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  • 04/27/12:44

12.17.13:30

この道は母へと続く

ロシア映画です。
可愛くて素敵だった!

世界中の貧困国の孤児たちが、裕福な国のお金持ちに養子にもらわれているのですが(貧困国で、孤児で、とは限りませんが)、仲介する人によっては人身売買であったり、臓器売買であったり、という現実があります。

この作品は施設に預けられている子どもが養子が決まったけれど、「養子に行ったあとに母親が迎えにきたらどうしよう」と、本当の母親に会いに行く、というお話です。

施設には小さい子から大きい子まで年齢は様々で、大きい子は大きい子なりに施設の中で独立し、自分たちの生活を営んでいます。
そのたくましいこと・・・・・
女の子は売春であったり、施設の中で小さい子の世話をしたり、男の子はガソリンスタンドだったり、施設に来る養子仲介人の車の部品を盗んだり。
だけど、それがとても明るくてたくましい。
稼いだお金は皆で貯めてたりして。

ただ、こんな例えで悪いのだけれど、ペットショップの動物同様、小さい子じゃないと養子にいけないという現実がすごく悲しい。そして、そんな子どもたちが母親の存在を欲していることがつらい。
トラック運転手相手に売春しているイルカという少女が、主人公ワーニャに見せる母性がなんとも爽やかです。

それと、仲介人の運転手!
この人、いい!最後、すっげースッキリ!こーでなくちゃ!っていうか、判るよ!あの気持ち♪

つらい話題でもあり、考えるととても悲しい現実なのですが、そこに生きる子どもたちのたくましさがまぶしい、素敵な作品でした。

konomichi.jpg










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