12.04.01:47 [PR] |
10.20.01:26 能 |
とある縁で延岡の薪能を観に行った。
今年になって能がどんなものなのかを知る機会があり、多分まだ能の世界の氷山の一角だけしか判ってないんだけど、
生と死が演劇の中に普通に存在している見世物だということに興味がわき、これから何かにつけ能は追っていこうと思っている。
今年で16回の延岡天下一薪能は宮崎映画祭みたいに全員ボランティアで運営するそうだ。
宣伝、セッティング、当日の運営、たくさんの人たちが動いていた。
延岡にあった文化を掘り起こして、それを基に16年も続けている。
文化の再生だ。
すごい。
能は、わかる人にしかわからないものでいいと思う。
物語を事前に調べておかなければ、意味がわからない。
大きな動作も動きもないし、
もちろん、面の表情も動かない。
だからこそ観る人の想像力をかきたてる。
面の表情は動く。
動かないけど動く。
切ない別れや、狂おしいほどの怒りや、ほとばしる愛情が見える。
とても美しい。
死がとても身近にあった時代の芸能。
鼓や笛やお囃子も、空気を切るように凛としていた。
11月になると各地で神楽も始まる。
宮崎の秋が深まって来る。
今年になって能がどんなものなのかを知る機会があり、多分まだ能の世界の氷山の一角だけしか判ってないんだけど、
生と死が演劇の中に普通に存在している見世物だということに興味がわき、これから何かにつけ能は追っていこうと思っている。
今年で16回の延岡天下一薪能は宮崎映画祭みたいに全員ボランティアで運営するそうだ。
宣伝、セッティング、当日の運営、たくさんの人たちが動いていた。
延岡にあった文化を掘り起こして、それを基に16年も続けている。
文化の再生だ。
すごい。
能は、わかる人にしかわからないものでいいと思う。
物語を事前に調べておかなければ、意味がわからない。
大きな動作も動きもないし、
もちろん、面の表情も動かない。
だからこそ観る人の想像力をかきたてる。
面の表情は動く。
動かないけど動く。
切ない別れや、狂おしいほどの怒りや、ほとばしる愛情が見える。
とても美しい。
死がとても身近にあった時代の芸能。
鼓や笛やお囃子も、空気を切るように凛としていた。
11月になると各地で神楽も始まる。
宮崎の秋が深まって来る。
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Re:能
2012年10月20日土
こんにちは
45さんが文を書かれた写真集、「神面 面師 本井繁意の世界」を書店で購入しました。
拝見して、どうしても能や神楽を観てみたいと思い、私も延岡の薪能へ行って来ました。
この本、「私」から広がる外の世界と内の世界を感じます。
よい本に出会えたと思っています。
夜、ワインを飲みながら眺めています!
薪能は、とても面白く、また来年も拝見したいと思ったところです。
演目の物語と解説を読むことでも楽しめました。
もしかしたら、音楽や絵画と同じように感覚で観るものかもしれませんが…
その後、1つ1つの所作にも意味があることを知りましたので、
次回は、ある程度、能の知識を得てから観ても今回と違った楽しみ方ができるのではと思っています。
特に船弁慶は、静御前の気持ちの流れにも心が揺れましたが、
平家の亡霊という目に見えない存在を存在させ、そして起こる災いを弁慶の法力で治める、
目に見えないものの存在と見えるものの存在の関わり方は、
人の持つ第六感、とても大事な感覚だと私は思っているのですが、それを見たように思います。
実に面白かったです。
では、これからもブログ更新を楽しみにしております。
Re:Re:能
pepeさま。
ありがとうございますーmm
あなたにこのようなお言葉をいただき、
光栄至極の思いですー。
これからも謙虚に慎ましく自分に向かいます。
これからも、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
>
>45さんが文を書かれた写真集、「神面 面師 本井繁意の世界」を書店で購入しました。
>拝見して、どうしても能や神楽を観てみたいと思い、私も延岡の薪能へ行って来ました。
>この本、「私」から広がる外の世界と内の世界を感じます。
>よい本に出会えたと思っています。
>夜、ワインを飲みながら眺めています!
>
>薪能は、とても面白く、また来年も拝見したいと思ったところです。
>演目の物語と解説を読むことでも楽しめました。
>もしかしたら、音楽や絵画と同じように感覚で観るものかもしれませんが…
>その後、1つ1つの所作にも意味があることを知りましたので、
>次回は、ある程度、能の知識を得てから観ても今回と違った楽しみ方ができるのではと思っています。
>
>特に船弁慶は、静御前の気持ちの流れにも心が揺れましたが、
>平家の亡霊という目に見えない存在を存在させ、そして起こる災いを弁慶の法力で治める、
>目に見えないものの存在と見えるものの存在の関わり方は、
>人の持つ第六感、とても大事な感覚だと私は思っているのですが、それを見たように思います。
>実に面白かったです。
>
>では、これからもブログ更新を楽しみにしております。
>
ありがとうございますーmm
あなたにこのようなお言葉をいただき、
光栄至極の思いですー。
これからも謙虚に慎ましく自分に向かいます。
これからも、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
>
>45さんが文を書かれた写真集、「神面 面師 本井繁意の世界」を書店で購入しました。
>拝見して、どうしても能や神楽を観てみたいと思い、私も延岡の薪能へ行って来ました。
>この本、「私」から広がる外の世界と内の世界を感じます。
>よい本に出会えたと思っています。
>夜、ワインを飲みながら眺めています!
>
>薪能は、とても面白く、また来年も拝見したいと思ったところです。
>演目の物語と解説を読むことでも楽しめました。
>もしかしたら、音楽や絵画と同じように感覚で観るものかもしれませんが…
>その後、1つ1つの所作にも意味があることを知りましたので、
>次回は、ある程度、能の知識を得てから観ても今回と違った楽しみ方ができるのではと思っています。
>
>特に船弁慶は、静御前の気持ちの流れにも心が揺れましたが、
>平家の亡霊という目に見えない存在を存在させ、そして起こる災いを弁慶の法力で治める、
>目に見えないものの存在と見えるものの存在の関わり方は、
>人の持つ第六感、とても大事な感覚だと私は思っているのですが、それを見たように思います。
>実に面白かったです。
>
>では、これからもブログ更新を楽しみにしております。
>
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