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02.09.08:57 [PR] |
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12.06.21:45 夕べあなたの唇を |
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12.02.21:46 12月の最初の日 |
夕日がとてもきれいだった。
どんなに喜んでも落ち込んでも時間は規則正しく過ぎて行き、いつの間にか終わり、そしてまた始まり、宇宙の法則から見たら机のホコリほどの存在でしかない私。
一番好きな海の色。
瑠璃色の薄いタールのような、まだくすぶっている溶岩のような。
海が満ちていく、命がうまれる。
引いていく海が連れて行く、すべるように波に乗っていのちと。
そしてわたしも。
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11.09.20:57 人権、人権ってうるさいなぁ |
学校で保護者向けの勉強会を企画する役を2年やったが、人権についての勉強会だけは強制的に予定が組まれていた。
東京のNPO法人かものはしプロジェクトの村田さんをお呼びして講演をしてもらったのが1回目。
カンボジアの貧困による人身売買や児童売春についての話しをしてもらった。
まだ性のことなど何もわからない幼児たちが、いきなり大人たちの性具にされ、傷つき、病気になり、身体を壊し、死んでいくこと、そしてそんな運命に立ち向かう術すら知らない、それこそが人権侵害だと私は思ったから。
人権侵害、と一言で言ってもいろいろあるそうだ。
例えば、誰かが「私は○○の中で差別されています!」と言えば、その人の周りの人たちはそれだけでも人権侵害を行った、ということになるらしい。
そこで、今、きっと日本をどこかの国に差し出そうとしているとしか思えない民主党が、またまた野望に向けての布石というか、新たな法案を出している。
「人権擁護法案」
これは、昔の五人組のようなことになりかねない法案である。
または密告が横行した中国の文化大革命のころのような。
民主党が出している法案は、簡単にいうと人権保護のために人権を守っているかどうかを国が監視する、ということである。
ヘタをすると、ものすごく不条理な目にも遭いかねない。
で、この法案が今国会で可決されるかもしれないという。
それも尖閣諸島ビデオ流出で、その話ばかりになっている時に。
ネットで調べてみると、ガセだ、デマだ、という人や、いいやそうじゃないよー、という人、二分している。
そこで鳩山総理のときから判っていたことだけれど、もう民主党はダメだということだけはハッキリしている。
経済の方でも、または食料問題でも日本が危機的状況に陥っていることを、知っている人は知っている。
マスコミが報道しないだけで。
裸に首輪をつけて、四つん這いになって手を使わずにご飯を食べろ、排泄もそのままやれ、そのまま生活しろ、そんなことを強要されたら人権侵害だと訴える。
人間扱いされていない。
または、家族を養うために10歳にも満たない子どもを売って、過酷な状況で売春させる。
病気になったらほったらかし、死んだらゴミ袋に入れて捨てる。
それは人権侵害だ。
差別はそれを口に出したときに始まる。
利用しようと思えばいくらでも利用できる。
本当に死ぬほど苦しんでいる人たちが、その中にどれくらいいるのだろう。
国レベルで対処しなければいけない場合をのぞき、手を差し伸べることができるのは、周りの人間たちだ。
行政で対処するような人権擁護って、いったいどこまでのレベルなんだろう。
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09.07.00:01 可愛い肩書きついてます |
生活していかなければ、なので、お金を稼ぐための手段は必要だ。
私自身で「生活してます!」と言えたら、最高に嬉しいと思う。
そこにはまだまだ到達していないので、そのために頑張っている。
あ、ドレミ会会長という可愛い肩書きがついています、今年度だけですが。
子どもたちは本当に頑張っています。
九州大会では金賞とれましたー。
全国への推薦にはならず、その事を子どもたちがとても残念がっていたのにはちょっと感動しました。
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09.05.00:17 お肉のおばちゃん |
新富町で焼肉店をやってる叔母がいる。
母の妹なのだが、私の血のつながった親戚では彼女だけ、ぽっちゃり体型だ。
どういうわけだか・・・
順子ねーちゃんと、私は子どもの頃から呼んでいる。
私が小学生の頃、順子ねーちゃんは本郷の市営アパートに住んでいた。
日曜日には、祖母と弟と、バスに乗ってよく遊びに行った。
国富団地(くどみだんち)というバス停から、けっこうな坂道を登り、何棟もある建物に向かった。
一軒家に住んでいた私と弟は、そんな大変な道のりなどおかまいなく、あの高台のアパートがめずらしくて、遊びに行くことが楽しみだった。
その団地には、移動スーパーや、ロバのパンという移動パン屋もやってきた。
順子ねーちゃんが、御主人の実家のある新富町に移るまで、あの団地に遊びに行くことは、ちょっとした小旅行気分だった。
色々あって新富町で焼肉屋を開いた順子ねーちゃん夫婦だったが、かなり美味しい。
宮崎市内の値段ばかり高くて、えらく高飛車な焼肉屋なんか目じゃない。
そんなお店、よくもまあこんな高い値段をつけて、こんなもんしか食べさせないな、と思う。
宮崎牛を安い値段で美味しく出している、順子ねーちゃんのお店を知っているからだ。
安く提供できるのは、自宅兼店舗だから、という理由もあるだろう。
何にせよ、順子ねーちゃんは相変わらずぽちゃぽちゃしていて、そしてお肉が美味しい。
そんな順子ねーちゃんのお店も、今年の口蹄疫では多大な被害を被った。
正直、親戚としては牛よりも順子ねーちゃんの心配をした。
なぜなら、新富町は全頭殺処分の処置がとられていたし、風評被害のために外食をする人も激減していた。
どこからも補償金やお見舞い金もなく、順子ねーちゃんは「あの人たちにはいくらか入るけど、ウチには一銭も入らん」と言っていた。
再建は完全自力しかない、と。
順子ねーちゃんに何かしたいと思って、微力だけれど今年の宮崎映画祭のパンフレットに広告を出した。
「宮崎牛指定店 焼肉の店 蔵亭 がんばれ宮崎 負けないぞ新富町」
「特攻野郎Aチーム」の居酒屋応援プロジェクトにも応募した。
順子ねーちゃんが「あんたまた何かした?ポスターとチケットが送られてきたよ」と電話してきた。
応援には外れたけど、送られてきたポスターがお店に貼ってあった。
映画も観に行ったと言っていたが、あまり好きではなかったようだ。(私も全然面白いと感じなかった。途中で寝たぐらいだし・・・・)
その順子ねーちゃんから毎年恒例の新米が届いた。
茶封筒がお米に埋もれていたが、順子ねーちゃんからの手紙だった。
5月6月はきつかったけれど、今はお客さんも戻ったと、
きつかった時期に映画祭のパンフに出してくれてありがとう、と書いてあった。
それでお客が増えたとか、そんなんじゃないだろうけど、気にしてくれて何とかしたいと思ってくれたことが嬉しかった、応援してくれている人がいる、と思えたことが嬉しかったと書いてあった。
私も嬉しかった。
お肉好きの娘は、たまにすごーく食べたくなって仕方ないらしい。
出不精の娘だが、ここから片道30分はかかるのに、「お肉のおばちゃんとこに行こう」と言うと、行かない、とは言わない。
時間がないときなど、本気で困っている(^^
「何で今日言うとねー」と怒ったりする。
それぐらい美味しい。
明日の朝ごはんは、順子ねーちゃんちの新米だ。
美味しく食べようと思う。