11.25.14:37 [PR] |
02.27.22:38 しまんちゅぬたから |
2009年度に宮崎県内で閉校、または休校になる小中学校が20何校あるとか。
そのうちの1校で、児童減少のために休校になる串間市築島の市木小学校築島分校。
今日はその築島分校の75周年式典を兼ねた休校式の写真を撮りに行ってきた。
南郷町道の駅から少し南へ行った舳(へた)漁港から漁船に乗る。
漁船に乗ったのは初めてだったし、今日はずいぶん波が高くて心配だったが、お~揺れる揺れる~♪と写真を撮ってるうちに着いてしまった。
そりゃそうだ、目の前だもん。
遠ざかっていくへた漁港と、漁船がつくる波しぶきには演歌の心を感じたぞ。
多分自転車は一台もないはずの、すごい坂道を歩いていくと「集会所」と呼ばれている場所が体育館を兼ねていて式典の準備がされてある。
すぐ隣は島人のお墓になっているが、景色に溶け込みすぎていて、おはか~という感じがしない。
今日は島をあげての式典ということもあってか、10基ほどのお墓全部に綺麗なお花が入っていた。
名前は「築島」さんか「近藤」さんのみ。
集会所から、坂道をちょっぴり上がると校舎がある。
私が通っていた幼稚園を思い出させるようなたたずまい。
そこでは分校の生徒たち3人が出迎えてくれたが、とっても可愛い。
3・4・5年生の女の子たち。
今日は主役だね!
集会所から港の方には、小さな祠がふたつある。
山の神さまと海の神さまらしい。
こんにちはと挨拶してきた。
式典には串間市長なんかが見えていたので、来賓あいさつなんかがダルイなぁと思っていたが、そのあとは全て子どもたちや島民が主になった構成だったので、他人事だというのに感動して泣いてしまった。
この学校が、島の核になっていたんだなぁと思った。
子どもたちや、赴任してくる先生たちの存在が、島民たちの刺激になり、生活の一部になっていたことがよくわかる。
なんてったって島民約40人。
分校のある島の西側に家は全戸建っている。
せっかくだから一周しようと思ったが、半分から先は、けもの道しかなかった・・・・・・・
3人とも元気だけどおっとりとした、可愛い女の子たち。
外に出るのが少し早まったけど、きっと楽しいはず。
そのまま築島に残る子はひとりだけど、まだ小さい妹が小学生になるときには、また分校が再開するといいね。
その可能性は限りなくゼロに近いけれど、あの可愛い校舎で勉強していた3人が、あまりに可愛いくて聡明だったので、島や彼女たちの未来がどうか明るいように、と、つい願ってしまった。
分校の全景
マンホールのふたには地域性が出ていて面白いんだな。
築島港がむこーうに見える
小さな夢の島
2010年03月05日金
その島って
昔
築島さんって人が
買った島だよね
個人所有の島って
ちょっと憧れるけど
個人が買って、それも当時の値段(明治何年とか?)で50円ぐらい。
今に換算してどれぐらいなのかはわかりませんが。
Re:Re:小さな夢の島
2010年03月06日土
今だと
50万円くらいになるけど
物の価値観が違うから
単純に比較するのは難しいね
しかし、その後の維持費ったら相当なもんでしょうねぇ。
やっぱり好きじゃないとできんわ。
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