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  • 03/29/18:11

05.12.12:58

マリリン 7日間の恋 ~映画とか~

マリリン・モンローのイメージはシャネルNO5のポスターだ。

これ。
M-123.jpg
 高校生のときに初めてみて、なんて素敵なんだろうと思った。
小学生の頃からロードショーとスクリーンを毎月読んでいたので、もちろんマリリン・モンローがどんな人なのか、どんな映画に出ているのか知っていたけれど、美女好きの私の食指に少しもヒットしなかった。
ソフィア・ローレン、ジャクリーン・ビセット、小林麻美、多岐川裕美、田中裕子、樋口可南子、基本的に私は金髪には目もくれなかったようである。
(ようやくナオミ・ワッツに出会って金髪に目覚めた)

このポスターに感激しても、モンローの映画を観る気にはならなかった。
ストーリーに興味がわかなかったからだと思う。
時間があれば観てみようかな。

「マリリン 7日間の恋」
映画が大好きな上流階級の青年コリンが、親のコネで入ったローレンス・オリヴィエのプロダクションで映画つくりにたずさわる。
その映画制作の現場で、モンローと関わった日々があった。
24歳の青年にとってそれは素晴らしい青春の1ページになった・・・というお話し。

ミシェル・ウィリアムズは「ブロークバック・マウンテン」「ブルー・バレンタイン」どちらも一般的な家庭の女性の役だったので地味な印象しかなく、まさかこんなに素敵に化けるとは思わなかった。
この映画の中ではとても可愛く魅力的な女性でした。
自然に甘えるしぐさも、キラキラした笑顔も、あんな風に見つめられたら一瞬で恋してしまいそうな瞳も、光り輝く金髪も、真っ白い肌も何もかも。
あの視線には美味しいエサがついていて、向けられたら食いつくしかないような、そんな感じ。

さっきまで腕を組んで肩を寄せて歩いていたのに、好きな人からの呼びかけに、あっさりと走っていく。
でも、ちょっと立ち止まってこちらに駆け戻ってきて、愛情たっぷりのとろけるような表情で「ありがとう」と告げて去っていく。
アーサー・ミラーからの電話を取りに走るマリリンのシーンがツボでした。
コリン青年もイチコロです。
あんな魅力的な年上の女性と関わることができた夢のような日々。
二度と返らない青春の大切な思い出。
それがこの映画です。

マリリン・モンローが抱えていた満たされない孤独。
それはどんな人に愛されたとしても癒されない。
なぜなら本人の問題だから。
育った家庭環境でつくられた精神構造なのか、彼女自身が自分のトラウマに対峙してその不安を取り除こうと努力しないとできないこと。
その点ではとても悲しい人だと思う。
だからこそあんなに魅力的なんだけど。

この作品はコリン青年の話しなので、邦題の付け方は誤りあり。
もう少し考えてくれたら良かったのにと思います。
映画自体、そうたいした話しではないけれど、つまらないタイトルにしてもったいない。

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Re:マリリン 7日間の恋 ~映画とか~
2012年05月12日土

コロッと寝返りましたね。
私はミッシェル、映画を見た後も全然納得出来ませんでした。どうしても普通のオバサンが演じてるとしか思えなくて、この映画で一番残念なところでした。
「王子と踊り子」は見てないけど、「帰らざる川」や「バス停留所」のマリリンの魅力は誰にも
真似は出来ないわ。

Re:Re:マリリン 7日間の恋 ~映画とか~
あははー。
寝返ったと言われても・・・(^^ゞ
だって観てみたら可愛いかったんですもん。

この作品では彼女だけを魅力的に演出してましたやん?
私、ミシェル・ウィリアムズって女優を素敵だと感じたことは一度もありませんし、この作品でもミシェル・ウィリアムズを可愛いと感じたのではなく、彼女が演じたマリリン・モンローを可愛いと思っています。

>「王子と踊り子」は見てないけど、「帰らざる川」や「バス停留所」のマリリンの魅力は誰にも
>真似は出来ないわ。

それは当然でしょう~。

実在の人物がモデルの映画はいくつもありますが、
それはあくまでもフィクションの映画であって真実ではありません。
他の俳優が演じているフィクションです。
だから、こういう映画で実在の人物を演じた人の容姿について語ること自体、
無理があるんじゃないかと思いますが・・・・・(^^ゞ
2012/05/13 18:39

Re:マリリン 7日間の恋 ~映画とか~
2012年05月13日日

>こういう映画で実在の人物を演じた人の容姿について語ること自体、 無理があるんじゃないかと思いますが・・・・・(^^ゞ<

まぁ、そうでしょうね。

モンローといえば・・・
2012年06月01日金

不幸な生い立ちから対人恐怖症に陥って、とりわけ高名なスターとの共演になると萎縮してしまい、いつも撮影に遅刻していたと言われていますね。

しかし、ビリー・ワイルダー監督だけは彼女の理解者で、「七年目の浮気」を撮影した時にはこう言って彼女をかばったとか。

「私には、必ずどんなことにも時間を守る年老いた叔母がウイーンにいる。だからといってその叔母を、映画でみたいと思う者がいるかね?」

さすがはワイルダー監督。粋ですね。


モンローも存命なら今年86歳。老人ホームで暮らす私の母と同年とは信じられません。

この映画、残念ながら見逃してしまいました。昭和館にかかるといいのですが。

Re:モンローといえば・・・
わあ・・・・ワイルダー監督、すてきですねぇ。

うん、そうですよね。
私は俳優が普段良い人ではなくて良いと思っています。
普通の感覚の人があんな仕事はできないだろうし。
モンローは彼女の伝記が面白くてつい、作品を観る気にならないという気分でもあります。
それはとても彼女に失礼ですね。
観ます・・・・
2012/06/01 07:37

ワイルダー余話
2012年06月03日日

映画というものは、見終わった後に監督の意図を詮索するのが楽しいものです。

ビリー・ワイルダー監督作品でマリリン・モンロー出演なら、むしろ1959年「お熱いのがお好き」をお勧めします。

貴女に対して、釈迦に説法のそしりは免れないかもしれませんが

1920年代、シカゴのバンドマンのトニー・カーチスとジャック・レモンが、ふとしたことからギャングの抗争事件に巻き込まれ

追っ手をくらますために女装して、女性ばかりのジャズ・バンドに紛れ込んだことから起きる喜劇です。

モンローは、女性バンド一番人気のボーカリストの役。美男のカーチスは、巡業先のフロリダで御曹司に化けてモンローに近づき、めでたく結ばれるのですが

三枚目のレモンはモンローに心惹かれるものの、生真面目さから女装のままで正体をあかすことができず、フロリダで静養中の老紳士に一目ぼれされてしまいます。

そのラストシーン。カーチスとモンローのラブシーンを見せた後に、求婚する老紳士と、あの手この手で拒む女装のレモンの会話。




レモン 「私は悪い女なのよ。サックス奏者と3年も同棲していたし・・」

老紳士 「過去は問わないさ」

レモン 「子供も産めない体なの」

老紳士 「養子をもらえばいい」

レモン (かつらを脱ぎ捨てて)「わかっちゃいねーな。俺は男なんだぜ」

老紳士 (少しもあわてず) 「完璧な人間はいないさ」




男の観客なら誰だって、わが身をレモンに重ねて、カーチスに嫉妬するでしょう。その対比が見事。

そう思わせるだけの存在感のある男から見れは完璧な女性を、確かにモンローは演じています。ただ可愛い、肉感的なだけの女優では、こんな嫉妬心は生まれません。

人間の完璧さとは何か。カーチスとモンローも、その後果たして永劫に幸福に過ごせたのかどうか・・・・。そんなことを考えさせられます。



余計なことを書きました。古い映画につきネタバレでお許しください。

Re:ワイルダー余話
面白い!!!!!!!
すごい!!!!!!!!

俄然観たくなりました!
私、その老紳士とジャック・レモンのくだりにすごく興味あります!
へぇー。。。。面白いなぁ。

ありがとうございました♪

2012/06/03 11:17

遅まきながら・・・・
2012年07月13日金

きょう小倉昭和館で、ようやく見て参りました。

モンローの雰囲気を、うまく醸し出していたと思います。あんな風に見つめられて甘えられたら、年下の若い男はイチコロでしょうなあ~。

前半は短いカットのつなぎ合わせで、登場人物を紹介するのに忙しく、せわしない感じでしたが、二人のデートあたりから落ち着いてきて、余韻を残すラストになりました。

翌年の「お熱いのがお好き」が名作になった理由は、ビリー・ワイルダーの演出だけではなかったのですね。

Re:遅まきながら・・・・
お久しぶりです!
歯は治りましたか?
実は私、先週まで歯の痛みがひどかったんです。
親知らずを抜歯したんですが、その後2週間ぐらい痛くて痛くて鎮痛剤無しでは生活できませんでした。
あ、それに、抜歯して1週間はキッチリ腫れました(^^ゞ

ミシェル・ウィリアムス可愛かったでしょう~
今日は宮崎映画祭で「八つ墓村」を観ました。
小川真由美の隈どりは、公開当時も子ども心に「なんじゃこりゃ」と思ったのですが、いろんなシーンがすごく絵になってるなぁと感心しました。
中野良子がとっても綺麗でしたー!
2012/07/14 00:38

歯痛を・・・
2012年07月16日月

なんだか移してしまったみたいですね。
2週間も大変でしたね。
鎮痛剤も最初は効くものの、だんだんと効いている時間が短くなってきませんでしたか。
宮崎映画祭のホームページを見ましたが、いい作品を上映しているんですね。
「八つ墓村」は市川昆監督ではなくて野村芳太郎監督の方でしたか。渥美清も出ていたとは。さてどんな役を演じていたのでしょう。

Re:歯痛を・・・
移った・・・・、確かに思いました!(笑
それに鎮痛剤は、市販の非ピリン系だと余計に痛くなりました。
通常の倍飲んでも効かなかったです。
知人に聞いてはいたんですが、親知らず、あなどれませんね。

この間、onlyさんビール飲んだあとに、めちゃめちゃ酷くなったじゃないですか?
あれと同じように私、酒精の入った冷や汁食べたあとにそれはそれは・・・左下だったんですけど、痛みが顔の左半分、特にこめかみから血が吹き出す勢いでしたもん。。。。
onlyさん痛かったろうなぁーと、ようやく自覚しました。
ごめんなさい。

八つ墓村、面白かったです。
渥美清が金田一です。
あの人、役柄がなんであれスクリーンに登場するだけで素敵ですね。
2012/07/16 09:49

それはそれは・・・
2012年07月16日月

とても申し訳ないことでした。
でも、どうして移してしまったのでしょう。

読者の誤解を払拭するためにご説明すれば、45さんの手にも触れていないのに。
私はもう大丈夫ですよ。

45さんが私の痛みを半分、引き取ってくれたのかも。
感謝、感謝です♪♪

渥美さんの金田一は、ちょっと想像ができませんね。
学生時代に博多の映画館に「鬼畜」だったか、「砂の器」だったか、観に行ったときに、渥美さんが交番の巡査役で出ていました。どちらかは忘れましたが、どちらもシリアスな映画です。

ところが、渥美さんの顔がアップになったとたんに,静まり返っていた館内は一転して「ワッ八ツハ~」と爆笑の渦。30年以上も前の話です。

渥美清=寅さんのイメージが強かったのでしょう。渥美さんが悩んだというのも、わかる気がします。

マリリン・モンローから渥美清まで、このブログは深くて広いですね。

宮崎は豪雨は大丈夫でしたか。暑い夏が参りました。どうぞくれぐれも、ご自愛ください。

Re:それはそれは・・・
あははー。
まあ、色気は皆無で食い気だけですので・・・(^^ゞ
あの時も歯の痛みが判らないからたくさん注文して、テーブルに乗せられませんでしたね。。。

「砂の器」の警官というと緒方拳しか思い浮かばず。。。。。
だったら「鬼畜」でしょうか? また観たくなりました。 こわいけど。

「幸せの黄色いハンカチ」でも渥美清が刑事役で出ていましたが、やはり彼が登場したら会場から笑いが起きましたよ。
おまけに同じシーンには、おばちゃんまで出てたし。。。
また、観てください。
2012/07/16 16:03

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