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  • 04/26/09:01

02.21.16:54

真摯と寛容とあきらめ

レスリー・キーの男性ヌード写真集で性器がでてるからどうのとか、AKBのアホっぽい女の子が乳首を男の子に触らせてるからとか、ちょっと前に話題になっていた。
AKBの子の写真は私ですら大丈夫なのかな?と心配になったぐらいなので、やはりというか早速次の日にはイカン!とお叱りが入った。

あれはタイトルがマズイ。
「とものことすき?」
というタイトルで表紙があれでは絶対に性的な想像をするに決まってる。
もし、
「赤ちゃん ばぶー」や
「天使がついてる」
「うしろの正面だーれだ?」
だったら、そこまで言われなかったのではないだろうか。
ただAKBは真理子さまにこじはるが元気で可愛いければ私には何の問題もないので、あのアホっぽい子がどうなろうと知ったことではない。

ryuubi2_00.jpgレスリー・キーの場合は随分違う。
男性器がバッチリ写っているからということだったが、それはそれで別にかまわないのではないか。
その写真を観てないから何とも言えないけれど、浜崎あゆみの元旦那写真集「スーパーマニュエル」は、男性器は写ってないけれどおしりの穴あきパンツとか、股間のふくらみがすっごく強調されたカットとか、サンセバスチャンの殉教ぽいポージングとかゲイ色満載で、猥褻画像ー!というくくりで言われるならば同じぐらいエッチかなと思う。
男性器写真を観てないから何ともいえないけれど。

男性器写真=猥褻ということなのだろうか?
さすがに女性器写真というのは公にはまかり通らない。
あそこを芸術にするにはかなりな技術がいると思う。
だから性的興奮目的のエッチなビデオにしか登場しない。
そういうのを猥褻画像というんだと思う。

どこかでダビデ像のことも話題になっていた。
それも男性器で。
私は学生の頃、美術かなんかの本の写真で見た時に、ぶどうが下がっていると勘違いしていた。
そんなものだ。

レスリー・キーはアーティストなんだから、彼なりの主張があるはずだ。
それを聞かずに一方的に決めつける愚かしさ。
芸術の何たるかも知らない輩がするようなことだ。
文学、絵画、彫刻、写真、映画、
全てそうだ。
意味がわからなければ考えたり、尋ねたりすれば良い。
尋ねたら大島渚みたいに「ばかっっっ!」と怒られるかもしれないけれど、意味がわからないんだから尋ねて何が悪い?と逆に言えば良い。
何も尋ねずに勝手な解釈でどーのこーの批評する輩よりもよっぽど真摯だ。

けれど、どうも近頃周りがあまりにバカばかりで驚くことばかりだ。
困った風潮なのが映画館の予告編を観ていて、
「チャーリーとチョコレート工場の監督作」
なんという監督の紹介のやり方をするものの多いこと!!!!
なんでだろう?

書きものを読んでいても、感動する=泣ける、ですませたり、何かの事象を語る際に、書き手の主観を入れることが多い。
「○○さんの生き方には感動させられっぱなしだ。」とか。
それは書いてるあなたはそうかもしれないけれど、そうすると読み手は「へえー感動するんだー」で終わる。
多分、それで「感動なんだ、この人の生き方は」と読んでおしまいなんだろう。
出す側からそう書けなんてことを求められたりもするのでどうしようもない。

どうしてこうも「考えること」をしなくなったんだろう。
残念だわーと思うんだけれど、そんな大多数の支持が世間の評価になるのだからこれはもうどうしようもない。
ああ、、、あんな人の言うことにいちいち腹を立てても仕方ない、バカがうつる。
と、自分で自分をヨシヨシしながら、いろんな場面でいったい・・・・?と感じることが多くなってきたのは歳をとった証拠なんだろうか。
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Re:真摯と寛容とあきらめ
2013年02月21日木

あら~アップ前にコメントを落としてしまいました。
気を取り直して、今年初めてのブログに~そして気持ちがバンバンと迫るブログに~ご挨拶を! 

そうですね、観る側や読み手に敬意を持つってどのようなことでしょうね。
それは、観る側や読み手の知性を信じることなのかもしれません。
書き手や送り手が、自分よりも低いと思って提供している、簡単な文章や表現に、知性的欲求は動きません。
引き込まれることはないし、観ていて読んでいて退屈で飽きる、ある時点でシラけてしまうものです。
どうも人間は、知性の欲望が働かないと観続けること読み続けることが出来ないのかも…と思うこの頃です。
そう考えると、送り手の劣化が随分と進んでいるように感じます。残念なことですが…
書き手が読み手に敬意を持ち、読み手が評価して、その文章に価値が生まれると思います。批判的な考えであったとしても、その文章を読んだ結果の展開であれば、それはこの文章が有効であったということではと思います。

どうぞこれからも良き書き手であってください。







Re:Re:真摯と寛容とあきらめ
pepeさま、コメントありがとうございます。

色んな事がたまにどうしようもなく無意味に感じたりなんたりします。
が、そんなとき、それも、もうどうしようもなく気持ちが落ちてしまったときに、いつも私はその気持ちを救ってくれる映画に出会います。

今日、「チキンとプラム」という作品を観たのですが、この中に出てきた死神かなんかの神さまが、一人のくだらない男に「人間なんて四つの元素と七神の偶然で生まれたくせに」って言ったんです。
そのセリフを聞いた瞬間、私が感じていたくだらなさも何もかもがスッと吹きとびました。

私も煩悩の塊です。
どうしようもない人間の一人ですね。
2013/02/21 21:15

Re:真摯と寛容とあきらめ
2013年02月25日月

お久しぶり(⌒∇⌒)
なんだか難し過ぎてコメントためらってました。
世の中ばかばっかり、、
考えることしなくなった、、、確かにね〜。

私も最近ダンスばっかりしてて、あまり考えることしてないなぁ。

Re:Re:真摯と寛容とあきらめ
石原とか橋下がリーダーシップあるように言われるのも、アベノミクスがもてはやされるのも、さも語ってるように見えるからだと思います。

年始の大企業トップのなんかの会合をニュースで見ていて、今後の国の動向についてまともな意見されてたのは、「ジャパネット たかた」の高田社長ぐらいでした。
「今だけのことを見ていたら何もコメントできん。もう少し先の事を考えてみたい」
というようなことをおっしゃってました。

harupyさんのダンスも私のどこそこブラブラするのも楽しいから(^^ゞ
2013/02/26 09:35

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