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  • 11/25/20:15

12.17.13:26

2001年宇宙の旅~映画~

この作品、劇場で観て良かったっ!
今まで意味わからん!つまらん!と思ってたのは、テレビの小さい画面で観てたからだと判りました。
無理して時間つくってよかった♪

ここがこうでこうだからこうなんです、とハッキリ解説できはしないのですが、まず画面の構成がきれい。
全てのシーンがそのまま絵になる。
配色といい、置かれている風景や家具、壁、人、カンペキ。
これぞキューブリック作!

で、『ツァラトゥストラかく語りき』で始まるオープニングが鳥肌ものでした。
『美しき青きドナウ』で表される宇宙旅行、ただの息遣いのみ、の宇宙活動、美しい光線群・・・・・そのあとにやってくる無音の、そして美しいけれど牢獄のような真っ白い部屋。
胎児に返るデイブ、また流れる『ツァラトゥストラ』・・・・
ニーチェの言う超人の永劫回帰。
なんとなく判ってきましたよ。

第1章から、まずあの石碑は神を象徴しているのではないでしょうか。
恐る恐る触れた猿は道具を使うことを知り、動物の血を流すことを知り、そして争いで血を流すことを知る。
知能を持ったためにその罪を血で贖う、まさに『バベル』に出てきた血による贖罪の始まりです。

そう考えると、少し説明不足な感じはありますが、宇宙での船外活動で同僚を死に至らしめたデイブ、超人であることを誇っていたHALを消してしまったデイブ、そして多分彼の罪により未来へと続いていたはずの美しい光線群の先にある白い部屋は囚われの牢獄ではないか、と思うのです。
最後、胎児に返った彼ですが、それは私たち人間の罪の歴史は繰り返す、という意味かもしれません。
それはニーチェ=永劫回帰という考え方から、私が小さい頭で想像したにすぎませんが。
そうだ、確かにニーチェと神という考え方は矛盾してる・・・・


ま、とにかく劇場で観てない人は是非、観て損はなし!私ですら、眠くなりませんでしたよ。

HALはやっぱり可哀想・・・・・

2001.jpg










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