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  • 05/25/19:42

12.16.21:12

靖国YASUKUNI~映画~

観てよかったです。

最初に出てきた右翼の人の檄文には共感できました。
8月15日に軍服を着て行進して御参りに来る人たち、彼らに至っても、アメリカの退役軍人パレードなんかに比べると実にささやかなものだと思うし。

南京大虐殺は捏造である、という考え方には賛成できませんが、そのあたりにしても私自身が歴史を知らなさすぎる、と思っています。
だから何とも言えません。

この作品を観る限り、靖国参拝に関しては戦争経験者や関係者ではない人たちがとやかく言えることなのだろうか?と感じました。
ただし、この考えも危険ではあります。
なぜなら、現在生きていて、元気にしているほとんどの日本人が戦争経験者ではないからです。
観ながら感じたのは、公平な歴史認識のない、そのほとんどの戦争不経験者たちがこれからの「靖国問題」を議論せねばならない状況にある怖さ、でした。


刀工の刈谷さんが「昔の強烈な思い出は?何か伝えたい思いはないか?」と尋ねられたときに、笑って何も答えなかったこと。
自分の作った軍刀で機関銃を切った、と教えてもらった、と話していたこと。
もっと色んなものを切ったことを聞いているでしょう。
そして、そう聞いたときに彼が何を感じたのかは決して第三者は判らないことです。
憤りだったか、それとも歓喜に似た達成感だったかもしれません。
でも、そんな気持ちはただの一般人である私たちには理解できないことです。
強烈な思い出や思いを、どんなに真剣に他人に語っても、聞いたその次の瞬間に他人は別のことを考える。
話すだけ無駄。
それを彼は知ってるのかもしれません。

目隠しして後ろ手に座らされた人に刀を振り下ろさん、とする軍人の写真。
首を持った軍人の写真。
そしてどこかの町に投下される爆弾の雨。
投下される原爆。
きのこ雲。
その一連の写真や映像には涙が溢れました。
いったいどこの誰が今にも目の前で殺されんとする人の写真を観て無感動でいられますか。
いったい日本人の誰が原爆を投下された映像を観て無感動でいられますか。

8月15日靖国神社の一日と、軍刀を打つことを仕事として誇りをもって過ごしてきた刈谷さん。
喧騒と静寂のコントラストに、戦争と思想と魂と神、それらに翻弄され続けている生霊のような日本人の姿がありました。

yasukuni.jpg











 
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Re:靖国YASUKUNI~映画~
2012年02月20日月

 姉妹友好都市である中国・南京市からの訪問団に対し、名古屋市の河村たけし市長が、南京大虐殺を否定する発言をしたそうだ。

 自身の父が敗戦直前に現地に駐屯したが、優しくもてなされたことをあげ、「大虐殺があったなら、こんなに優しくしてくれるんだろうか」「一般的な戦闘行為はあったが、誤解されている」などと話したとか。

  だが、占領地の住民が旗を振って占領者を迎えた例はいくらでもある。まず我が身がかわいいから。パリ市民のみながみな、ナチスへのレジスタンスに走ったわけではない。ナチスに協力して戦後、糾弾された人たちは何人もいた。映画「カサブランカ」のラストシーンで警察署長のクロード・レインズがたたき割る「ビシー水」のビシー政権がそう。

  かつて日本軍が中国の村を占領すると、多くの農民は白地に赤い丸を描いた急ごしらえの粗末な日の丸を振り愛想笑いで出迎えた。赤い丸はだ円形だったり、点のようなものであったりしたが、シンプルな日本の旗は描くのに手間が省けて誠に好都合だった、と、火野葦平は遺作「革命前後」に書いている。

  さらに言えば、酷い仕打ちを受けた相手を赦せる人もいるし、国の「正義」などとは無縁に恋に陥る男女もいる。ドイツ兵を愛したばかりにパリ解放後、丸刈りにされさらしものにされた女性たちの列をとらえたロバート・キャパの有名なショット。

 空襲や原爆で酷い目にあいながら、大半の日本人は米兵を黙って受け入れた。追従か打算か人間愛か、動機は人それぞれだろうが、河村氏の論理に従えば、そんな日本人がいたのだから空襲や原爆はなかった、となってしまわないか。

 おそらく河村氏も、この映画は見たことはないし、見ようとも思うまい。論理学のテキストに出てきそうな典型的な詭弁を詭弁と思わない政治家が、「改革派」ともてはやされる、敵か味方かだけの世界で生きてきた政治家が浅い「歴史観」で歴史を語るこの国の不幸。

Re:Re:靖国YASUKUNI~映画~
> おそらく河村氏も、この映画は見たことはないし、見ようとも思うまい。論理学のテキストに出てきそうな典型的な詭弁を詭弁と思わない政治家が、「改革派」ともてはやされる、敵か味方かだけの世界で生きてきた政治家が浅い「歴史観」で歴史を語るこの国の不幸。

そうですね。
浅い歴史観。
詭弁を詭弁と思わない政治家を改革派ともてはやす流れ、マスコミの扱いも、それを鵜呑みにする大衆も、愚かしい。
橋下氏の「国家元首は天皇」という認識を聞いた時にも思いました。
戦前の、それこそ天皇の存在を軍が利用していた頃の考え方です。
自分の勝手な解釈で、利用するという。

南京大虐殺については、あった、なかったの議論があり、そのどちらもしっかりと聞いたこともなく、自分で調べてもいないので私は何も言えません。
ただ、戦争にしろ巷に溢れる殺人にしろ、大勢でひとりをイジメたりすることも、他の国からきたお客にイヤがることを言うことも、自分以外の他人への敬意があれば起こらないはず。
国と国も同じですよね。
また、相手が人であれ動物であれ物であれ。

怒った顔、悲しい顔、苦しい顔を見るより楽しい嬉しいと笑った顔を見る方がいい。
世の中そんなシンプルな考えだけで良いのにと思います。
2012/02/20 23:57

Re:靖国YASUKUNI~映画~
2012年02月21日火

 ありがとうございます。
 橋下氏はそんなことを言ったのですか。知りませんでした。

 原発の是非を問う住民投票の条例制定が請求されたことに対して橋下氏は、市長選で脱原発を公約した自身が当選したことを理由に、住民投票は不要だとの意見書をつけるとか。

 一見、もっともらしいのですが、橋下氏の数多くの公約すべてを市民が支持した訳ではないでしょう。

 原発で住民投票を認めるとその他の、例えば君が代起立を義務づける教育基本条例や、文化支援事業への補助金大幅カットといった物議を醸している問題も住民投票にされかねず、自身の足場が揺らぐことを恐れているのではないかと私は勘ぐっています。
 
 権力を握れば何をしてもよい、何を言ってもよいと、政治家を増長させているメディアの罪は重い。ただしすべてのメディアがそうだとは、どうぞお考えにならないでくださいね。

Re:Re:靖国YASUKUNI~映画~
> 原発の是非を問う住民投票の条例制定が請求されたことに対して橋下氏は、市長選で脱原発を公約した自身が当選したことを理由に、住民投票は不要だとの意見書をつけるとか。
>
> 一見、もっともらしいのですが、橋下氏の数多くの公約すべてを市民が支持した訳ではないでしょう。
>
> 原発で住民投票を認めるとその他の、例えば君が代起立を義務づける教育基本条例や、文化支援事業への補助金大幅カットといった物議を醸している問題も住民投票にされかねず、自身の足場が揺らぐことを恐れているのではないかと私は勘ぐっています。

おお・・・なるほど。
知り合いが、橋下氏にしても民主党にしても民意の選挙で選ばれてしまってるのだから、まずは有権者がしっかりと考えて、利口にならなければいけないんだと言ってました。

また別の知り合いは、大多数に加わらない少数意見に耳を傾けることこそ、議論されている根幹をつく切実な真実を知ることになるのではないか?そしてそれを汲みあげることができてこそ本来の民主主義ではないかと言ってました。

世の中まともな人たちはいるのにね、と思います。。。
 
> 権力を握れば何をしてもよい、何を言ってもよいと、政治家を増長させているメディアの罪は重い。ただしすべてのメディアがそうだとは、どうぞお考えにならないでくださいね。

はい!(^^ゞ
九州の片隅で小さくメラメラ燃えてる人もいますからね(笑)
頑張ってください!
2012/02/21 08:53

Re:靖国YASUKUNI~映画~
2012年02月21日火

こんにちは。

>知り合いが、橋下氏にしても民主党にしても民意の選挙で選ばれてしまってるのだから、まずは有権者がしっかりと考えて、利口にならなければいけないんだと言ってました。

>また別の知り合いは、大多数に加わらない少数意見に耳を傾けることこそ、議論されている根幹をつく切実な真実を知ることになるのではないか?そしてそれを汲みあげることができてこそ本来の民主主義ではないかと言ってました。

 45さんの周りには、冷静に物事を考えることができる方がたくさん、いらっしゃるみたいですね。
 本当にその通りだと思います。
 
 朝日ニュースターというCSの番組で
 評論家の西部邁さんと佐高信さんが映画をテーマに対談する「学問のススメ」という番組があり
 毎週、視聴しています。
 西部さんは保守、佐高さんはリベラルの論客で、一見肌が合わないように思われがちですが
 あにはからんや、かなり意見が合致するのです。

 正月の番組で西部さんが、民主主義とは少数意見を尊重することだと話していらっしゃいました。
 話し合っているうちに、少数者の意見に理があることに
 多数者が気づかされることが往々にしてあるからだ、というのです。
 国会議員の定数削減が議論されていますが、効率性だけを求めるのなら
 選挙で第一党になった政党の候補者だけに議席を与え
 第二党以下は全員落選とすればよいのです。
 これ以上の議員削減効果はありません。

 存在意義があるからではないでしょうか。
 第一党しか認めないとすれば次の選挙までの間は一党独裁になってしまいます。
 橋下氏などは、このあたりの原則がわかっていないのではないかと疑います。
 弁護士出身であるにもかかわらずです。

 その番組で、先日は「十二人の怒れる男」を取り上げていました。
 ご存知ですね。アメリカの陪審員裁判の話。
 父親殺しの嫌疑で起訴された少年に対し、陪審員の心象は最初は有罪が圧倒的だったのに
 ただ1人、無罪を主張する陪審員8番の訴えに、じわじわと賛同が広がって
 最後は全員一致で無罪の判決を下すという法廷劇。
 あの映画には議会制民主主義、デモクラシーの真髄が描かれていると改めて思いました。

 しかし陪審員8番が、理知的なヘンリー・フォンダでよかった。
 もしもあれが、ジョン・ウェインやシルベスタ・スタローンあたりのマッチョな役者だったら
 最初から全員一致で有罪の判決がくだっていたかもしれません(笑)

 この映画については、まだまだお話したいことがあるのですが
 それはまた、次の機会に。

Re:Re:靖国YASUKUNI~映画~
はい。
私の回りは素敵な人たちばかりなんです♪

「学問のススメ」面白そうですねぇ。CSってウチは観れなかったような・・・
「十二人の怒れる男」うんうん。確かにそうですね。
2012/02/21 22:16

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