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  • 06/25/22:59

12.14.23:38

私は生まれなおしている

7251ee09.jpegスーザン・ソンタグの「良心の領界」を読んだのは何年前だったろう。
本にアンダーラインなんて普通引かないけれど、この本だけはアンダーラインだらけだ。
彼女の言葉、そしてこうありたいと願う姿勢が好きだ。


傾注すること
真摯であること
真実を語ること

その3つの言葉に人が人と生きていくうえで大切なことの全てがあると私は思う。
豊かな知性を持つことは、とてもセクシーで魅力的なことなのだと、彼女を知って感じた。
彼女が生きていたなら!
いや、彼女が生きていなくても、私は彼女が会いたいと思ってくれる女性になりたい。
スーザン・ソンタグが会いたいと思ってくれる女なら、きっと思慮深く、広い視野を持ち、何ごとにも真摯に取り組み、自分にも他者にも心をいつわらず、そしてとても美しく魅力的にちがいない。

スーザン・ソンタグ14歳から30歳までの日記が彼女の死後、息子のデヴィッド・リーフ編集で発刊されている。
先週、Amazonで中古を安くで手に入れた。
バカバカしい選挙、自民党や維新を支持する国民やそれを煽るマスコミのいやらしさを忘れたい。
大好きなアイスクリームやプリンを食べるみたいに、ちょっとずつもったいつけて読んでいる。

自分が知性に牛耳られるのを許すつもりはないし、知識とか知識のあるひとを崇拝するなんてとんでもない!
知識と称して事実を着々と溜めこむのは勝手だけど、これだけは要求する。
知識の集積は、基本的な感受性の反映としてなされるべきだと。
私はあらゆることをやるつもり。
経験を評価するひとつの方法を身に付けるため。
それは自分に歓びか痛みか、どちらをもたらすか、それが基準。
で、きわめて注意深く痛みをともなうことを拒むつもり。
また、あらゆる場所に歓びがあるはずだという期待を捨てず、歓びを見つけるつもり。
それはどこにでもあるんだから!
44163897.jpeg全面的に没入する・・・あらゆることが大切だ!
私が放棄してもいいと思うのはただひとつ、あきらめる権利、引きさがる権利、それはなくてもいい。
順応と知性とを唯々諸々と受け入れること、そんな権利はいらない。
私は生きている・・・・・私は素晴らしい・・・・・・ほかに何かある?
   
~1949,5,23の日記~

これだけの自分自身への真っ直ぐな思いを16歳の彼女がつづっている。
そしてこの思いは53年たった2002年、来日して語ったときと何ら変わっていなかった。
「私は生きている、私は素晴らしい」
これはただのナルシズムの言葉ではない。
思春期においては、たしかに自己に深く入り込み自己を見つめる。
はたして私は正しいのか?間違っていないか?自問自答する。
手放すことのできない自我を自分でなぐさめ、なんとか折り合いをつけ、そして生きて行く。
その気持ちが痛いほど込められた言葉だ。

あの世で私は彼女を探す。
心からそうしたいと願っている。

あなたなら何と言うだろう。
                                  
 
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01.25.09:21

デレク・ハートフィールド

kazenoutawo.jpgこんな面白い人がいたんだと思ったら架空の人物だった。
ヒトラーの肖像を右手に抱え、左手に傘を持ってエンパイアステートビルから飛び降りるなんて、ただものじゃない。

高校時代、EDWINのポスターに著名人の裏話がひとこと添えてあった。
とても格好良いポスターだったのでいただいた。
引越しで失くしてしまい残念だ。

ヴァージニア・ウルフはポケットに石をつめて入水した
アンデルセンは死ぬまで女性とセックスしなかった

他にもあったけど忘れた。
ヴァージニア・ウルフは特に印象的だった。
「めぐりあう時間たち」でニコマンがツイードのコートのポケットに石をいれたときには、胸が痛かった。

今日もよく晴れた。
新しい一日が始まります。


09.04.00:48

不透明な白い脂肪

ogawayoko2.jpg「夜の底でしか 愛し合えない あなたとわたし」
これはこないだの『白河夜船』についてた帯のコピー。

「もしあなたが世界からこぼれ落ちても、私が両手をのばして、受け止めよう」
これは小川洋子の『夜明けの縁をさ迷う人々』のコピー。

それぞれに話の内容を印象的に表わしていて、そのコピーだけで私の心は溶けそうになる。

小川洋子初期の作品『完璧な病室』を読んでいる。
この人の物語には、生と死がはっきりと存在していて、悪趣味のぎりぎりな感じのコントラストがすごく好き。
初期の作品では、描写が少し語りすぎのようにも思うけど、好きなんだなぁ。
グロテスクでエロティック、どうしてこんな文章作れるんだろう・・・・・

「彼が唇を少し開く度に、彼の舌が腐った血液色に染まっているのが分かった」
って、ビーフシチューを食べている男の描写ですよー奥さん!

それを見ている彼女は、初めて手術を見学し、『チョコレート嚢胞』から流れ出す腐敗した血液の色を見ている、ところからの流れになっているから、ビーフシチューが「腐った血液色」になる。

さすがにシチューと体液の色が同じである、とは言えず口をつぐむ彼女は、
「ー食べる、ってことは、どうしてこんなに美しくないんだろう。ー」
ということになるが、それは「一番生理的で無意識で官能的」な人間の行動で、料理というのはいつも、汚れた流し台と背中合わせに並べられる、となる。

ogawayoko.jpg小川洋子に言わせると、美しい料理と汚れた流し台はセットになる。
そのコントラストが、私はどうーしても好き。
で、この『完璧な病室』にはそんな描写がこれでもか!と登場する。
私はメモりたくなる。

「死にゆく弟との 密やかな時間」
『完璧な病室』のコピー。これに惹かれて、つい買ってしまった。

小川さん、ちょっぴり古垣さんに似てる(って、hiroさんと私にしかわからない(^^ゞ)

タイトルの「不透明な白い脂肪」というのは生クリームのことである・・・・
彼女と私との共通点は、タイガースファンである、ということぐらい。
ああ、小川さんちの家政婦になりたい・・・・・

08.07.02:21

良心の領界

suzan.jpg人の生き方はその人の心のアテンションがいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。アテンションの形成は教育の、また文化そのもののまごうかたなきあらわれです。
人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です。
新しい刺激を受け止めること、挑戦を受けることに一生懸命になってください。

自分自身を脱却できる場所により深く入り込んでいくこと。
時間は消えていくものだとしても、場所はいつでもそこにあります。

商業を意に介さない思想と実践的な行動のための場所を維持するようにしてください。
みずから欲するなら、私たちひとりひとりは、小さなかたちであれ、この社会の浅薄で心が欠如したものごとに対して拮抗する力になることができます。
暴力を嫌悪すること。国家の虚飾と自己愛を嫌悪すること。

sontag.jpg自国の政府のあらゆる主張にきわめて懐疑的であるべきです。ほかの諸国の政府に対しても、同じように懐疑的であること。
恐れないことは難しいことです。ならば、いまよりは恐れを軽減すること。

傾注すること。注意を向ける。それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込むこと。そして、自分に課された何らかの義務のしんどさに負け、みずからの生を狭めてはなりません。
傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生きとしていてください。
良心の領界を守ってください。
~スーザン・ソンタグ

07.26.18:05

右に向いてる気がする

バラク・オバマ氏がアメリカの大統領になったとき、それをまるで自分たちの事のように興奮したり、喜んでいる日本人の姿が私には理解できなかった。

virus1.jpg黒人が大統領になったのは画期的なことで、アメリカという発言力の大きな国でマイノリティがトップになった事実は、彼らに微々たる希望を与えたかもしれない。
しかし、日本人。
小泉純一郎が郵政民営化にイエスかノーか!と、たったそれだけしか議案がないかのように国民の目を欺き、刺客候補だなんだと小泉と一緒になってマスコミは大衆を操ったが、それらに見事にハマって乗っかった日本人の多くは愚かとしかいえない。
そんな国民である。
マスコミがこぞって拍手してみせれば追従して拍手をする、不思議だ。

映画を観ていても、変だなぁと思うことがあった。
「インデペンデンス・ディ」は確かに面白かったけれど、なんでアメリカ大統領からアメリカ建国記念日に地球を救ってもらわねばならないのか?ラストシーンを観ながらどうしても解せず、面白かったー!と言いながら劇場を後にする人たちに、本当に面白かったですか?!と尋ねたい衝動でいっぱいで、そんなことを考えてしまう私はひねくれた右翼なんだと思った。
「アルマゲドン」も「ディープインパクト」もそうだ。

virus2.jpgそんなこと言うと、深作の「復活の日」はどうなるんだ!
「日本沈没」はどうなるんだ!ゴジラはたまに自由の女神を壊してるぞ!
なんて言われるかもしれないが、その両者とも日本人は地球を救わない。
アメリカ人だけだ。
大手を振って、俺らが家族を犠牲にしてまで地球を救った!と言ってるのは。


はるぴーさんから借りた小林よしのりの「戦争論2」を3分の1読んで、ヤバい!私、この人と気が合ってる!と思い、クールダウンするつもりで考えてみました。
また選挙がきますねー。
とにかく、スルーだけはしちゃだめです。
あとで文句言うためにも、投票はしなきゃ!