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  • 03/30/00:38

05.28.10:26

手と卍

higuchi3.jpg樋口可南子が好きで好きでたまらないけれど、彼女でひとつだけ残念なのが手。
手がごつい。
近頃は白土家のお母さんが定着し、昔の危なげなイメージのかけらも無くなってしまった。
これもまた最近篠山御大が撮った「危険な匂いの樋口可南子」の写真を見て、彼女の煙草を持つ指には視線を避けてしまう自分がいる。
その一部分だけでも見ないようにすると、写真から感じるイメージを素直に受け入れることができず、残念なことになる。
でも、不思議なことに前は気にならなかった・・・手・・・・なんで?

「四万十川」を観たとき、それまでひどくもがいていた彼女が随分と落ち着いてきたんだな、と思った。
彼女のファンだけど、彼女の演技を上手だと感じたのは「明日の記憶」だけ。

それまでは、好きだから見てるだけでいいや、だった。

higuchi4.jpg「四万十川」で普通な役のあとに、五社英雄監督の「陽炎」。
これには仲代達也の演技に失笑したりして、彼女はとても美しく格好良かったけれど作品は二流。娯楽としてはとても面白かった。
そのあとの「女殺油地獄」は同じ五社監督で、物語が壮絶だったので随分期待して観た。
面白かったけれど、ラブシーンで彼女が持っている「仕事への生真面目さ」が見えて、萎えた。

彼女の演劇はテレビでしか観てないので何とも言えない。
ライブは空間の全てが作品なので、その人の演技だけで感動させるものではない。
だから映像のほうが俳優にとっては非情だと思う。

以前、彼女が光子を演じた「卍」を、彼女が園子で緒川たまきに光子をやらせて、監督はリリアーナ・カヴァーニか久世光彦で・・・と想像したことがある。

higuchi6.jpgリリアーナ・カヴァーニは「ベルリン・アフェア」というタイトルで「卍」を撮っていて、観たけど覚えてない・・・
覚えてないからたいしたことなかったんだと思う。
この作品は原作を原案、として誰か作ってくれないかなぁ、と思っている。
今までに観た、どの「卍」も面白くない。

で、何が言いたいかというと、今、可南子さんは幸せなんだなぁ、ということか!
打ってる途中で電話が入って気持ちが途切れた・・・
12bbd056.jpeg













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Re:手と卍
2009年05月28日木

45さん、先程はわざわざチケット買いに来て頂きありがとうございました。

「卍」は1964年の増村保造版が一番良かったような気がします。
若尾文子と岸田今日子ですが…。

ところで、「愛のむきだし」のテーマは(パンチラ)と(勃起)と(原罪)ですが、昨日観た「重力ピエロ」はテーマの(原罪)と出演の渡部篤郎が共通していました。
映画は賛否ありますが、私は気に入っています。是非どうぞ。

Re:Re:手と卍
どういたしまして。
今年はホントにラインナップが良かったので、私も周りに薦めやすかったです。

若尾文子と岸田今日子の「卍」は途中までしか観てないんです・・・
これ、物語自体が面白くないですもんね。って文豪に何を言ってるんでしょう!わたしは。
2009/05/28 22:48

好きになる気持ちは我がままだから
2009年05月28日木

あぶなげで必死な若いころが良かったとか
勝手なことを思うもの

たしかに
あのころの手には気がつかなかったなあ


今でも好きだけど、、

Re:好きになる気持ちは我がままだから
私、落ち着いた彼女も大好きですけど、誰かのどこに一番惹かれるかというと、どこからともなく匂ってくる暗さ、なんですよー。
それを、どうにかしたい!と必死な人がすごく好き。

手ねぇ・・・。
前に一度「ん?!」と思ったことがあって、だけど、それを気にさせないぐらいのパワーがあったんですかね。
それとも私がイジワルばあさんに・・・
2009/05/29 00:38

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