11.25.11:04 [PR] |
06.14.02:01 大丈夫であるように。 |
今回もいくつかのはじめましてと、さようならがあり、気持ちの切り替えが得意ではない私は、今すごくまいっている。
もしかすると、もう二度とは会えないかもしれない人たち。
彼ら彼女たちと、もう少し一緒にいたい、もっと知り合いたい、と思うほどに、会えないかもしれないなら思い出が増えるのは悲しくて、できるならちゃんと「さようなら」はせず、早くその場から逃げたいと思った。
遠いところに住む人たちとの別れはいやだ。
帰ってしまうと思うのがいやだ。
気楽に立ち回れば良いのに、そう思えない私がいやだ。
いちいち感じてしまう、小さい私がいやだ。
だけどそう思ってしまうから、しばらくはこんな気分で、思い出しては泣きそうになる心と付き合うしかない。
最後に観た作品は是枝裕和監督のドキュメンタリー『大丈夫であるように―Cocco終わらない旅―』。
ほんの数年前に初めて聴いた彼女の歌が「強く儚い者たち」。
耳触りのよい曲で、ふんふん・・・と聴いていると、ずどんと奈落に落とされる。
こんな歌詞を書く人だから、きっと生い立ちに何らかの影を持っているのだと思っていた。
作品の中に彼女の父親や母親がでてきて、それが間違いだったとわかった。
それで彼女をますます好きになった。
この人も普通なんだ。
私たちより正直なだけなんだ。
それを表現して生きていたから表現者になり、自分以外の周りの思いも正直に受け止めて抱え、折れながらフィックスしながら立ってようとしている女性なんだ。
砂浜でファンレターを燃やしていた。
そうだよ、失くしたほうがいいよ、と思った。
手紙や絵や贈られた何もかもが赤々と燃える炎の中に、彼女は自分の髪の毛を切って落とした。
長かった髪の毛は肩までになった。
彼女の『Raining』のようだと思った。
贈ってくれた人たちの一生懸命に、彼女は自分の一生懸命で最後も応えた。
是枝監督はドキュメンタリー出身の監督だからか、対象のcoccoに上手に寄り添いながら作っていた。
ライブの模様がほとんど、移動の車の中、彼女が訪れた場所、彼女の歌、この作品用にしっかりと彼女をとらえて話を聞いたシーンはたった一か所。
子どもの存在について。
彼女は宮崎駿の『もののけ姫』を例に話す。
いままではラストに少しの希望をもたせて終わるのはダメだ、わからない人たちにわからせるには全てを破壊して危機感を持たせないとダメだ、と感じていたが、子供と一緒に観たときに、「お願いだから最後に希望をもたせて」と祈った・・・と。
子供たちには希望を、明るい未来を見せてあげたい、そう願ったと。
それが10代の頃と、子供を持ってからの違いだと。
メジャーデビューして数年の彼女の歌と、子供を持ってからの歌はまるで違う。
なぜそうなのか、母になった人にはわかること。
「子どもには希望を・・・」と思った彼女の気持はとてもシンプルで、すごく素敵で、私も娘にそう感じたことに花丸のハンコをつかれたような気分だった。
気にせずに言いたい。
これが、子供を持った女の良さなんだぞ、と。
coccoは荷物を抱えて生きることにすごく正直に真っ直ぐに向かい合っている。
その健気さが痛々しいけれど、そんな生き方をしている彼女以外の人たちのためにも今回のドキュメンタリーで、あえて自分をさらしてくれたのかな、と感じた。
それが表現者としての立場で、同じ折れそうに生きている人たちへの「お互い、大丈夫であるように思ってる」んだよね、という控え目だけど心に響くメッセージなんだと。
このドキュメンタリーの写真集『大丈夫であるように。-Cocco終わらない旅‐』。
その中に書かれてある一遍の彼女の言葉
憎いと思っても 一度もあなたを愛さなかった瞬間など ない。
他のどんな言葉よりも、その思いが何よりも私の中ではまって刻まれて、なぁんだ、偉そうなこと言っても結局はそれだけじゃない、そう誰かに思われても、、、、、、
でもね、だってそうなんだから。
そしてそう気付くことが、自分を癒す薬になっていることを、きっとCoccoは知っている。
思わぬキリ番踏んでしまった
2009年06月14日日
12888番目の小夜子、、
とにかく有難う
「手紙の子、いるか? ここに来てるか?」
「知らなくてごめんね、」
「来たよ、 また来るよ、、」
そう、ぶっきらぼうに言うCoccoは
剥きだしで痛いくらいストレートで
そんなCoccoに会えて良かった
大丈夫! あの子はちゃんと立って
ちゃんと歩いてる
僕もぼくたちも
大丈夫であるように、、
7番目じゃ?
お世話になりやした
2009年06月14日日
初メールでやんす。
只今、帰ってまいりやした。
早速CoccoのCD聞きながら一筆啓上仕る。
*「樹海の糸」~「焼け野が原」が流れてます♪
ありきたりの言葉で言えば、100人100通りの「終わらない旅」があるんじゃないかしら?
自分の旅は、自分自身で企画・実行し続けていかなきゃね~。
旅の終点を早めることはできるんでしょうが、自分の身体が、もはや自分のものだけでない彼女の心境は、
「終わらない…旅」って感じでしょうか。
終わりたい誘惑にかられて、たどり着いたのが過去との決別「手紙炎上」と、インディアンの儀式のような「ヘア・カット」なのかも。
「生きろ。生きろ。生きろ~!」
また、メールします。CIAO!
おかえりー。
またその曲チョイスはー
「樹海の糸」は大好きです。「焼け野が原」には思い出したくない思い出が・・・
自分の旅は自分自身で~、そこ、すごくキマした・・・
教えてくれた孟子か孔子の言葉、「生は収束(集束?)する、死は・・・」どうやら自分でちゃんと読んでみないといけませんね!
元気にしててください、そしてあんまり大きくなりすぎないようにー
楽しかったですっ♪
2009年06月14日日
12日は、めくるめく宮崎の夜にして下さり、ありがとうございました(笑)。
心置きなく、旅の恥をかき捨てることが出来ました。
それにしても、これまで何枚かネットで拝見していたお写真での45さんより実物の方がかなり素敵だったのが、何というか嬉しい誤算でした(照)。
歌声も、心地よくて・・・・♪
あの個室での5人での4時間が、もしかして今年のハイライトになるかもしれません。
昨日もうまくお会い出来て良かったです。
大淀川のたもとで、よくぞSさんにばったりお会いできたもの!
ところで、「ミルク」、いかがでしたか?
「トウキョウソナタ」のトークショーでは、とても興味深い裏話をたっぷりとお聴きすることが出来またんですよ。
mixiとこちら(http://movie.ee.ous.ac.jp/cgi-bin/hmyybbs2.cgi)に詳しくレポしていきますので、よければ目を通してみて下さいね。
これに懲りずに、いつかまたカラオケにお付き合いいただけますよう(笑)。
今度は、いつどこでお会いできるでのでしょうね。
本当にありがとうございました!
お疲れ様でした、ホントに・・・
ギドクのサインやら、優ちゃん似顔絵やら、あ、きび団子美味しかったです。
ありがとうございました。
え?あそこに4時間もいたんですか!
あっという間でしたねぇ、実は、まだまだイケるわっっ!って思ってましたもん。
ほっといたら何時になっていたことか・・・
「TOMさんカラオケ20年ぶり説」をどうにかして覆したい、と思っていたのですが、できませんでした。
多分、夏の湯布院にぱふさんが行かれるのでは?と思っています。
その時にはTOMさん宛にお土産を持って行ってもらいますね♪
またいつか騒ぎましょう!
その時まで、せめて私も「『お台場の女』って何?」とか言わずにすむようにしときます・・・
Re:Re:思わぬキリ番踏んでしまった
2009年06月14日日
○○番目、、
といえば、小夜子しか浮かばんかった
祭りの終わったあとで
なんだかぽっかりしちゃって
またホームシックだ、、
今回は達成感が無かったから、それはないな。
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