11.25.05:03 [PR] |
07.18.22:33 夏至 ~映画~ |
今さらな作品だが、「青きパパイヤの香り」がレンタル中だったので。
色合いはとても素敵。
初めてベトナムに憧れたのは「ラマン」を観た時だったけれど、着ている服や、建物と街の色合いが、とても好き。
特にトラン・アン・ユン監督の作る映像が美しいのか、色合いのとても美しい作品だった。
その他は、物語があってないような。
三姉妹それぞれが持っていた、思い人への疑惑。
疑惑を抱えながら、夫以外の人と重ねる逢瀬や、大きくなっていくお腹や、恋人のように仲の良い兄との馬鹿騒ぎなどで日々をやり過ごしていくさま。
それらが鮮やかな色彩と、熱帯の匂うような雰囲気で表わされる。
ともすると、バカバカしくも見えるような彼らの営みは、実は私たちの日々の暮らしと似ている。
むしろ、そのもの、なのかもしれない。
仕事先で出会った女との間に子どもまでいる長女の夫。
初めての子を流産したことで傷ついている長女は、よそよそしい態度をとる夫に諦めのような感覚を持つ。
そんな時に出会った年下の男との情事を、止めることが出来ずにいる。
旅先で出会った女性に声をかけ、部屋に誘われたのに寝姿を見るだけで何もせずに部屋を出る二女の夫。
二女は、夫のスーツから部屋のメモをみつけ、夫の浮気を確信し、泣き崩れる。
きっと夫を責めない。
ただし、今だけは。
三女の存在はどのような意味を持つのだろう。
兄を恋人のように慕い、彼のベッドにもぐりこみ、子どものようにはしゃいでいる。
気になる異性はいるが、まだ彼とも特定の間柄ではないらしい。
少しの勘違いも含めて。
そう、彼女こそがいきなりのスコールや、蒸れて匂い立つような熱帯の花や、果物や、色彩のような、夏の化身なのかもしれない。
三女の勘違いの告白から、長女も二女も、隠していた涙を見せる。
だからといって、何も変わらない。
それぞれの思いはそのままに、ただ、日常は流れて行く。
色彩がとても印象的な作品。
観てすぐに心を掴まれるような部分はなくても、いつか、あ、この感覚、と、思い出すような、そんな雰囲気。
なのかなぁ・・・・・
色合いはとても素敵。
初めてベトナムに憧れたのは「ラマン」を観た時だったけれど、着ている服や、建物と街の色合いが、とても好き。
特にトラン・アン・ユン監督の作る映像が美しいのか、色合いのとても美しい作品だった。
その他は、物語があってないような。
三姉妹それぞれが持っていた、思い人への疑惑。
疑惑を抱えながら、夫以外の人と重ねる逢瀬や、大きくなっていくお腹や、恋人のように仲の良い兄との馬鹿騒ぎなどで日々をやり過ごしていくさま。
それらが鮮やかな色彩と、熱帯の匂うような雰囲気で表わされる。
ともすると、バカバカしくも見えるような彼らの営みは、実は私たちの日々の暮らしと似ている。
むしろ、そのもの、なのかもしれない。
仕事先で出会った女との間に子どもまでいる長女の夫。
初めての子を流産したことで傷ついている長女は、よそよそしい態度をとる夫に諦めのような感覚を持つ。
そんな時に出会った年下の男との情事を、止めることが出来ずにいる。
旅先で出会った女性に声をかけ、部屋に誘われたのに寝姿を見るだけで何もせずに部屋を出る二女の夫。
二女は、夫のスーツから部屋のメモをみつけ、夫の浮気を確信し、泣き崩れる。
きっと夫を責めない。
ただし、今だけは。
三女の存在はどのような意味を持つのだろう。
兄を恋人のように慕い、彼のベッドにもぐりこみ、子どものようにはしゃいでいる。
気になる異性はいるが、まだ彼とも特定の間柄ではないらしい。
少しの勘違いも含めて。
そう、彼女こそがいきなりのスコールや、蒸れて匂い立つような熱帯の花や、果物や、色彩のような、夏の化身なのかもしれない。
三女の勘違いの告白から、長女も二女も、隠していた涙を見せる。
だからといって、何も変わらない。
それぞれの思いはそのままに、ただ、日常は流れて行く。
色彩がとても印象的な作品。
観てすぐに心を掴まれるような部分はなくても、いつか、あ、この感覚、と、思い出すような、そんな雰囲気。
なのかなぁ・・・・・
PR
- トラックバックURLはこちら