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  • 06/09/20:08

03.01.17:34

きみの友だち~映画~

去年、大騒ぎしていたにも関わらずあまり感想を書いていなかった。
気持ちが入りすぎていて書けなかった、というのが本音である。
しかし去年は邦画が豊作で、素晴らしい作品が数多くあったにも関わらず、悪い作品ではないがアカデミー賞のために「おくりびと」が再評価されている現状に物申したくなった。


kiminotomodativr2.jpg足に障害を持つ恵美と、腎臓に病気を抱える由香。
小学5年生のふたりは、大縄跳び大会のグループ分けで「飛べないから」という理由で縄回しの係になる。
クラスの輪からハズされた形のふたりだったが、それはお互い運命と言ってもようような「友だち」との出会いだった。
二人はただ、自然にふたりだった。
歩く速さが似ている、それだけの理由で。
趣味が合うわけでもなく、考え方が似てるわけでもなく、ただ一緒にいたいからふたりでいた。

そんなふたりの周りにいる、たくさんの少年、少女。
彼らはそれぞれに友だちのことで傷つき、悩んでいる。
そんなとき、いつもぽつん、と二人でいる恵美と由香に尋ねる。
「友だち、いっぱいほしくないの?」
由香は
「私は恵美ちゃんといっぱい一緒にいたい」
と、答え、恵美は
「私は『みんな』なんて信じない。一生忘れない友だちがひとり、いればいい」
と言う。
そう言い切れるだけのふたりの結びつきを知ったとき、彼らは自分たちの弱さを知り、そして「友だち」の意味を考えるのだ。


映画ではかなりの長回しの手法が使われている。
それも、カメラは遠まきに出演者たちをとらえている。
演技しているのか、どのような表情をしているのかさえわからないほど。
セリフとセリフの間も、かなりある。
それがひどくもどかしいのだが、そこがこの作品の良さになっている。
なぜなら友だち同士の会話なんて、思ったことをそのままスラスラ話せるものではない。
ここでこう言いたいのにタイミングはずしちゃった・・・ああ、もっとちゃんと伝えたかった・・・
いつだってそんなことばかりではないか。

出演者たちを遠くからとらえるカメラも、つまりはそこにぽつん、と存在している彼らの小ささや、あまりにもありふれた日常、を表しているように思う。
最後の最後に大人になった恵美を高いところからとらえたカメラだけが、「もこもこ雲になった由香ちゃんからの視線」という意味を持っていたのではないか。

『当たり前すぎる。だけどわかる。とっても温かくて切ない気持ち』
この作品に流れているのはそんな思いだ。
ささやかすぎて、通りすぎてしまいそうな。
だけど、きっと誰もが本当は忘れてほしくない、気づいてほしい、と心から願っている思い。
ハッキリと口に出すのは照れるけど、だけどたまにはいいよね!と、全身でそう言ってるように見える。
ただしとても控え目に、もじもじしながら・・・・

出演者の石橋杏奈、北浦愛、吉高由里子もなんとはなしにいい。
男の子たちのエピソードが個人的には好きだった。
あの堤防に寝転がった3人の男の子たち、あのシーンの優しさは秀逸。

bakushi1.jpgいつかこの作品を目にする機会があれば是非、観てください。
廣木隆一監督は地味だけど秀作を撮る監督です。
埋もれさせるにはもったいなさすぎる作品でした。


ちなみにこれ←は廣木監督の撮ったドキュメンタリー。
読んで名の如く、SM撮影の縛師のお話だそうです・・・
観たい・・・・・



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02.28.22:19

優しく包んでくれるもの

uzaki-guitar.jpg夕べは宇崎竜童と岩城滉一のライブ。
宇崎竜童の男っぷりの良さには惚れぼれした。
決して綺麗な顔立ちではないけれど、全身から漂う雰囲気がとてもセクシーだった。
まさにセクシー・アグリー!
人生への余裕と、音楽への誠実さと彼の心根の素直さ、みたいなものが伝わってくる人だった。
大きな長方形の体つきも、『2001年宇宙の旅』のモノリスみたいで寄りかかりたかった。
阿木耀子が羨ましい。


「線の細い美少年タイプ」と「年下の男」には恋しない。
ジャニーズの人達には何も感じない。
木村拓哉から「好きだ」「きれいだ」「なんていいんだ」と言われながら一晩中抱かれたとしても、それがどんなに良くても、私は彼に恋しない自信がある。
松山ケンイチくんは大っっっっきくて、もっっっさりしてるから、見かけだけなら大好き。
だけど年下だから恋にはならない。


男の人に求めるのは『安心・安全』。
男の人を養う、貢ぐ、お世話する、のは私が誰かを介護をしなければならない以外、いやだ。
男性と私の理想の形は『大金持ちの愛人』だと、ずっと思っている。
一緒に成長していこう、という関係も、私は男性とは築けそうにない。
男性は既にそこに大きく存在して、私が欲しいときに暖かく包んでくれる布団のようなもの。

って、どうなんだろう・・・・

02.26.22:27

そんな目で見ないで

pattuto.jpg実はNBAが好きだったりする。
だけど一生懸命に見ていた頃の選手たち、ヘッドコーチも少なくなり、今年度はニックス時代から大好きだったマイアミ・ヒートのパット・ライリーもいなくなり、もう見なくてもいいかな、ぐらいの勢いになっている。


NBAって面白い!と思ったきっかけはマジック・ジョンソンでもエアー・ジョーダンでもなくワーム・デニス・ロッドマンだった。
denis1.jpgシカゴ・ブルズは何となくプロ野球でいうと巨人ぽい感じがして好きではなかったけれど、ロッドマンは面白かったし、まず彼のルックスに驚いた。
とにかくセンスのかけらもないタトゥーと髪の色とピアス。
汚さも限度を通り越すと格好良く見えるものだ、と初めて思った。


正統派で好きだったのがニューヨーク・ニックスのパトリック・ユーイング。
見てくれもゴリラみたいで大好きだった。
ニックスにはパット・ライリーヘッドコーチもいた。
パット・ライリーの男っぷりの良さはパーフェクト!

ニックスの試合が見たくてロサンゼルスまで行ったこともある。
ただし、高い試合(VSロサンゼルス・レイカーズ)は買えないのでLAでもロサンゼルス・クリッパーズという当時は万年最下位のチームが相手で、おまけにニックスのファンなのにクリッパーズのewing_knicks.jpg帽子を被せられて席はクリッパーズの選手のすぐ後ろ・・・・・・・あああああー!それでアウェー側のニックスを応援している私は「変なアジア人」だったと思う。
気のせいかもしれないけれど、得点後のユーイングと何度か目が合った。
でもすごく良い試合だった。


ロッドマンを知っているので近頃の選手がどんな事件おこしても、ぜーんぜんたいしたことない。
彼も最近ではバラエティとかのどうしようもない方向に行ってるみたい。
そういうとこで生き残ろう、とせずにもっとイッてしまう人生を送るのかと思っていたから残念。


NBAニュースを見ていて、ルックスが最近では一番ぐっ!ときた選手がメンフィス・グリズリーズ(これがまた地味なチームで・・・)のマルク・ガッソル。
64781aaf.jpeg








02.26.09:47

秘密も 嘘も 喜びも

komorebi4.jpg






青空に線を引く
ひこうき雲の白さは
ずっとどこまでも ずっと続いてく
明日を知ってたみたい

胸で浅く息をしてた
熱い頬 さました風もおぼえてる

未来の前にすくむ手足は
静かな声にほどかれて
叫びたいほど なつかしいのは
ひとつのいのち
真夏の光
あなたの肩に揺れた木漏れ日


つぶれた白いボール
風が散らした花びら
ふたつを浮かべて見えない川は
歌いながら流れてく

秘密も嘘も喜びも
宇宙を生んだ神さまの子供たち

未来の前にすくむ心が
いつか名前を思い出す
叫びたいほど いとおしいのは
ひとつのいのち
帰りつく場所
わたしの指に消えない夏の日

『いのちの名前』  詩 覚和歌子

02.25.23:58

大天使は虹の向こう

今朝、出勤途中の母から「西の空に虹がでてるよ♪」とメールがきた。
おお!きれいで大きな虹がでてるわ、、、と感激していたらGirlfriendから「美輪明宏さんに行きませんか?」とメールがきた。

おおー!
今日は何という嬉しい日でしょう!
雨だと思っていたのに朝から晴れて虹まででて、そのうえライブのお誘い。
母まで誘って行ってきた、美輪さん・・・

miwa3.jpg生で観る彼は格好よかった。
金髪の長髪ではなく、ショートの黒髪。
母は昔の丸山明宏のようだ♪と感動していた。

語りが上手で、たまにウンザリもしたけれど、さすがは演劇の人でもあるので歌の表現力がすごかった。
米良美一さんの歌う「ヨイトマケの唄」は生で何度か聞いたことがあるけれど、美輪さんのもすごかった。
ぐっときた。
その次の「花」も良かった・・・泣いて笑って私も花を咲かそう!と思った。

で、私は東京時代に「銀パリ」でシャンソンを何度か聴いたことがあるけれど、シャンソンって歌うように語り、語るように歌うジャンルだと思う。
もうねぇ・・・新宿二丁目で仲良くしていたマスターがシャンソンが上手で、よくお店で歌ってたのがとっても素敵だった。
彼の目の前に、愛する男がいるように歌っていた。
すごくセクシーだった。

そんな人たちの親玉のような美輪さんが歌う「愛の讃歌」にはまいった。
私は原曲の歌詞が大好きで、財布に入れて持ち歩いてるぐらい。
ぼわぼわでぴかぴかできらきらな美輪さんが歌う「愛の讃歌」には『気持ち』があった。

『ひとが私を愚かだと笑っても平気
あんたが私を愛してくれるなら』



あんなに良いとは思わなかったよ、誘ってくれてありがとう!

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