11.25.18:32 [PR] |
05.06.16:01 空飛ぶイルカは格好良かった |
宮崎では毎年この時期になると国際音楽祭が開かれる。
何年か前まで故アイザック・スターン氏を中心に室内楽音楽祭として開催され、彼が亡くなって国際音楽祭と名称を変えて今年で14回。
予算が少なくなって開催を危ぶまれてもいたが、なんとかやっている。
その一環として、昨日は宮崎市のメインストリートを歩行者天国にし、ストリート音楽祭が開かれた。
プロからアマチュアまで、多くの音楽愛好者たちが演奏し、聴衆を楽しませてくれた。
今年はオープニングで航空自衛隊西部航空音楽隊が演奏することになり、セレモニーとして自衛隊機T-4(ドルフィン)がメインストリート上空を飛ぶ!というイベントがあった。
それに物申す人たちがずいぶんたくさんいたらしい。
騒音が気になる、危険である等、はっきり言うが「憲法9条を守る」人たちがイベントに対して猛抗議していたそうだ。
たしかに音楽には関係ないんですがね。。。でも見たいじゃない。
さすがにデモなどはしておらず、実行委員の人たちは大変だったろうが、上手に対応してくれていたのだろう。
お疲れ様でした。
3機のT-4が飛んだ。
格好良かった。
昔、お付き合いしていた戦闘機乗りのことを思い出した。
新田原の基地から飛びたつ練習機に、わくわくしていたことを思い出した。
危険性に配慮して、騒音はなかったし、ゆっくりすべるように空を行く3機の戦闘機は美しかった。
ただ滑るように空を行った。
音をたてず行くそれは口輪をかまされた闘犬のようであり、こんなもんか・・・という印象は否めなかった。
その後の演奏中に飛んできた民間飛行機のほうが、よっっっっっっっっぽどうるさかった。
それで抗議していた人たちの気持ちをくんだのだから、仕方ないのかな。
もし、私が先の大戦で米英露中に愛する人を殺されていたら、どう思っただろうか。
日本の軍国主義に翻弄され、愛する人を失っていたら、どう思っただろうか。
あの頃にあの飛行機があれば!と思うだろうか。
それとも、平和を守るためにこそ武器は捨てねば、と思うだろうか。
全体主義は嫌いなので、足並みそろえて「鬼畜米英!」(これはたとえで(笑))などと叫びはしない。
ただ、あのような非常時においては生き残るためにきっと上手く世渡りするように思う。
または愛する人のため、自分の心の正義のため、戦って凌辱されることを厭わないかもしれない。
あとで犬死にのように思えても、そんな風に死んでいった人々も大勢いただろう。
誰にも理解されずにひっそりと死んでいった人々も大勢いただろう。
北朝鮮が今の体制を失い、北と南が平和的に統一されたら?
中東の人々が憎しみの連鎖を断ち、石やトタンや心の壁を取り払ったら?
世界中の一部の金持ちが、天国まで持っていこうかとするようなマネーゲームを止めたら?
資源をたくさん持った貧しい国を利用することを止めたら?
世界はどうなるのだろう。
私たちはまた新しい戦いを、どこかに挑むのだろうか。
国境は、あって然るべきだと思う。
私たちが住まいに壁を作ることと同じだと思う。
動物だってお互いの縄張りを持ち、暮らしている。
色んな考え方の人がいて、出会って、一緒にいたいと感じ、または一緒にはいられないと感じ離れていく。
この人とは理解しあえない、と感じたら、私は二度と関わらない。
まだお互い気持が幼いから、とか、まだまだ成長途中だから、などという、他人に対しての期待は絶対にしない。
壁は追い払う、閉じ込める、ではなく「その人」を侵さない、という約束であってほしい。
そこにはノックすれば開かれるドアをつけて。
何年か前まで故アイザック・スターン氏を中心に室内楽音楽祭として開催され、彼が亡くなって国際音楽祭と名称を変えて今年で14回。
予算が少なくなって開催を危ぶまれてもいたが、なんとかやっている。
その一環として、昨日は宮崎市のメインストリートを歩行者天国にし、ストリート音楽祭が開かれた。
プロからアマチュアまで、多くの音楽愛好者たちが演奏し、聴衆を楽しませてくれた。
今年はオープニングで航空自衛隊西部航空音楽隊が演奏することになり、セレモニーとして自衛隊機T-4(ドルフィン)がメインストリート上空を飛ぶ!というイベントがあった。
それに物申す人たちがずいぶんたくさんいたらしい。
騒音が気になる、危険である等、はっきり言うが「憲法9条を守る」人たちがイベントに対して猛抗議していたそうだ。
たしかに音楽には関係ないんですがね。。。でも見たいじゃない。
さすがにデモなどはしておらず、実行委員の人たちは大変だったろうが、上手に対応してくれていたのだろう。
お疲れ様でした。
3機のT-4が飛んだ。
格好良かった。
昔、お付き合いしていた戦闘機乗りのことを思い出した。
新田原の基地から飛びたつ練習機に、わくわくしていたことを思い出した。
危険性に配慮して、騒音はなかったし、ゆっくりすべるように空を行く3機の戦闘機は美しかった。
ただ滑るように空を行った。
音をたてず行くそれは口輪をかまされた闘犬のようであり、こんなもんか・・・という印象は否めなかった。
その後の演奏中に飛んできた民間飛行機のほうが、よっっっっっっっっぽどうるさかった。
それで抗議していた人たちの気持ちをくんだのだから、仕方ないのかな。
もし、私が先の大戦で米英露中に愛する人を殺されていたら、どう思っただろうか。
日本の軍国主義に翻弄され、愛する人を失っていたら、どう思っただろうか。
あの頃にあの飛行機があれば!と思うだろうか。
それとも、平和を守るためにこそ武器は捨てねば、と思うだろうか。
全体主義は嫌いなので、足並みそろえて「鬼畜米英!」(これはたとえで(笑))などと叫びはしない。
ただ、あのような非常時においては生き残るためにきっと上手く世渡りするように思う。
または愛する人のため、自分の心の正義のため、戦って凌辱されることを厭わないかもしれない。
あとで犬死にのように思えても、そんな風に死んでいった人々も大勢いただろう。
誰にも理解されずにひっそりと死んでいった人々も大勢いただろう。
北朝鮮が今の体制を失い、北と南が平和的に統一されたら?
中東の人々が憎しみの連鎖を断ち、石やトタンや心の壁を取り払ったら?
世界中の一部の金持ちが、天国まで持っていこうかとするようなマネーゲームを止めたら?
資源をたくさん持った貧しい国を利用することを止めたら?
世界はどうなるのだろう。
私たちはまた新しい戦いを、どこかに挑むのだろうか。
国境は、あって然るべきだと思う。
私たちが住まいに壁を作ることと同じだと思う。
動物だってお互いの縄張りを持ち、暮らしている。
色んな考え方の人がいて、出会って、一緒にいたいと感じ、または一緒にはいられないと感じ離れていく。
この人とは理解しあえない、と感じたら、私は二度と関わらない。
まだお互い気持が幼いから、とか、まだまだ成長途中だから、などという、他人に対しての期待は絶対にしない。
壁は追い払う、閉じ込める、ではなく「その人」を侵さない、という約束であってほしい。
そこにはノックすれば開かれるドアをつけて。
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Re:空飛ぶイルカは格好良かった
2009年05月07日木
戦闘機の音は高周波なので年寄りには聞こえないからOKです。
Re:Re:空飛ぶイルカは格好良かった
wolfさん、それ言ってやって。
Re:空飛ぶイルカは格好良かった
2009年05月07日木
国境はあってしかるべき、、本当にそうですね。理想論として国境は要らない、地球は一つ何て言いますが、それはまさに地球の無法地帯を意味します。
人間はそれ程知的ではないのですから、、
Re:Re:空飛ぶイルカは格好良かった
宇宙から見た地球には国境がない、という言葉には感動して涙するんですが、「どんな人間たちも動物たちも植物も海も山も皆、同じ地球に住んでいる」、という部分に感動するのであって、はるぴーさんの言うとおり、壁や境界というのはお互いが安心して暮らしていくためのルールだと思うんです。
サバンナに暮らす動物たちだってそうして暮らしているのだから、人間にはもっと必要ですよね。
『NO BORDER』は、私たちの心に必要な言葉だと思います。
サバンナに暮らす動物たちだってそうして暮らしているのだから、人間にはもっと必要ですよね。
『NO BORDER』は、私たちの心に必要な言葉だと思います。
301も、今はなき202も
2009年05月07日木
みんなが幸せに眠っている時
上空をパトロールしながら守ってくれている
日常
ほとんど姿をみることはないけれど
サンダーバードは飛んでこなくても
だれも感謝しなくても
JASDFが確かにインターセプトしている
Re:301も、今はなき202も
彼は飛行機オタクでもあった・・・わけだ。
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