11.25.16:49 [PR] |
05.25.00:26 最後に帰る場所 |
「あなたが、最後に帰る場所は、どこですか」
『井上雄彦 最後のマンガ展』のチラシコピー。
それを読んで4号が、
「堀切峠・・・ほら、はまゆうが咲いていて・・・」と言った。
彼女は宮崎の人だけど、熊本に家を建てているので、その言葉を聞きながら切ないなぁ・・・と思った。
そういえば私が東京にいたころ、車で10分も走れば海に辿り着く宮崎に、どれだけ帰りたかったか思い出した。
不勉強だが宮本武蔵がどんなひとなのか知らない。
だから今回の展覧会での、『井上雄彦の宮本武蔵』でしかないのだけれど、武蔵というよりも一人の、死ぬまで剣の道を行き、強くなりたいと願った人、として私の中に入ってきた。
強くなりたい。
どれほどそう願っているだろう。
力、心、強くなれたらどんなに良いだろう。
どんな出来事にも気持ちにも揺れずに生きていけたら、どんなに良いだろう。
しかし本当のところは彼も気づいていたとおり、ありのままの自分を受け入れることが強さなのだと思う。
天井までの大きな絵の中に一羽の鳥が飛んでいた。
その横には、高く高く飛ぶ二羽の鳥がいた。
もう一羽は誰か?ではない。
あれは自分自身全ての姿だろうと感じた。
その絵は水墨画のようでもあり、マンガのようでもあったけれど、一羽の孤高の鳥が二羽になって飛んでいる風景画は、優しくて厳しくて、とても美しかった。
傷つくことを恐れないとか、ありのままでいいとか、そんな気持ちはとても大切にしているけれど、そんな大それたことできているかというとそうでもないし、また、そうすることで失うことも多いわけで、それを救ってくれるのがそれまでの潔い生き方への誇り、なのだと思う。
様々な人々に出会って気持ちが揺れても、自分の中にある芯だけは揺れないから傷つく。
これでいいんだろうか?
間違ってないだろうか?
と、自分に問いながら生きている人は素敵だ。
そして、人生の最後に浮かべる風景は、やはり私も大きな海だと思う。
『井上雄彦 最後のマンガ展』のチラシコピー。
それを読んで4号が、
「堀切峠・・・ほら、はまゆうが咲いていて・・・」と言った。
彼女は宮崎の人だけど、熊本に家を建てているので、その言葉を聞きながら切ないなぁ・・・と思った。
そういえば私が東京にいたころ、車で10分も走れば海に辿り着く宮崎に、どれだけ帰りたかったか思い出した。
不勉強だが宮本武蔵がどんなひとなのか知らない。
だから今回の展覧会での、『井上雄彦の宮本武蔵』でしかないのだけれど、武蔵というよりも一人の、死ぬまで剣の道を行き、強くなりたいと願った人、として私の中に入ってきた。
強くなりたい。
どれほどそう願っているだろう。
力、心、強くなれたらどんなに良いだろう。
どんな出来事にも気持ちにも揺れずに生きていけたら、どんなに良いだろう。
しかし本当のところは彼も気づいていたとおり、ありのままの自分を受け入れることが強さなのだと思う。
天井までの大きな絵の中に一羽の鳥が飛んでいた。
その横には、高く高く飛ぶ二羽の鳥がいた。
もう一羽は誰か?ではない。
あれは自分自身全ての姿だろうと感じた。
その絵は水墨画のようでもあり、マンガのようでもあったけれど、一羽の孤高の鳥が二羽になって飛んでいる風景画は、優しくて厳しくて、とても美しかった。
傷つくことを恐れないとか、ありのままでいいとか、そんな気持ちはとても大切にしているけれど、そんな大それたことできているかというとそうでもないし、また、そうすることで失うことも多いわけで、それを救ってくれるのがそれまでの潔い生き方への誇り、なのだと思う。
様々な人々に出会って気持ちが揺れても、自分の中にある芯だけは揺れないから傷つく。
これでいいんだろうか?
間違ってないだろうか?
と、自分に問いながら生きている人は素敵だ。
そして、人生の最後に浮かべる風景は、やはり私も大きな海だと思う。
PR
Re:最後に帰る場所
2009年05月25日月
素直になれる場所
好きなだけ泣ける場所
心から笑える場所
僕にとって
最後に帰りたいのは
清武の
あの場所かもしれない
Re:Re:最後に帰る場所
ほんと?
沖縄とかじゃなく?
青さんの定義で言えば今の私の場合、あの季節の、あの時間。
沖縄とかじゃなく?
青さんの定義で言えば今の私の場合、あの季節の、あの時間。
沖縄とか、、
2009年05月25日月
その場所は、、
そっとしといて(苦笑)
癒されるどころか
心みだれまっくてしまうってば
Re:沖縄とか、、
はははーーーー♪
やっりー
いつも私ばっかり慌てふためいてる姿見せてるから、たまにはねぇ。
やっりー
いつも私ばっかり慌てふためいてる姿見せてるから、たまにはねぇ。
- トラックバックURLはこちら