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  • 11/26/02:31

04.28.17:16

幸せな毛布がほしい

nobara.jpgすごく身近なところの、子供による家庭内暴力の話をきいた。
ひどく衝撃を受けた。
最近の諸々あった出来事から受けたダメージとして、ダメ押しされたみたいに。

その子は私の知ってる子で、前から噂はチラホラ聞いていたけれど、とてもそういう子には見えなかったし、まだ小さい子だし、ご両親のこともあまり知らなかったので、噂を聞いていただけだった。
まさか本当にそこまでになるとは考えも及ばず、夕べ、その子が施設に入れられたらしい、と聞き、私にも影響することが出てきたため、ちゃんと考えてみようと思った。

子どもにとって、両親が揃っていてもいなくても「愛されている」と実感できることがどれだけ大切か。
その自信のようなものは、目に見えなくても手で触ることができなくても、確実に体や心のどこかにあって、自分に何があっても何をやっても、そこに行けば休息できる、受け入れてくれる、そこに逃げていける、毛布のようなものだ。

その毛布自体が幸せでないと、子どもは逃げて行けない。

幸せじゃない毛布が多い、とても多い。

思春期に差し掛かってきたときに、今までの生活を憤り、または性について深く感じ、やり切れない気持ちを抱えていたとき、自分の毛布が情けなく、幸せではなかったら、溢れんばかりの気持ちの行き場を何とかしたくて自傷したり、毛布を破いたりする気持ちはよくわかる。
すごくわかる。


その子が満面の笑顔で写っている写真がそばにある。
友だちとこうしているときが、きっとこの子には心の支えになっていたのかもしれないなぁ、と思う。
頑張っていたから、ここだけは自分の居場所だったのかもしれないなぁ、と思う。

rainasu.jpg自分が幸せでいることは、周りの幸せにもつながるなぁ。
どんな小さなことでもいいから、幸せを感じなきゃなぁ。
そして、こんな気持ちぶれぶれの私でも、どんなことでも真っ直ぐ向き合って、ちゃんと傷ついて、弱さも何もかも、ネガティブなものから逃げずに、ちゃんと受け入れられる人になりたいなぁ。





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