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  • 11/26/11:21

01.15.21:34

文学ト云フコト

potosu.jpg直木賞・芥川賞が決定。
直木賞  天童荒太「悼む人」  山本兼一「利休にたずねよ」
芥川賞  津村記久子「ポトスライムの舟」

私は直木賞の作品とはあまり相性がよくないが、とりあえずこの二つの賞の受賞作品が掲載される月の文芸春秋だけはお得感があるので購入する。(この部分ですが、芥川賞のみでした)経過はコメント欄にて♪ごめんなさい。

時間があったので今日も一冊本を読んだが、つくづく作家という職業は自分自身と孤独に向き合い、一番触れられたくない部分を世間に曝して生きるのだな、と思う。

これは凄い作品だなぁ・・・よくこんな描写が書けたなぁ・・・この展開の思いつきはどこから出たんだー・・・と感心するたびに思い出すのは、岩井志麻子が小説家になるために夫と子どもを捨てた、というエピソード。
itamuhito.jpg小説など、普通に結婚生活を送りながら書けるものではない。
家事ができないのは当然だし、そんなことよりも世の男性諸氏が、妻の恋愛話などを冷静に「これは仕事だから」と受け流せるはずがない。

いいえ、私は貴方との恋で小説の10本は書けるわ。。。。

というほどの夫婦ならば別だが、気持ちの端の端までを知り尽くした二人など、この世に存在しない。無理。
世の中で一番の嘘つきは「私は嘘は嫌い、嘘はつかない」と言う人だ。
嘘をつかずに生きていったら、どれだけ周りから嫌われるだろう。
「大人対応=嘘」だとした場合だが、この公式を誰も否定はできないだろう。

お互いがお互いの全てを知り、許しあって生きる、これはもう究極のSMの世界にしか存在しないと思う。

ここまでとの脈絡はまるでないけど3作の中では「利休~」に一番興味あるなぁ。
rikyu.jpg









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Re:文学ト云フコト
2009年01月16日金

鹿児島のOさんが昨夜9時過ぎに電話をかけてきまして、直木賞の2作をさっそく買ったと言ってました。「感染列島」の試写会の後、書店に行ったら速報が張り出してあったそうです。僕も昨日、書店に行って天童荒太「悼む人」にちょっと心が動いたんですが、結局、鈴木光司「エッジ」を買いました(^^ゞ

文藝春秋に掲載されるのは芥川賞だけで、直木賞はオール読物じゃないですか? もう20年以上買ってないのでよく知らないけど。

Re:Re:文学ト云フコト
載るんですよー。
熊本の友人が随分前に教えてくれて、彼女から送ってくれたりするんですが。
2009/01/16 10:22

Re:文学ト云フコト
2009年01月16日金

調べてみました。前回、2008年後期の場合、
芥川賞は文藝春秋
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/bungeishunju0809.htm
直木賞はオール讀物
http://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/ooruyomimono0809.htm
でした。

どっちでもいいんですけど、直木賞は長編が多いので全文掲載されることはまずないです。

Re:Re:文学ト云フコト
お手数おかけして・・・・(笑)
私も探してみました。
芥川賞だけでした・・・文芸春秋。。。
熊本の友人からも直木賞はオール読物に経過は載るけど前文掲載はないやろー、と。

ハイ、、、わたくしウソを申しておりました。。。。。
2009/01/16 16:44

Re:文学ト云フコト
2009年01月16日金

私も、ぜひ読みたいと思ってるのは、「利休にたずねよ」です。
その前に、この著者の前回の候補作、ネットの古書店で購入済みの「千両花嫁」を
読了しなければ。

Re:Re:文学ト云フコト
おお♪TOMさん、同志よー。
今は読書ブームなのですが、来週はまず「落下の王国」を観に行きます!
2009/01/16 22:21

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