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02.22.03:35 [PR] |
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02.08.22:43 おさるのさん |
ちょっぴり前に誕生日で抱きまくらをもらった。
これがまた、大きくもなく小さくもなく、太くもなく細くもなく、色はグレーで自己主張はせず、ただもう抱き心地・さわり心地最高で、かなりヒット。
なんだけど、顔。
袋をあけてブツが出てくるなり「ほらあ、45さんにそっくりでしょ~
」と、にっっっこりされたので、なんでやとは言えず複雑な思いを抱きつつ「ありがとう」と言ったと思う。
名前もつけた。
おさるのさん。
ホントはフルネームがついているが、名字だけ公開。
で、おさるのさんだが、私のところに来て以来、あまりのさわり心地良さのため、寝るときはもちろん、どこかへ出かけるときにも必ず車の助手席に乗っている。
ホントは車に乗せっぱにしようと思っていたが、まず一緒に寝てから、と一晩抱っこして寝てみたら手離せなくなった。
ヤバイ!この歳になって、まさかライナスの毛布を持つことになろうとは・・・・・
そんなおさるのさんは人気者。
この何とも情けない足の風情もたまらない。
勉強中の娘が膝の上に置いていたり、私の車に乗った友人が助手席で抱っこしている。
私に似た辛気臭い顔は置いといて、抱き心地は最高です。
これがまた、大きくもなく小さくもなく、太くもなく細くもなく、色はグレーで自己主張はせず、ただもう抱き心地・さわり心地最高で、かなりヒット。
なんだけど、顔。
袋をあけてブツが出てくるなり「ほらあ、45さんにそっくりでしょ~
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名前もつけた。
おさるのさん。
ホントはフルネームがついているが、名字だけ公開。
ホントは車に乗せっぱにしようと思っていたが、まず一緒に寝てから、と一晩抱っこして寝てみたら手離せなくなった。
ヤバイ!この歳になって、まさかライナスの毛布を持つことになろうとは・・・・・
そんなおさるのさんは人気者。
この何とも情けない足の風情もたまらない。
勉強中の娘が膝の上に置いていたり、私の車に乗った友人が助手席で抱っこしている。
私に似た辛気臭い顔は置いといて、抱き心地は最高です。
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02.06.14:49 24時間の神話 |
いきなりなんだけど・・・・耳に心地よいメロディなために、つい、良い曲よね~と言ってしまいがちな歌。
たしかに歌詞の中にはぐっっとくるフレーズがいくつかある。
しかし、これに歌われている人はどう考えても、旅行先で出会った人と一晩の逢瀬を楽しみ、住所の交換をして別れたが、それは嘘であった、という、残念な人である。
嘘のアドレスを受け取ってしまったのは、寝てみたらば単にその人に魅力がなかったのか、相手は結婚していて、旅行者なら後腐れもないだろうーと遊ばれたのか・・・・・
そういう、あたたー、な一日の話が24時間の「神話」にまでなってしまうという不条理はいったいなんなんだろう。
まず、この人はとても真面目な人なのか、一度あったきりの人に対して夢を見てしまっている。
その原因が、何かはわからないが、その人と交わした「約束」である。
まったく、真面目な相手に対して罪なことである・・・・
そのうえ、どうやら相手との一夜はずいぶんと激し、いや、素敵だったようである。
もっと弱く抱きしめてくれたら、私はあなたを早く忘れられたわ、と言っているところが証拠である。
そして、もっと夜が二人に優しくて、ずっと廻りつづけたら、、、ということは、相手は多分、朝までは一緒にはいられずに帰ったものと思われる。
相手にしてみたら、旅先を案内して、そして夜はいい感じになってやり放題で、一番良い美味しいとこどりのままごめんね、と自分の場所に帰っていけて、なんとやりやすい人だろう。
ということでこの人は、相手から聞いた坂道の名前と、触れたくちびるがいたずらに覚えている約束と、旅先の写真を大事に抱きつつ、あれは神話である、と自分のなかで美化するのである。
これは青山テルマの「そばにいるね」に匹敵する、メロディに騙されてどうも解せない歌のひとつである。
たしかに歌詞の中にはぐっっとくるフレーズがいくつかある。
しかし、これに歌われている人はどう考えても、旅行先で出会った人と一晩の逢瀬を楽しみ、住所の交換をして別れたが、それは嘘であった、という、残念な人である。
嘘のアドレスを受け取ってしまったのは、寝てみたらば単にその人に魅力がなかったのか、相手は結婚していて、旅行者なら後腐れもないだろうーと遊ばれたのか・・・・・
そういう、あたたー、な一日の話が24時間の「神話」にまでなってしまうという不条理はいったいなんなんだろう。
まず、この人はとても真面目な人なのか、一度あったきりの人に対して夢を見てしまっている。
その原因が、何かはわからないが、その人と交わした「約束」である。
まったく、真面目な相手に対して罪なことである・・・・
そのうえ、どうやら相手との一夜はずいぶんと激し、いや、素敵だったようである。
もっと弱く抱きしめてくれたら、私はあなたを早く忘れられたわ、と言っているところが証拠である。
そして、もっと夜が二人に優しくて、ずっと廻りつづけたら、、、ということは、相手は多分、朝までは一緒にはいられずに帰ったものと思われる。
相手にしてみたら、旅先を案内して、そして夜はいい感じになってやり放題で、一番良い美味しいとこどりのままごめんね、と自分の場所に帰っていけて、なんとやりやすい人だろう。
ということでこの人は、相手から聞いた坂道の名前と、触れたくちびるがいたずらに覚えている約束と、旅先の写真を大事に抱きつつ、あれは神話である、と自分のなかで美化するのである。
これは青山テルマの「そばにいるね」に匹敵する、メロディに騙されてどうも解せない歌のひとつである。
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01.31.22:49 馬に蹴られて |
昨日と今日、パシリみたいな仕事で朝から閉館まで図書館にいた。
ある町の資料集めで明治28年から去年までの地元紙、宮日新聞の記事を読んでいた。
明治28年から平成2年までの新聞は、マイクロフィルムに収められている。
金曜日にはちらっと様子見で、全然関係のない「太平洋戦争開戦」だの、「玉音放送」だのを試しに探してみた。
なんとなく切ない気持になったのが、終戦の頃の新聞が、紙面の半分ほど真っ白だったこと。
戦後、少しずつ生活が落ち着いてきたころの三面記事は面白い。
「発狂した夫、妻と子を食べる」
「結婚を嫌って家出」
「寝床大爆発」
「馬に蹴られて幼児死亡」
などなど。
誰それが心中した、という記事もかなりあったのだが、中でも「おお!」と思ったのが、男同士で、という心中記事がふたりの顔写真入りで大きく載せられていたこと。
年や月が限られて読んでいたのに、2件見つけた。
その中の1件には「変質的な関係にあり」とあった・・・
彼らの友人にも話を聞いていて、「ふたりは大変お酒を飲むのが好きだった。きっと給料だけでは足りなかったので、厭になったのだろう。それしか考えられない」と、載っていた。
ナイス、友人。
馬に蹴られて亡くなっている人たちがけっこういる、というのは時代を感じる。
また、寝床大爆発は、自宅の地下に戦時中の爆薬を隠していて、それが爆発したのだとか。
結婚を嫌って家出した娘は、両親から許嫁を勝手に決められ、嫌がって家出したらしい。
彼女の身長は四尺七寸。。。。。何センチ?
発狂した夫、というのは宮崎ではなかったが、なんでも仕事で大変な目にあい、衝動的に妻と息子を殺し、お腹を切り裂いて内臓をまさぐっていたとか、首を切断していたとか・・・
なんとなく、まだテレビも各家庭に普及してない時代なので、事件の扱い方がまさに三面記事らしいというか、カストリ雑誌ぽくて面白い。
性病を持っている女性の仕事の割合なども調べられていた。
一位は旅館の仲居、その後、カフェーの女給、なんてものもあった。おいおいおい。
紙面に大きく映画の広告が出ているのも特徴。
載っていない日はないぐらい。
映画館もかなりの数。
東映三本立て、とかで、若山富三郎のなんたらと、肉欲のなんとか、みたいなエッチな感じのが二本ついていて、エッチな写真入りで広告がでていた。
映画がしっかり娯楽だった時代なんだわ。
「欲望という名の電車」を三名の識者が語る、という企画も興味深いものだった。
座談会形式で、参加していた女性がマーロン・ブランドにはセックスアッピール(この言い方が素敵)を感じた、と語っていたが、この映画の彼・・・私もそう感じた。
ということで、仕事は進まず、目は疲れ、だけど面白い経験だったす。
ある町の資料集めで明治28年から去年までの地元紙、宮日新聞の記事を読んでいた。
明治28年から平成2年までの新聞は、マイクロフィルムに収められている。
金曜日にはちらっと様子見で、全然関係のない「太平洋戦争開戦」だの、「玉音放送」だのを試しに探してみた。
なんとなく切ない気持になったのが、終戦の頃の新聞が、紙面の半分ほど真っ白だったこと。
戦後、少しずつ生活が落ち着いてきたころの三面記事は面白い。
「発狂した夫、妻と子を食べる」
「結婚を嫌って家出」
「寝床大爆発」
「馬に蹴られて幼児死亡」
などなど。
誰それが心中した、という記事もかなりあったのだが、中でも「おお!」と思ったのが、男同士で、という心中記事がふたりの顔写真入りで大きく載せられていたこと。
年や月が限られて読んでいたのに、2件見つけた。
その中の1件には「変質的な関係にあり」とあった・・・
彼らの友人にも話を聞いていて、「ふたりは大変お酒を飲むのが好きだった。きっと給料だけでは足りなかったので、厭になったのだろう。それしか考えられない」と、載っていた。
ナイス、友人。
馬に蹴られて亡くなっている人たちがけっこういる、というのは時代を感じる。
また、寝床大爆発は、自宅の地下に戦時中の爆薬を隠していて、それが爆発したのだとか。
結婚を嫌って家出した娘は、両親から許嫁を勝手に決められ、嫌がって家出したらしい。
彼女の身長は四尺七寸。。。。。何センチ?
発狂した夫、というのは宮崎ではなかったが、なんでも仕事で大変な目にあい、衝動的に妻と息子を殺し、お腹を切り裂いて内臓をまさぐっていたとか、首を切断していたとか・・・
なんとなく、まだテレビも各家庭に普及してない時代なので、事件の扱い方がまさに三面記事らしいというか、カストリ雑誌ぽくて面白い。
性病を持っている女性の仕事の割合なども調べられていた。
一位は旅館の仲居、その後、カフェーの女給、なんてものもあった。おいおいおい。
載っていない日はないぐらい。
映画館もかなりの数。
東映三本立て、とかで、若山富三郎のなんたらと、肉欲のなんとか、みたいなエッチな感じのが二本ついていて、エッチな写真入りで広告がでていた。
映画がしっかり娯楽だった時代なんだわ。
「欲望という名の電車」を三名の識者が語る、という企画も興味深いものだった。
座談会形式で、参加していた女性がマーロン・ブランドにはセックスアッピール(この言い方が素敵)を感じた、と語っていたが、この映画の彼・・・私もそう感じた。
ということで、仕事は進まず、目は疲れ、だけど面白い経験だったす。
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01.26.09:33 透光の樹 ~映画~ |
残念ながら上映会で観ることができなかったので、秋吉久美子をこよなく愛するhiro氏からDVDを拝借、夕べ観たのですが、一晩たっても気持ちにじわじわきてます!
金沢の有名な刀鍛冶で、今は寝たきりになってしまった父親と、12歳の娘と暮らす千桐(秋吉久美子)。
夫(平田満)とは離婚し、知り合いの料亭で仲居をしながら生活している。
そこに、以前父親を取材したことのある映像会社社長・今井郷(永島敏行)が現れ、あなたの体が目当てだがどうだろう?と、生活の資金援助を申し出る。
千桐がお金を受け取り、初めて郷に抱かれるまでの二人の抑揚の無い話しぶり、だとか、その後ふたりの関係を続けていきたいのに上手に伝えられず突拍子のないことをしでかしたり、付き合っているふたりがまるで中学生かのようにお互いの名前を壁に刻んでみたり、などという場面を20年前に観たなら「気持ち悪い」と、私はきっと思っただろう。
ところが、そんな場面をスンナリ受け入れてしまい、自分でも驚いた。
先日は「あの日、欲望の大地で」を観た。
母親が夫以外の恋人との逢引中に亡くなり、心に救いようのない傷を負った娘の話だ。
共通するのはどちらも女の性(さが)が描かれている、ということ。
だが、「あの日~」の母親(キム・ベイシンガー)にはまるで共感できなかった。
その違いは、それぞれの女(母親)の持っている信念・潔さ、だろう。
妻のある男性をお金で恋人にしておきながら!娘もいるのに!
などとは言わないでほしい。
潔さとは、決して人の道を外れないとか、そういうことだけではないと思う。
大人として守るべき部分を守る、ということだろうか。
千桐も見かけはなよなよしていて危なっかしいし、娘に父親をお願いして(親戚に、かもしれんけど)恋人に会いに出掛けたりする。
それでも、娘に対する一線は、常に持っているように見えた。
その上で、体の中に残っていた性の部分を郷との逢瀬で開花させ、またそのことが、今後の彼女の生きる力、になる。
ラストの年老いた千桐と、彼女を見つめて恨みごとをひとり、つぶやく娘だが、その娘の気持ちも痛いほどよくわかる。
それでも、いつか、娘も千桐の思いを理解する時が来るかもしれない。
その時は、「母は幸せだったのだな」と、泣けるほどの幸せを、きっと娘も感じながら。
真面目に書いたぜ!
秋吉久美子の全裸、それも正面からの全裸はきれいだった。
子どもを産んだ中年の女の、いい感じでー。
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01.22.12:34 中山美穂というと |