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06.12.12:21 [PR] |
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01.09.23:41 花だけはくれるな |
彼女の書く物語には、最初から最後まで一気に読ませてしまう力があるのだけれども、読んでいるあいだ、あまりにも息をつめてしまい酸欠になりそうなので、何度も何度もページをめくる指を止める。
「もうだめ、むり」と感じ、続きが気になるのに2日も3日も本を手にとれないときもあった。
児童売買春をテーマにした『闇の子どもたち』を3時間ほどで完読した私ですら。
そこに描かれるのは、暖かい陽だまりの中にまどろむような心地よい関係ではなく、常に抱きあっていなければ死んでしまう、と恐怖するような、どうしても永遠など存在しないような苦しい関係である。
もしそのどこかに永遠が存在するとしたら、汗と体臭と体液にまみれたふたりが、ひととき昇りつめ無我の境地にたどりつく、オーガズムの中だけ、だろう。
が、またぞろ世の中から見たらたいしたことのないこと、でかなりのストレスを溜めてしまった私は、そのストレスのために極端な行動に出てしまいそうなのをその本を購入することで紛らそうとした。
胸の中で、流れない涙があふれる。
外に流れない涙は、私の中に溜まっていく。
ああ・・・また澱む。
どんよりしながら読み終えて、最後の彼女の山本周五郎賞受賞記念エッセイのタイトルに目がいった。
「花だけはくれるな」
賞を受賞した彼女のアパートの部屋に、所狭しと花が贈られてくる。
花はどんなに高価であっても食べることはできない。
自分はまだまだ貧乏作家なので、そんなものに高いお金をかけてくれるなら、食べられるものを送ってほしい、というのがおおまかな内容である。
その中にさりげなく、しかし強い意志を持って、彼女と同居するパートナーへの愛が語られている。
その部分に触れたとき、それまでの流れなかった涙がフイに落ちた。
正直であること、が最高の美徳のように思っている私でも、バカバカしい嘘をつく。
この人の正直さには負ける・・・・・
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01.08.18:35 寒い母 |
現在は廃版になってしまった斉藤隆介の『ベロ出しチョンマ』という童話集がある。
これは、タイトルの「ベロ出しチョンマ」から「花咲き山」「モチモチの木」「八郎」といった、斉藤隆介の珠玉の名作が納められている素晴らしい、まるでとっておきの宝箱のような童話集である。
私が小学4年生のとき,担任の今吉先生が、この童話集の中からよく私たちに読み聞かせをしてくれた。
図画の時間に読書感想画を描かせる場合、まず「八郎」と「三コ」を話してきかせる時間があり、色々とディスカッションしたあとに私たちに描かせる。
または、道徳の時間に「なんむ一病息災」を読んでくれる。
国語の時間で教科書ではなく、「一ノ字鬼」を読んでくれる、そんな彼女との一年間だった。
なにより私が印象的だったのが一年間の最後に読んでくれた「寒い母」。
朝鮮に住むひとりの寡婦が、夜な夜な隣村の老爺の家に情事に通い、それを知った7人の息子たちが、母のために隣村との境界の川に飛び石を置き、それを知った母は誰かはわからないけれども飛び石を置いた人が死んだら天の星になりますように、と神さまに感謝する、というお話である。
いちおう童話集なので、情事といってもお互いの背中を掻き合う、というものであるが、それは幼い小学4年生の私にも何となく色っぽいことである、ということはわかった。
いまでも何故、今吉先生が一年間の最後にそのお話を私たちに読んで聞かせたのか?と考える。
寡婦の寂しさ、息子たちの母を思う気持ち、人間的な温かさ、愛の不思議。
10歳そこらの子どもたちに、それらを理解することは難しい。
しかし、このお話のおかげで、私は小さい頃から普通では読まないような、三島由紀夫や稲垣足穂や三浦綾子、吉行淳之介なども読むようになった。
私がちょっと変な人に成長したのも「寒い母」のせいである。
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01.07.00:25 我が家 |
「我が家」のことはすごく気に入っている。
面白くないなー、と思うのは「フォーリン・ラブ」と品川庄司。
あと、どーかあるのは、これはどう考えても面白くないやろー!と思う人たちにウケている西川きよし・・・・
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01.06.10:13 何故か何処かでTAKARAZUKA |
先月、新宿コマ劇場が閉館になり、その最後の舞台だった『愛と青春の宝塚』がこちらでも上演される。
実はヅカファンな私に、随分早いうちから同じヅカファンをカムした北海道出身の美人妻からメールがきていた。
「45さん、どうします?OGばかりだけど、貴城けい来ますよ!」
彼女は行く気まんまんだったが、その頃の私はヅカOGよりも、どうすれば1月の長崎『安藤裕子アコースティックライブ』に行けるか?ということの方が重要で、丁寧にお断りした。
その「愛と青春の宝塚」だが、以前、お正月番組フジ系で放送されたドラマである。
藤原紀香、木村佳乃、中谷美紀、米倉涼子らがメインキャスト。
藤原紀香がどれだけキレイか、私はこのドラマを観て初めて知った。
だいたい、この頃既に彼女は20代半ばだったろうに、音楽学校の制服を着てあんなに初々しいなんて凄すぎる!
以来、私は紀香の虜である。
メインキャストでは木村佳乃が陰とクセのある役をしていて魅力的。
隠してきた恋心を舞台上のセリフと絡めてつぶやく椎名桔平、中谷美紀、藤原紀香とのシーンは秀逸。
とてもロマンティックで官能的ですらあった。
ドラマ自体素晴らしい出来だったと思う。
まだ若手だった4人のメインキャストがそれぞれに個性を発揮して光っていた。
中でも米倉涼子のダンスは、さすがバレエをやっていただけの見事さ。
タカラヅカのダンスだけは、やはり背筋の伸びたバレエでないとできない。
ターンは美しくなければー!
そのドラマが昨日と今日、放映される。
昨日は「もう観たし~」と言いながら、テレビの前から動けなくなってしまった。
今日は後編です!
しっかりビデオセットします。
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01.05.01:18 パーカッション万歳! |
去年の5月から吹奏楽部でパーカッションをやっている。
初めて担当したのはバスドラム。
その後はマラカスだのシェイカーだのカバサだのトライアングルだのタンバリンだの、とにかく大物から小物まで。
昨日は学校に教えに来てくれている服部先生の「打楽器の祭典」なるライブが開かれ、Sも2曲演奏してきた。
またこれが、出演者たちのレベルが高いのなんの・・・驚いた。
パーカッションは地味だけど、リズムの要である。
それに格好良い。
なんといっても全身でリズムをとるのが素敵だ。
ためになったかどうかは判らないが、面白がっていた。
あああ・・・電子ドラムがほしい・・・・


