすいと考えているのかもしれません。
私も今の仕事での現役生活は残り少なくなりました。
残りの時間は、再びの道をたどろうとするこの国に異議を唱え続けることに費やさねばならないのかと考えるこのごろです。
3月11日を経て、日本人は貴女が執筆された謙虚な「神面」の世界を思い出すべきだと思います。
実は私も昨日からイヤな予感でいっぱいでした。
もう、日本には住みたくないと真剣に考えるほどでした。
私はこの国が大好きです。
素晴らしい文化を持ち、
素晴らしい心を持ち、
真に凛とした奥ゆかしい人たちが住んでいる日本。
しかし政治は違う。
国益、国益と言葉では言っておきながら、
その実、自分自身のことしか考えていない人たち。
国を売って、利益を得ている人たち。
その利益はけっして国内にとどめず、外に持ち出す人たち。
そんな人ばかり。
聡明な友人は、日本の政治の動向を知るにはアメリカ、ヨーロッパ、そして中国の状況を見れば予測がつくと言っていました。
だから海外メディアのニュースをチェックしています。
日本国内のマスコミが流すニュースではなく。
恐ろしいですよね。
eyesさんがおっしゃるとおりです。
国民は同じ間違いを3度、起こそうとしています。
Re:守っていきたいこと
2012年12月14日金
一度目は広島・長崎。
二度目は福島。
そして三度目は・・・。
原子力発電所に反対し続けてきたある物理学者は、この30年、原発事故があちこちで頻発し、徐々に大きな事故になってきたにもかかわらず、それを教訓とせずに対処療法で済ませてきたことが東電福島の事故を招いたと言っています。まるで天の警告のようにじわじわと事故の規模を広げてきたのに、政治は見て見ぬふりをしてきたと。
そして今回の事故も不幸中の幸いで日本全土がおしまいになるまでには至らなかった。しかしその警告を逃せば次は・・・と。
世論調査には裏の数字があり、自民党や維新を支持している人は全体で3割ほどしかいないのです。5割は支持政党や投票先を決めていない。その人たちが1票を行使しないために、3割の世論で日本の将来が決まってしまう。
ともあれ、大きな声に時代が流される時ほど個人の生き方が問われます。
時代に抗した桐生悠々、田中正造、斉藤隆夫ら政治家、ジャーナリストをはじめ、伊丹万作、山中貞夫といった映画人、米国でいえばウイリアム・ワイラーやビリー・ワイルダーらの著作、作品を年末年始は読み直し、鑑賞したいと思っています。
奇遇ですねぇ~
実は私、先日「情婦」と「サンセット大通り」を観ましたー♪
「サンセット~」は以前観たことがあったのですが、
「情婦」は初めて。
面白かったです。
人間味あふれる弁護士、いろいろと世話を焼く看護婦、
まさかあの口うるさい看護婦さんが、
ラストであんなに観客の気持ちをスッキリさせてくれる存在になるとは!
ほんのラスト数分前までは、あーやっぱり後味悪かった・・・と思っていたのですが、
すっごく前向きな気持ちになりました。
「サンセット大通り」は相変わらず怖かった・・・・・
グロリア・スワンソン・・・・雰囲気ありすぎです。
参院選の結果について
2013年07月24日水
お久しぶりです。
参議院選挙も予想通りの結果。私の2票は選挙区、比例区ともに死票になりました。
新聞テレビが自民党圧勝の世論調査をしきりに流したことを、世論操作と批判する人たちがいます。でも民主党が大勝した2007年の参院選や、政権交代を果たした2009年の選挙でも、民主党圧勝の世論調査を各社、選挙期間を通じて報じていたのです。
その時には批判せず、自分に不都合な結果が出ると敗因をマスコミのせいにするのは、いささかご都合主義のような気がします。
かつては世論調査で与党有利の数字が出ると、必ず野党有利に働いていたものです。ところがここ10年ほど、世論調査の数字が覆ることはほとんどありません。つまり日本人が判官贔屓を捨てて、勝ち馬になびくようになったということ。あるいは自分の一票ではどうしようもないというあきらめが広まったということではないでしょうか。
このような日本人の精神の劣化こそ、議論されるべきではないかと思うのです。
いつかお話した伊丹万作の「戦争責任者の責任」を再読。まさに現代日本人にあてはまる内容です。インターネットの「日本ペンクラブ電子文芸館」で読むことができます。
45さんも、ぜひご一読を。
お元気ですか?
駅のバルで話しに盛り上がったことを思い出します。
参院選・・・・
あれからちょこちょことこの国の行く末を左右するようなニュースが出てきてます。
そしてその度、ネット上であのころは口を閉ざしていた人たちがフェイスブックなどで口を開くようになっています。
いま開くならなぜあの時開かなかった?と言いたい。
自民党の候補者が当選したとき、その写真をシェアして「おめでとう!」と入れてた人もいました。
そういう人たちこそが抑止力になるべきなのに。
ちかごろ、この街の実力者たちの「薄さ」に愕然としました。
行政がダメなのは分かっているけれど、「お前もか?」と嘆かわしく感じているところです。
トップがあまりに幼稚すぎます。
トップ・・・いえ、誰もかれもです。
もちろん、私も。
onlyさん、自分の身は自分で守らなければならないですね。
Re:守っていきたいこと
2013年09月24日火
大ヒットのドラマ「半沢直樹」は、一昨日に終わりました。ご覧になりましたか?
もしご覧になっていらっしゃらなければ、TBSのブログをご覧いただいた上で以下はお読みください。いろいろ省略していますので。といっても、僕も最後の3回しか見ていませんが。
半沢(堺雅人)は、とうとう宿敵の大和田常務(香川照之)の不正を取締役会で立証して、百倍返しを果たしました。大和田は懲戒解雇、半沢は出世かと思いきや
大和田は役員にとどまり、半沢は子会社へ出向を命じられるという、理不尽な結末になりました。
取締役会で不正を暴露したまではよかったけれど・・・・・・
「スミス都へ行く」のハイライトのように、腐敗しきった銀行の内情を役員の面前で糾弾し、大和田に土下座を迫ったことで、半沢は墓穴を掘ってしまったようです。
取締役連中は所詮、現状維持派。半沢をのさばらせたら、いつ自分に火の粉がかかってくるかもしれません。だから、半沢が切られるのは必然です。
銀行だけではない。今の日本社会全体を表した結末だと感じました。久々に、見ごたえのあるドラマではありました。
しかし、僕には不満が残りました。
ある知人は、このラストの理不尽を中学生の息子に難詰されて、説明に困ったと言っていましたが、あれは大人のドラマですよね。
昔は、午後8時を過ぎれば、テレビは大人のものでした。プロレスしかり、野球しかり、「シャボン玉ホリデー」をはじめバラエティや、ドラマしかり。
子供は早く寝るか、勉強を強いられたものですが、それでも背伸びして、眠い目を擦ってテレビを見て、男女の濃密な世界に胸ときめかせ、社会の不条理さに純粋な正義感を燃え上がらせていたものです。
だから、「半沢」は、現在のお子様向けのテレビ界に、一石を投じてくれたと思っています。知人の息子が見るに値するドラマではあったでしょう。
でも、昔のドラマは、あんなものではなかった。
単純な善悪二分論でストーリーを仕切り、役者にやたら大声でわめきたてさせ、さあ、ここがクライマックスだとばかり、大仰なBGMをかなでるような作品はなかった。
「君は海を見たか」「岸辺のアルバム」「阿修羅の如く」・・。「あかんたれ」も、そうですよね。
そんな大人のドラマを、子供から大人になる時期の分水嶺に身を浸しながら鑑賞して、私たちは成長してきたのではないでしょうか。私に言わせれば、「半沢」も、「大人子供」に媚びたドラマに思えてなりません。
余韻がないのです・・・これは昨今の日本映画にも共通する問題です。
それでもまあ、よしとしましょう。時代が変わったのですから。バブル時代の軽~いトレンディドラマとやらよりは、ずっとましです。
堺雅人君は、いい役者です。堺君をはじめ「半沢」に出演した若い役者さんたちが、、さらに上の演技を目指して、日本の映画・テレビ史上に残る名優になってくださることを祈ります。
続編に期待しています。
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