11.25.19:28 [PR] |
05.26.01:25 コリントの信徒への手紙 13章 ~愛のむきだし~ |
『 たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、私は騒がしいどら、 やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしに何の益もない。
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、鏡と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。』
ヨーコがユウに語ったところ。
すごく好きだった言葉。
ユウのヨーコへの気持ちに嘘はないとしても、彼の行為は愛情の押し付けでしかない。
新興宗教から彼女を救うため、だとしても。
考え方がとても難しい。
私は太陽や月や山や海などの自然にたいしての畏れや畏敬の気持ちは持っているが、それを語る人間の誰かを信仰はしない。
しかし、それをやったことで自分の苦しみから解き放たれたり、救われた、という人に対してどうこう言うつもりもないし、私や私の周りに迷惑がかからない限りはその人もその宗教もそのままで良いと思っている。
オウム真理教のように社会に対してテロ行為を行ったり、殺人を犯したり、ではない限り、(ごめんなさい、もし信仰している方がいたら申し訳ない)創価学会だって立派な新興宗教で、あからさまな勧誘行為だってやっているし、入会して、今まで家にあった仏壇や位牌を捨て、学会のための仏壇を買ったり、などという家族もいる。
話が横道にそれたように思うが、「愛のむきだし」という作品について考えたとき、「カルト的宗教」というものを絡めず物語を作ったらどうだったのだろう?と、ふと考えた。
今はまだ頭の整理がついていないので、また、そのうち。
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、鏡と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。』
ヨーコがユウに語ったところ。
すごく好きだった言葉。
ユウのヨーコへの気持ちに嘘はないとしても、彼の行為は愛情の押し付けでしかない。
新興宗教から彼女を救うため、だとしても。
考え方がとても難しい。
私は太陽や月や山や海などの自然にたいしての畏れや畏敬の気持ちは持っているが、それを語る人間の誰かを信仰はしない。
しかし、それをやったことで自分の苦しみから解き放たれたり、救われた、という人に対してどうこう言うつもりもないし、私や私の周りに迷惑がかからない限りはその人もその宗教もそのままで良いと思っている。
オウム真理教のように社会に対してテロ行為を行ったり、殺人を犯したり、ではない限り、(ごめんなさい、もし信仰している方がいたら申し訳ない)創価学会だって立派な新興宗教で、あからさまな勧誘行為だってやっているし、入会して、今まで家にあった仏壇や位牌を捨て、学会のための仏壇を買ったり、などという家族もいる。
話が横道にそれたように思うが、「愛のむきだし」という作品について考えたとき、「カルト的宗教」というものを絡めず物語を作ったらどうだったのだろう?と、ふと考えた。
今はまだ頭の整理がついていないので、また、そのうち。
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Re:コリントの信徒への手紙 13章 ~愛のむきだし~
2009年05月26日火
ヨーコがユウに語る場面は凄く印象的でした。
しかし、後半カルト宗教が中心の場面になると、映画の勢いがなくなってしまいますね。
Re:Re:コリントの信徒への手紙 13章 ~愛のむきだし~
そうなんですよね、あそこからの展開が疑問ですよね。
「むきだしの愛」について、どーなっていくのか観たかった。
とにかく色んなテーマが入りすぎてると思います。
本当の『愛』の定義はヨーコが語ったこの言葉に集約されているのですが、彼の愛は決してそんなことではないし、語ったヨーコですら最後があれではどうかと。
ユウのは、ものすごく相手を欲する気持ち、であって、愛ではないと思います。
せっかくそれぞれの人物像をあれだけの時間をかけて描いたのに、肝心の『愛』という部分はおざなり?なおざり?だと思います。
どこか置いてけぼりで。
プロデューサーのブログを読んだら、カルト教団から妹さんを脱退させたお兄さんがいて、そういう実話があった、ということでした。
「むきだしの愛」について、どーなっていくのか観たかった。
とにかく色んなテーマが入りすぎてると思います。
本当の『愛』の定義はヨーコが語ったこの言葉に集約されているのですが、彼の愛は決してそんなことではないし、語ったヨーコですら最後があれではどうかと。
ユウのは、ものすごく相手を欲する気持ち、であって、愛ではないと思います。
せっかくそれぞれの人物像をあれだけの時間をかけて描いたのに、肝心の『愛』という部分はおざなり?なおざり?だと思います。
どこか置いてけぼりで。
プロデューサーのブログを読んだら、カルト教団から妹さんを脱退させたお兄さんがいて、そういう実話があった、ということでした。
宇宙の法則
2009年05月27日水
信仰は我が内にあり
宗教は外にありて
天地風水火月陽光に疑いはなく
心の内にのみ在する
信仰は開放し
宗教は束縛する
いずれも天と地の狭間に宿り
異なる道を歩む
これ宇宙の法則なり
Re:宇宙の法則
大それたことを言ってしまいますが、キリストもムハンマドも彼らが語ったことはどんなに素晴らしくても、それを聞く人たちが本当に理解していなければ、正しく利用しなければ、何にもならないんですよね。
Re:コリントの信徒への手紙 13章 ~愛のむきだし~
2009年05月27日水
キリストだって池田大作だってみんな下世話じゃん。
コリント部分に食いついてじゃだめだろ。あれは満島の後半の見せ場的ご褒美。ストレートにそこ触れると園子温がほくそ笑みます。
弁当だっていろんなおかずが入ってる方がうれしいのに、多いって言って苦言を呈するのはまさに糖尿病の患者だけじゃないの(笑)
Re:Re:コリントの信徒への手紙 13章 ~愛のむきだし~
>キリストだって池田大作だってみんな下世話じゃん。
げ!言われちゃったよー。 まぁね。
>コリント部分に食いついてじゃだめだろ。あれは満島の後半の見せ場的ご褒美。ストレートにそこ触れると園子温がほくそ笑みます。
そうなんだ!ほくそ笑ませてしまったのかっ!
>弁当だっていろんなおかずが入ってる方がうれしいのに、多いって言って苦言を呈するのはまさに糖尿病の患者だけじゃないの(笑)
やっぱ糖尿なんだ・・・
食べ過ぎなんだ・・・でもお腹すいた。
え”ー?じゃあ悔しいから元気なときに、もいっかい観てみる。
けど、このwolfさんのコメント読んでいたらみょーにスッキリした。
げ!言われちゃったよー。 まぁね。
>コリント部分に食いついてじゃだめだろ。あれは満島の後半の見せ場的ご褒美。ストレートにそこ触れると園子温がほくそ笑みます。
そうなんだ!ほくそ笑ませてしまったのかっ!
>弁当だっていろんなおかずが入ってる方がうれしいのに、多いって言って苦言を呈するのはまさに糖尿病の患者だけじゃないの(笑)
やっぱ糖尿なんだ・・・
食べ過ぎなんだ・・・でもお腹すいた。
え”ー?じゃあ悔しいから元気なときに、もいっかい観てみる。
けど、このwolfさんのコメント読んでいたらみょーにスッキリした。
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