忍者ブログ

45style book Get real

広くて浅い頭で素直に頑張ります。
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[09/24 your eyes only]
[09/24 your eyes only]
[07/24 only your eyes]
[06/13 harupy-15]
[06/07 岡山のTOM]

11.25.11:31

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 11/25/11:31

04.12.19:57

Shall we dance ? ~映画とか~

どうして今頃?な作品だけれど、PTAの色々がある時期なので人は見掛けとかイメージだけで判断できないよ、という話しのついでに。。。

この作品は邦画と洋画と2種類あるが、私は洋画の方が話しとしては好き。
特にラスト、リチャード・ギアが薔薇を手に妻のスーザン・サランドンの職場を訪ねるシーンがとても好き。
夫にそういうことは10000%望んでいないが、お話としては邦画よりもはるかに洋画版が好きだった。
日常にある物足りなさを感じている男が、通勤電車から見えるダンス教室の窓辺に立つ美女に惹かれてダンス教室のドアをたたく。
そこから彼には新しいトキメキが生まれ、新しい毎日に充実感を得る、、、というのが両方に共通する主な話し。

邦画では妻は専業主婦。
洋画ではキャリアウーマン。
邦画で夫が感じているのは平凡な幸せの中に潜む、「何となく」な寂しさ。
洋画では忙しい妻に置いてかれた感の寂しさ。
ダンス教室を辞め、再び平凡な毎日に戻って何ごともなく日々を過ごす、、、ちょっぴり冒険もしちゃったけど・・・というのが邦画のラスト。
ダンス教室は辞めたけど、何だか新しい自分にも気づいちゃったし、妻とも何だかまた新しい関係で頑張っちゃおうかなー・・・・というのが洋画のラスト。

邦画は、竹中直人や渡辺えり子にあははーと笑いながら、草刈民代のターンにウットリしながら、なんだか最後まで悪役のような感じの原日出子の役まわりがどうかあった。
それでも悪くはないかなと思っていたが、洋画を観て邦画のもやもやの理由がハッキリした。
妻は別に何も悪くないし、ちゃんと家事もなにもかもやっているのにあの男め、勝手にしょぼくれて、勝手に盛り上がって、勝手にまたしょぼくれやがって、、、という自分勝手さがイヤなんだった。
それは同じ役所広司の「失楽園」のイヤさと同じ。

そのイヤな邦画版でもひとつだけ好きなところがある。
それは渡辺えり子の役どころ。
彼女は初め、ダンス好きなただの色気おばさんとして登場するが、実は地道に仕事を頑張り、娘も育て、ダンスは唯一自分の楽しみで続けているということがわかる。
それがあるから疲れる仕事も続けていける、自分の人生の色どりとしてダンスがあり、年に一度大きな舞台で踊ることが生きる支えになっているということ。
その可愛らしい庶民感覚がとても好きだった。

で、最初そうとは知らない竹中直人が「エロぼけババア」みたいなことを言っていたが、実は私たちの日常にもそういうことはたくさんある。
私の周りではPTAの活動などがそうだが、「口うるさい」とか「引っ掻きまわす」存在のようにTVや映画では登場する。
少なくとも私の周りはそうではない。
むしろよく活動されてる人の方が学校側とは仲良くされている。
それに、とても素直で良い人たちだと思う。

確かに中にはあまり関わりたくないなぁと思う人たちもいるが、関わらなければすむことなのでほっておく。
そんな好きでも嫌いでもない人たちが、どこでどうしようとどうなろうと私の人生に影響しないし。
そんな人たちも渡辺えり子のように私の知らないところで何かを抱えて生きているのかもしれないし。
知らないけど。

誰かをこうだからこう、という話しはあきまへんという話し。
しつこいけれど。
PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

Re:Shall we dance ? ~映画とか~
2012年04月12日木

ちょっと待った。
ハリウッド映画を先に見て、邦画を後に見た45さんの感想はそうなるのかもしれないけど、真っ先に邦画でShall we danceを見て感動した私としては、このふたつは比べちゃ行けない。
まったく違うものだから。別々に批評してもらいたいです。
今となっては、45さんの指摘にもあるようなおかしな部分もあるんだけど、当時社交ダンスをしていた私にとっては、日本というちょっと閉鎖的な社会での社交ダンスの身分を少し上へ上げて日の当たる場所に出してくれた映画として、大いに感謝したものです。
アメリカなんか何も隠れてコソコソしたり、後ろめたく思ったりしないでいい訳で、あれはあれでいい映画でしたよ。ギアのカッコ良さったらなかったものね。私も一度でいいからあんな素敵な男に抱かれて踊りたいものだわ。役所広司なんて目じゃない。最近の役所ってどれもこれも鼻について嫌だしね。
だから、このふたつは別の映画です。

Re:Re:Shall we dance ? ~映画とか~
harupyさん。
私も邦画を先に観ました。
観たときには単純に面白かったし、社交ダンスって素敵だなぁと思いました。
ですが二度目を観たときに(初めて観たときよりも冷静なものですから)、この妻ってのはどういう役割なんだ?って思ったわけです。
「夫婦」という話しで観るなら、私はやはり邦画の方は解せませんmm

で、はい。
確かに「社交ダンス」という論点で言えば邦画の「Shall wie ダンス?」については全面的にharupyさんのおっしゃることはその通りだと思いますです~。
2012/04/12 23:49

Re:Shall we dance ? ~映画とか~
2012年04月13日金

納得( ̄▽ ̄)

あくまでもダンス愛好者の目で見てたから、奥さんのことまで手が回らなかったのかも。日本の奥さんって、あんな感じの女性が多いってことでしょう。
私はやはり、下手なりに命がけの、竹中君に同情したし(気持ち悪がられる人って結構居るのよ)太った彼女にはもう涙だったし。
どこか他の教室でこっそり先回りして、、と言う気持ちも分かる分かる。実際あんな世界なのよ。
よくぞこのジメジメした後ろ暗い世界を表現してくれたものだと、周防監督に感謝してみたわ。
見直して何だこんなだった?とガッカリする映画は多いですね。

Re:Re:Shall we dance ? ~映画とか~
1件目のを読みながら、harupyさんらしいコメントだなぁと思っていました。(^^ゞ
ダンスloveが溢れてましたから。

しかしねぇ・・・・
日本の奥さんってあんななんでしょうかねぇ~(T_T) 
確かに私の周りにもいて、私が関わってないだけなのかも。

奥さんに限らず、男も女も、配偶者とか恋人の携帯チェックを当然のようにするっていう話題が何かの時に出てたんですが、誰かを好きだってのはそういうことなんですかね?

>どこか他の教室でこっそり先回りして、、と言う気持ちも分かる分かる。実際あんな世界なのよ。
>よくぞこのジメジメした後ろ暗い世界を表現してくれたものだと、周防監督に感謝してみたわ。

そうなんだ!(*^_^*)
2012/04/14 09:04

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら