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  • 06/26/22:53

12.17.17:09

闇の子どもたち~映画~

原作を読んだので、映画はただの作品として観ることができました。
今回はそれが良かったと思います。
もし映画だけを観たら、監督が意図すること、作者が伝えたいこと、がぼやけるような。
この作品をただの問題提起、もしくはこんな現実もあるかもよ、ぐらいのフィクション、ただの映画として観て、その先に何も考えないなら原作は読まなくてもいいかな。
でも、これは映画観たあとでもいいから、是非小説の方も読んでほしいです。
そうでなければ、映画の中で何がどう描いてあるのか判らないと思います。

大手新聞社の記者・南部。
ボランティアの音羽。
ふたりは臓器移植と幼児売買、別々の問題に取り組みながらひとつの売春宿にたどりつく。

ふたりのアプローチの仕方は違う。
記者は事実を公にすることで犯罪を抑止しようとし、ボランティアは実力行使で目の前の犯罪を防ごうとする。
しかし、立ちはだかる問題は根深く、氷山の一角どころか火事場にジョウロで水をかけるぐらいにしかならない。
それでもいいから目の前のひとりの子供を救おうとするボランティアの姿に、私たちは一抹の希望を見出さないといけないのでしょう。

出演者たちはそれぞれが現実の色んな立場、としてのさりげないスタンスを守っている雰囲気。
だれが抜きん出て、というのはありません。
主人公は「貧困のために子供を売る現実」なんだと思います。

それと、主題歌の扱い、センスなさすぎ・・・・
あれは致命的だと(~~;)

ひとりで作る小説と違い、映画は協働作業です。
色んなところに配慮しなければならない、それでも自分の思いは伝えたい、この作品にはそんな監督のジレンマをすごく感じました。
とにかく色んな場所、関わる人たち、気持ち、全てへの配慮がとっっっても難しかったんだと思います。
だから一番判りやすい「幼児性愛は悪」だということにしたような・・・そんな気がします。

また、色んなところから聞こえてくる「演出が変」だ、という部分。
ボランティアの宮崎あおいが初対面のボランティアや子どもたちと手をつないだり、肩をもんだり、または救い出した子どもの唇にキスをする場面。
性的虐待を受けて育った子どもは身体的な接触を嫌う反面、「愛されている」ことを身体的な接触で計る場合がある、ということです。
なのでその部分に関しての演出には間違いはないと私は思います。

ただ残念だったのは、ラストシーン。
坂本監督は幼児性愛と同性愛を同じフィールドで考えているように思えました。
幼児性愛は性的嗜好であり、同性愛は性的指向。
これは大きな違いです。
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