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45style book Get real

広くて浅い頭で素直に頑張ります。
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  • 02/09/12:18

08.11.23:50

土の人形

はにわを作った。
娘の夏休みの工作で、西都市の西都原考古学博物館へ行き、体験学習で娘と友人Nは土器、私ははにわを作った。
ひも状にした粘土を積み上げながら作る作業が、粘土遊びのようで楽しかった。
お見せできないのが残念だが、シンプルだけど、かわいい顔したはにわができた。
焼いて、自然乾燥させて、2週間後にできあがるそうだが、
ヒビが入らないことをいのるー。
だってホントに可愛いんだもん。
出来あがったら、玄関に飾ろう。
それを見た人が、ふふっ♪と笑ってくれるかな。

余った粘土で娘のリクエストに応えてNがトトロを作った。
小さい可愛いトトロができた。
それを見て「おお♪」と感激した娘と私もトトロを作った。
小さくて、それぞれに個性のあるトトロが6匹できた。

なんだか幸せな時間だった。
totoro.jpg










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08.09.21:00

バカにバカにされてる気がする

これはどうかと思う。
http://www.usfj.mil/manga/Vol%201/Index.html

doumei.jpg
第一部の全ページが閲覧できるが、
いきなり家の中に入ってきた男の子から、「同盟を結んでるから守りにきた」と言われる。
日本とアメリカはともだちだと言ってる。
似たもの同士であると言ってる。
だからともだちだと言ってる。
同じ方向を向いているそうだ。

だれが決めたのかというと、アメリカ軍。
アメリカ軍がそんなことを決められるんだー。へぇ~。

「ソルト」観て、格好良い~♪なんて喜んでた自分がなさけなくなった。

07.25.10:21

からっぽだけど

人づきあいの上手じゃない知り合いがいる。
その人の不器用さは意地悪ではなく、その人なりの洒落なんだと思う。
言葉使いを見ていると、あはは・・・・と笑える、そうきたかーと感心する。
判った気持ちになっているのではなく、なんとなく、私はその人を気にしている。

夕べ、娘とDVDを借りに行き、「空気人形」をみつけた。
よせばいいのにまた、観る気持ちになった。
そうそう・・・・まったく、よせばいいのにー。
http://45style.blog.shinobi.jp/Category/6/2/

私はこの作品が好き。
この作品に流れる空虚な感じ。
空虚なのに温かい感じ。
空っぽなのにどろどろした感じ。
空っぽなのに重い感じ。
人の気持ちって、そうじゃない?

目をそむけずに見ていると、私も同じだと思う。
何かに嘘を、誰かに嘘を、つかずにいったい誰が生きている?
見てほしくない自分を持たず、いったい誰が生きている?

見てほしくない私を持った私にも、青空は美しい。
88345b52.jpegそよ風はそよそよ吹いて、緑の匂いを運んでくれる。
海はあいかわらず強くて、波はいつでも綺麗な模様を見せてくれる。
夜空はやさしくて、月の光はこんな私のことも照らしてくれる。
何もかもが愛おしい世界。

誰もが汚いものを持っていて、だけどあまり自覚しないね。
でも気付いたら、世界はもっと美しい。
人は今より愛おしい。
そして生きている。

あの人形みたいに、心だけ、何度もゴミ捨て場に捨てられて、
汚くて、自分を見失っていても、そんな場所にも太陽が輝く。
そよ風がふく。
心は汚くて、そしてきれい。
でね、ダメダメだよねー、って素直に笑える人は素敵だよ。

07.15.10:01

ゆっくりしてる朝

いま、こうしてパソコンに向かっている。
キーボードの側には、朝いれたコーヒーがあって、横の携帯からは土曜日の新富町でのホール練習や、日曜日のコンクールについてのメールが吹奏楽部の人たちから入ってくる。
人によって着メロを決めているので、誰からかすぐわかる。
吹奏楽関係だと「未来予想図」「星のように」「人生のメリーゴーラウンド」だ。
でも、ホントはいちいち覚えていない。
なんにせよ、穏やかな朝だ。

ネットでは、まずヤフーのHPが開く。
毎日ネットのニュースを読むたび、やりきれない思いになる。

夕べは子どもの虐待のニュースが2件。
5歳の女の子を洗濯機にかけた母親と、
ベランダで衰弱死した9歳の女の子の最後の言葉。

両手両足を粘着テープで縛り、声を出せないように口にも粘着テープ。
逃げ出せないように洗濯機も粘着テープで固定していた母親。
女の連れ子に暴力をふるってベランダに出した男が声をかけた時、9歳の女の子はそんな男に「おやすみなさい」と言ったこと。

娘を呼んでそのニュースを読んで聞かせたが、胸がつまって苦しかった。
こうしている今も、どこかで何人もの子どもたちが酷い目にあっているのだと思う。
力の強いもののストレスを、弱いものに向ける。
それは実に当たり前のことだろう。
しかし、それを継続するとなると、精神的に病んでいるのは必至ではないか?
苦しんでいる人や、動物や植物を見て、その痛みを感じることができない。
それは異常だ。

痛みや死に対する、想像力がなさすぎる。
自分自身についての評価が低すぎる。
または恐怖・恐れに対する感情が欠如している。
完全な精神疾患だ。

いったい何がそうさせるのだろう?
経済的な貧しさか?
人間の性か?
どちらにしても、心の貧しさだけは共通しているのではないだろうか。
そういえば、セックスで使うと気持ちが良いからと、覚醒剤中毒になっていた夫婦のニュースもあったっけ。
そいつらは馬鹿だ。
そんなの使わないと気持ち良くないセックスなんて、しなくていい。
世の中にはつまらん男や女が多いんだな。

私に連絡をしてくる母親について切ないのは、彼女が自分の娘のことを尋ねてくることだ。
少し狂ってしまった頭の中で、彼女は娘のことを心配している。

私も子どもは好きではない。
うるさいし、他人の子どもの世話なんて、絶対イヤだ。
だけど、笑うと可愛いんだ。
吹奏楽の子たち。
この蒸し暑い中、一生懸命汗だくになってコンクールのために練習している姿を見ると、何だってしてやるよー!と思うんだ。
あの子たちを悪く言う人がいたら、必死になって抗議する。
私だけでも絶対に守ってやる。

どうかみんなの心が平穏でありますように。
月並みでイヤだけど、そう祈るしかない。

07.11.20:25

稲穂をゆらす風

先日、仕事で、有機JAS認定を受けて農業をしている宮本さんの田んぼに行った。
有機JAS認定というのは、完全無農薬で肥料も有機肥料を使った農業をしています!これからもやります!というところが申請して受けるもの。
例えば隣の田畑から農薬や有機肥料以外のものが流れてきたりで、土壌が変わるとダメになる。
毎年調査員が訪れ、大量の書類を準備し、その間にもお天気も季節も待ってはくれず、維持することのむずかしさから、いったい何のために認定を受けてしまったのだろう・・・と落ち込むこともしばしばだとか。

宮本さんの田んぼ。
もう稲穂がずいぶんと実っていた。
真っ直ぐにのびた稲には、緑色の稲穂が、それはそれはきれいに実っていた。
とても暑い日だったけれど、彼が案内してくれた田んぼでは、風が動いているのが見えた。
稲はこんなに真っ直ぐに育つのだ、とはじめて知った。
まるで計ったように稲はきれいに伸びていた。
きれいですねぇ!と驚いている私を笑うように、ざわざわとゆれた。

隣の水田には古代米を植えているそうだ。
へぇ~、と見ていると
「あ!ヘビがいるよ!」
どこ、どこ?と探すと、小さなヘビが一匹、水田をゆっっくり泳いでいる。
わぁ♪可愛い♪
じっとしてくれたのでカメラのシャッターを切った。
田んぼの小さな守り神。
こりゃあ縁起がいいですねぇ、と、しばらく田んぼの畦で写真を撮りながら話をした。

殺された牛や豚も同じ。
野菜もお米も同じ。
作る側がどれだけ一生懸命にそれらの命と向き合っているか。
その命の周りに存在する無数の命も大切な存在。
ヘビなどそうそう見る機会などないのに、見つけたときに感じた愛おしさが、とても不思議だった。
今、こうしていてもあのヘビが、ゆっくりとうねりながら泳ぐ姿が目に浮かぶ。
そして思い出すたびに温かい気持ちになる。
種をまくときから、この作物を楽しみにしてくれている人の顔を思い浮かべる、と宮本さんが言った。
そんな風に育てられている作物だから、そんな場所に住むものだから、私もこんなに良い気持ちになっている。
神さまからもらった作物を、人の知恵と力で大切に育てている。

その稲穂をゆらしたあの風は、とても愛おしい存在。
遠くから、大きな愛を運んでいる。
波のように稲穂をわたり、ほら、ここにいるよ、と教えてくれる。
自然の中に存在する、大きなものを私は信じている。