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03.13.18:44 [PR] |
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07.18.09:23 もどかしくてどうにかなりそう |
平原綾香「カンパニュラの恋」の歌詞で秀逸だと思うのは、
かえる場所は ふたり過ごしたカンパニュラのとき
そっと 降るはずのない雪が舞う
という部分。
この歌詞の前に、この歌の主人公はどうやらひと夏の激しい恋をしたらしい、というくだりがある。
夏の終わりとともに相手に別れを告げられたんだな、そうかそうか、それはつらかったろう・・・と受け手が感じているところに前述の歌詞が入ってくる。
すると、カンパニュラは夏の花であるのに雪が舞っている、そんな情景が主人公の孤独感を思わせ、ひどく傷ついて苦しんでいる心象風景として鮮やかに、それも美しく見え、感動させられるのである。
その部分は逆に、道に倒れてその人の名前を呼び続けてもよい。
要は、あまり説明はせずに雰囲気でザクッとやられるか、思い切り極端に叫びまくって泣きわめけば、それはそれなりの品が漂うということ。
夕べ、「サクラ色」しか知らないアンジェラ・アキのライブを見た。
初めて見る彼女は、みょうにテンションの高い西洋人顔した大阪のおばちゃん、だった。
パワーは確かにある、だけど、そのパワーに少しだけ引いてしまうところもあった。
人って明るいばかりでは疲れるし、かといって暗いばかりではダルい。
私の苦手で嫌いなタイプが、誰からも好かれる好青年、だからかなぁ・・・・
この人は、きっと良い人なんだと思う。
歌詞を読んでも、曲調も、全体的に恥ずかしいぐらいストレートだし。
この「恥ずかしいぐらい」がミソ。
顔がきれいで声がきれいで歌とピアノが上手で、おまけに性格も良くて、真っ直ぐで、、、、ううむ・・・ここまで書くと、歌とピアノが上手以外はそのまま私ではないか・・・・それは冗談だけど、去年のNHK全国高校合唱コンクールの課題作「手紙」なども、良い歌詞なんです。
だけど、あまりにもそのまますぎて、本当に「手紙」なんだなぁ。
曲調もホントに「学校で歌います♪」みたいな雰囲気だし。
アンジェラ・アキは良いと思うけどハマれないのは、そこ。
それに「たしかに」という曲は、何度聴いてもロバートのコントを思い出す・・・・
彼女、良くいえば 『古きよき日本人』 悪くいえば 『古い』、ヘタすると女・長渕剛。谷村新司ぽくもある。
綾香ぽんの歌で唯一嫌いな「朱音」は谷村新司作詞・作曲だ・・・・・・
悪くはないんだけど、いまいちガッッッと入り込めない理由なんです。
だけど多分、EXILEのライブに行くかアンジェラ・アキか、と尋ねられたらアンジェラ・アキに行くかなぁ。
文句をいっぱい言ったような気がするけれど、ライブは面白かったです。
生・サクラ色、には感激した。
そうだーー!否定の言葉に押しつぶされても、這い上がり戦い続けるんだーーーーー!
「this love」という曲の「信じる力が愛を自由にする」「信じる力が私を自由にする」って歌詞は大好きだったし。
嬉しかったのか楽しかったのかダメなんだか冷めてるんだか?なんですが、良い気持ちで観終わったんですよ!まじで。
だからどーーーも悔しいんですな。
あー、あと携帯電源切り忘れてて途中で「ギブス」を流してしまいましたーーー、ごめんなさい!
ものすご悪かった・・・・大反省・・・・・・・・
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07.12.23:40 瀧川先生と25名の仲間たち |
今日は小学生の部と高校生Bパート、一般の部。
一般の部は夕方からで、映画仲間のS氏が都城市民吹奏楽団で出場、金賞をとったらしい。
おめでとうございます♪
小学生の部では我らがO淀小学校吹奏楽部、金賞&九州大会出場が決定した。
娘らは8月29日の大会目指し、夏休み無しで練習。。。私は毎朝お弁当つくり、まぁいいか。
体調崩さず、元気にやってほしい。
今年の初めに県北の高千穂小学校吹奏楽部を取材させてもらった。
顧問になって3年目の瀧川先生と29人の子どもたち、保護者数名に話をきいた。
小さな町の小さな学校にも関わらず、20年ほど前に地元の音楽好きな住職が熱心に応援して、全国大会にも出場したことがある、という歴史がありながら、部員数激減でつぶれかかっていたこと、瀧川先生(ほとんど素人だった)が顧問を引き受けてからは入門書を読みながら部員を指導し、または半ば強引に生徒を勧誘し(笑)ようやく形になったのが3年前。
去年の予選でも素晴らしい演奏を聴かせ、金賞受賞したけど九州大会の切符は手にすることはなかった。
しかし、少人数だからこその音の輝き、まとまりは観客たちの心に深く残るものだった。
私が取材したいと思ったのも、ひとつは格好良い女教師とお知り合いになりたかったのもあるけれど(笑)、色んなところから聞こえてくる評判のもと、を知りたかったから。
実際にお会いした彼女は、色白で背が高く、スタイルよし、しかしズッコケお笑い系の、とても魅力的な素敵な女性だった。
だからこそ、若い彼女を周りの保護者たちも応援しているのだろう。
そして今日。
瀧川先生と25名の子どもたちの演奏は、他のどの団体より素晴らしいものだった。
少数精鋭、といった感の音、西本智美ばりの格好良いルックスな瀧川先生の指揮、なんといっても全体から溢れている情熱は、観客に大きなメロディの波となって伝わった。
演奏終了後、万雷の拍手がそれを物語っていた。
結果は金賞。
しかし、金賞受賞4校のうち、高千穂小学校だけが九州大会への切符を手にすることはなかった。
最後に名前を呼ばれた学校には悪いが、一瞬空気が凍った。
控え目な拍手は、何故?どうして?と言っていた。
私がO淀小だと知っている彼女は、私をみて、まず「おめでとうございます」と言った。
私は素直に喜べず、とっっっっても素晴らしかったです、とだけ伝えた。
「夢を断たれました・・・」
彼女はそう言って笑ったけど、彼女と子供たち、応援している保護者たちの気持ちを思うと、胸が張り裂けそうだ。
演奏を聴いたときには、一緒に九州大会に行ける!と確信したのに。
顧問になってまだ4年目、そんな年月の差なのだろうか?
それとも素人にはわからない、いけない部分があるのだろうか?
どうしても納得いかない結果に、ひどく後味の悪い予選会だった。
高千穂町立高千穂小学校吹奏楽部。
是非、名前を覚えておいてください。
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07.02.17:57 可愛いぞう |
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06.28.15:55 天才たちの情景 |
中島みゆきはやっぱり天才だと思った。
井上陽水は美しいと思った。
まるで昨日と同じ海に 波を残して あなたを乗せた船が 小さくなっていく
いい加減に悟ればどうかと 低く招く誘い蹴れば 掌は返る敵はふえる
それでこうしてやさしい人を おろおろと探しているんです
毎日 吹雪 吹雪 氷の世界
言葉を文字にしてみると、うんうん・・・なるほど・・・と情景が浮かぶ。
彼らはみんな自分でメロデイーを作り、それに文字をのせる。
逆かもしれないが、私はその作業をやったことがないので、どちらにしても感動する。
なんせ『海岸通り』なんか、この一曲だけで映画のよう。。。
唐突に松任谷由美の『冷たい雨』、初めて聴いたのは小学5,6年生だったと思うが、その時からの素朴な疑問がある。
冷たい雨に打たれて 街をさまよったの
もう許してくれたって いいころだと思った
部屋に戻ってドアを開けたら
あなたの靴と誰かの赤い靴
いったいこの人は、どれだけ街をウロウロしてたんだろうっ!
単純に私はそう思った・・・・・
喧嘩して、彼の部屋を飛び出して、街をウロウロしていた・・・・そういうイメージで聴いてしまう。
だから、この男はなんてヤツだ!そんな短時間で新しい彼女ができてっ!そう思っていた。
そーいうことじゃないんじゃないっっっ?!と言われて、あーそうなのかー、と長年の疑問が晴れた。
そんな歌詞ってない?
うう・・・それにしても写真並べてみると、ギターって格好良いなぁーーー
みゆきさんなんて、もぉう♪
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06.12.00:27 ひとつづつの そしてひとつの |