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  • 11/25/13:22

06.15.02:07

Milk ~映画~

MILKBOOK_TOP.jpg冒頭、ショットバーから後ろ手に連れていかれるゲイたちの姿が映る。
彼らがいったい何をしたというのだろう?

キリスト教はやっかいだ。
昔からホラー映画では、性について狂信的な家族の話が何度も取り上げられている。
同性同士の結婚について、ほとんどの反対者は熱心なキリスト教信者たちだ。
夕方観たNHKのニュースでは、アメリカの同性婚についての特集をやっていた。
反対していた人が、子どもを成すことのない自然の摂理に反した同性間の結婚など、神は許さない、と言っていた。
幸せな同性愛者は許されなくて、子どもを成す男と女なら、不幸な結婚でも許されるの?子どもができないと苦しんでいる人たちはどうなるの?

また、リベラルで公平であろう、とする人たちの中にも、どこか勘違いがある。
同性愛者に関する科学的なデータが出た場合、それを身近な同性愛者に語りたがったり、何とか自分自身の考えの中で理解しようとしたり。
無理だから、関係ないから、そんなこと。
でも、無関心じゃないだけいい。

Milk.jpgアメリカに於ける、いや、日本以外の国での同性愛者への権利獲得の動きには、決して負けないぞ!決して諦めないぞ!という、強い意志を感じる。
それはやはり、先人たちの導きや活動があったからだろう。
そのひとりがハーヴィー・ミルクだ。

彼は隠すより表に出すことで、社会に知らしめようとした。
また、政治的に他のマイノリティたち(黒人や障害者や社会的弱者と呼ばれる人たち)と結びつけて戦ったことが画期的だった。

「Milk」という作品の中で、彼が破棄に力を注いだ条例6(教職にあるものの性的指向により解雇できる)、これは随分とあまりな話ではあるけれど、これは性的指向が性的嗜好と同じように語られる社会的な勘違いも大いに関係する。
同性愛は性的指向(髪の長い色白の女性が好きとか、そういうこと)であって、性的嗜好(SMや幼児性愛など)とは違うが、昔から男性同性愛者の中には幼児を対象にする人がいることも事実。

この作品は彼が凶弾に倒れるまでの活動を淡々と描いている。
アカデミー脚本賞を受賞したが、私はそこまで脚本が素晴らしいとは感じなかった。
きっとマジョリティは内容がどう、という話はできないだろう。
ハーヴィーの人となりを語るにしても、一生懸命戦った姿はわかるだろうが、それ以上のものを感じることはできないだろう。
ゲイとレズビアンが手をとって戦ったことが画期的だったことも、わからないだろう。
tosca1.jpg
それはやはり同性愛の特異性に目を奪われ、そちらを印象的に感じるから。
ただ、いつもは無表情であまり笑わないショーン・ペンが、とても愛嬌ある演技を見せてくれていたこと、効果的に使っていたオペラの「トスカ」、ハーヴィーがこのオペラを観て、失った恋人に早朝、電話をするシーンからは、誰かを愛する気持ちは異性愛だろうと同性愛だろうと関係ない、と思える。
あの時の彼の孤独、喜びには胸を打たれる。
その後の展開が切ない。
「トスカ」のポスターを見るハーヴィーの目に、それ以上に映っていたもの、を思うと胸が痛い。

40歳になっても何もできなかった、そう言うハーヴィーがそれからの8年間でやったこと。
それは現代アメリカに力強く息づいていると思いたい。
ハーヴィーを追悼しようと多くのマイノリティが灯をともし、行進した、あの、光のミルキィ・ウェイは美しかった。
黒人大統領が生まれたように、決して彼がやったことは無駄ではなかった。
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愛の多様性は、、
2009年06月15日月

禁欲の修道の中で芽生えてきたもの
という事実も覆い隠すべきではない

禁断のリンゴには全ての知恵が含まれていたが
それは善悪で語れるものではない

性愛だけで語られるのも困る
そんなに単純でもない

一人ひとりのDNAが異なるように
愛し方も十人十色


ぼくらはみんなマイノリティ

目を開けてまわりを見回せば
似てはいても少しずつ違うはず

同じなのは
ともに生きている
生きていくということだけ

Re:愛の多様性は、、
私がどうしても判らないのは、誰かを好きだと思う気持ちに説明がいるか?ということです。
同性愛者はその点、周りに余計な気を使わないといけないので、疲れるだろうなぁと思います。

ただ、そんな単純な考え方では世の中には通用しない、ということもイヤというほど知ってはいますが、なんでシンプルに考えられないんだろう?
あーーー、また涙がでてきます。
2009/06/15 09:32

Re:Re:愛の多様性は、、
2009年06月15日月

そればかりでなく

不必要な説明、しなきゃいけないことが多すぎる

「なぜ?」「どうして?」
答えなきゃいけませんか?
理由がいりますか?

まあ君はまあ君
僕はボク、君はキミ
それだけでしょ?

人間として生きてる、生きていたい
共有したい、できれば分かち合いたい
それだけ、、


年齢も所属も性別も国籍も関係ない

はず、だよね、、

Re:Re:Re:愛の多様性は、、
知らないから知りたい、という気持ちは大切です。
だから逆に「尋ねちゃいけないんじゃないか?」という気持ちもやっかいですよね、尋ねられれば答えるのに。

ただ、同性愛者にしても障害者にしても、『社会的に知ってもらう』大義がある場合は、どうしても「理論的で難しい話」をしなければいけないわけです。
結局、社会的に認知される・・・ということは、権力者や知識人だと自認しているような人たちに理解を促す、ということですから。
そういう余計な仕事が大変だろうな、と思うわけです。

愛が多様だなどとは私は思っていません。
愛は愛でしょう、やはり。
2009/06/15 12:37

愛は愛、、
2009年06月16日火


目の不自由な子ども達が動物園に行き
象をさわった

「象はどんな動物ですか?」と質問され

長いホースのようなもの
太い柱のようなもの
低くて広い天井のようなもの、、

バラバラの答えが返ってきたが
すべて間違いではない

象は象、、

そして
愛は愛、、

そんなようなもの

Re:愛は愛、、
うん、そうですね。

ちょっと疲れました。
2009/06/16 00:34

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