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02.24.11:37 [PR] |
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09.22.09:37 妹と油揚 |
とりいそぎ、個人的に勝手に応援している綺麗なおねいさんふたりの演劇ユニットmetroの第二弾公演。
前作「陰獣」もなんですが、演劇がちょっと怪しくて見世物としての雰囲気があり、そこに集うことで演じる者と観る者との密度までもが演劇になっていたような時代の、そんな匂いを感じるのです。
興味のある方はぜひ!
ってか、Kさん、落語もいいけど、彼女たち呼んでくれないかなー!
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09.22.01:36 言葉だけではなく |
呼吸をスムーズにするために、喉を切開してチューブが入れられているので、声が出ない、ということもあるが、わかっているのかいないのか、訪ねていくと嬉しそうに笑う彼女がとても可愛くて、そして、声が出ないのに口を動かして何かしらしゃべっている。
その表情を見ながら、何を言っているのかわからないけれど、「へぇ」とか「そうねぇ」と相槌を打つと、また嬉しそうに笑う。
その表情がまた可愛いので、私も嬉しくなる。
私は猫が苦手なので、多分、猫もそれを感じてる。
sacoさんちに遊びに行くと、2匹の猫がいて、これがなかなか私のところには寄ってこない。
寄ってこられると私も困るので、シレッとしておく。
すると猫たちもシレッとしてる。
犬は好きなので、私の方から寄っていく。
きっと人も同じなんだと思う。
大丈夫よね?大丈夫よね?
あの人は私を好きみたいだから・・・・
そんなことは言葉ではなく、この人といると何だか安心、とか、なぜだかリラックスできる、なんてきっと本能で感じてるんだと思う。
言葉や文字は、たまに気持ちを測ったりするから、それだけが正しいとはいえず、やはり人も動物なのだから、本能のありかを感じてみる。
すると、それがとても心地よいものなんだと気付いたときに、自然とそこにいる誰かのことを大切にしたいなぁと思うんだ。
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09.21.22:47 こんなに普通の |
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09.14.09:25 人と餓鬼のはざま |
阿修羅像が、なぜにあれほど人々の関心を集めるか?
それは立ち姿の繊細さや正面の表情の美しさ、にあるのだろうけど、やはりそれらをそれぞれがそれぞれの年代で知り、感動した記憶を呼び覚ます感覚もあるのかもしれない。
しかし、そんなノスタルジーなど感じる間もなく、阿修羅は美しかった。
どんなに大勢の人々に囲まれ、好奇の目にさらされていようとも、阿修羅は阿修羅で、あの表情の中に私たちが見る様々な思いは、決して美しいものではないけれど、それらを素直に表にあらわし、そして真っ直ぐに立っている阿修羅は、そこだけが研ぎ澄まされ、本当に美しかった。
正面の顔は微笑んでいるようで眉根を寄せ、何かを注意深く見ているようで、何かを策略しているようで、自分には構うなと威嚇しているようでもある。
右側の顔は唇を噛んでいる。
今回、この表情に心を打たれた人たちが多かったようだ。
実際、私も右の顔を見たときは、つい気持ちがゆるんで泣いてしまった。
左の顔はあからさまに怒っている。
今、まさに何か気に障ることを聞き、腹を立てたばかり、という表情。
そして正面の顔がある。
顔ばかりではない。
折れそうに細くて繊細な腕と指が、踊るようにしなっている。
しなりながら合掌している。
脚はまっすぐに、ただ立っている。
この作者は、煩悩を抱えながら、外に溢れてしまう苦悩を抱えながら、生まれてきたこと、生きることは苦であるという仏教に流れる教えを、この阿修羅像だけで表現したのかもしれない。
阿修羅に正面の顔と、二本の腕しかなかったなら、これほど人々の関心を集めなかっただろう。
阿修羅は三つの顔と六本の饒舌な腕で、仏とはいえども下級、そして己に固執し、天界を追われたもの、という愚かで悲劇的な背景を語る。
人でもなく、仏でありがら仏でもなく、悪魔にもなりきれず、下級な餓鬼でもない。
そして阿修羅は真っ直ぐに立っている。
律義に合掌している。
人それぞれに様々な思いを抱かせる阿修羅の姿。
間違っていても、苦しくても、もがいても、それらを抱えて真っ直ぐに立っていることは美しい、と、感じてみる。
本物に会えて良かった。
阿修羅を好きになった気持ちに、心から誇りを感じる。
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09.14.08:12 写真 |
筥崎宮。 なんだけど、「敵国降伏」には笑える。
秋の大祭をやっていた。
出店の数が半端なくて、びっくりしたのが「カメすくい」。
このあと行った大濠公園には巨大化した野良カメがいっぱいいた。
筥崎宮の裏。
筥崎宮には何度も行ったけど、裏からは初めて。
趣、最高。
福岡市美術館前。
「ぐりとぐら」に出てくる手足の長いうさぎに似てる。
ここの美術館が所蔵している作品のすべて、を展示、という企画。
ミロにロスコ、ダリ、横尾忠則、ホックニーなどなど、面白かった。
もう少し時間があったらなぁー!
ミュージアム・ショップに所狭しと品物がたくさんで、楽しくて仕方なかった。
大濠公園で、ちょっぴり紅葉しかけてた木。
屋台初体験。
てんぷら美味しかったなぁ。
ただし相席は相手が肝心・・・
東長寺。
弘法大師が最初に開いたというお寺。
大きな大仏さんがいて、弟が大好きだったお寺。
やっとメインの九州国立博物館。
ついたのが3時半。
車は混んでるし、駐車場止められなさそうだし、観るまで160分待ちです、なんて看板でてるし、焦った。
展示室前のロビー。
大きな阿修羅の看板。
そうそう!やっと阿修羅に会える!