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  • 11/25/16:43

01.04.08:32

K-20 怪人20面相伝~映画~

すごく期待しすぎた。
今まで観たアクション映画では「ダイハード」、最近だとピーター・ジャクソン版「キングコング」、邦画では「大誘拐」クラスの、観終わって劇場をあとにするときには「ああ~~~!面白かったねぇ!!!!」と、気持ちは前向き、話したくて話したくてたまらない!な雰囲気になれると思っていた。
が、、、全然なれなかった。

k-20.jpg私には日本語をしゃべる日本人の役の金城武に違和感がある、ということも一因だ。
建物をぴょんぴょん飛び越えるアクションも、マドンナのPVとダニエル・クレイグの007まではものすごく格好良いと感じたが、この作品では驚きもなく、おお♪あれかー、ぐらいの気持ちだった。
ずいぶん評判の良い作品なので、観終わってすぐの感想が「長かったね・・・」だった私と友人は、どこか気持ちに欠陥があるのかもしれない・・・とまで思った(~~;)

私と同じく乗れなかった、という人たちの感想を見てみると、脚本がヘタなのではないか?緩急のつけ方が悪いのではないか?という意見。
そのどちらにも賛成。
活劇なのに乗れない、ということは、アクションの見せ方よりも緩急のつけ方が悪いのだと思う。
時間が長い、と感じたのはそこに問題があるのでしょう。

また、お話としてすごく疑問に感じたのが、怪人20面相は義賊なのか?ということ。
ルパン三世やキャッツ・アイと同じく、彼はただの大泥棒だったはず(ここはあまり知らないので間違っていたらすみません)。
そこに意味をもたせてはいけません。
だいたい、みなしごたちのお世話するのに、何で泥棒したモノで「お世話」になりますか!嬉しくないよ、そんなのじゃあ。
「俺のやるべきことがわかった」って、アホか君は。
タイガーマスクもちびっこハウスの出だけれど、彼は自分の体で稼いだお金でちびっこ達に色んなものをおみやげに買って行くんですよ!
自分でも始めは「泥棒なんて!」と言っていたのに、それが単に20面相に利用されて辛い目に遭ったから、という理由だけでは頭が悪すぎる。
だから簡単に、やるべきことがわかった、なんて言えるのでしょう。
そこの話のもって行き方がスマートじゃない。

ルパン三世もキャッツ・アイも怪人20面相も、本来は荒唐無稽なのだから、意味を持たせてはダメだと思う。

それと確かに「カリオストロの城」に似ていた。
金城武と松たか子のエピソードはロマンティックではあるけれども、いかんせん明智小五郎との間で揺れる松たか子の気持ちが全然無いのが致命的。
そういうところは荒唐無稽じゃ困る。
それと仲村トオルは演出をもちょっと考えてほしかったー。もったいない。

高島礼子は良かった。
この方、器用ですね。
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Re:K-20 怪人20面相伝~映画~
2009年01月04日日

乗れない人は乗れない、ということですね(^^ゞ

Re:K-20 怪人20面相伝~映画~
2009年01月04日日

hiroさん、そうそう!そうですよね(~~;)
けど、クラシックさんと私と同じ気持ちなのかは判らないけど、みなしごの世話、という理由はどうもいただけないです。
これって、容疑者Xの殺人と似たようなもんじゃないですか?(笑)

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