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  • 08/25/01:35

06.10.00:44

昴~スバル~ ~映画~

冷静に考えてみると、いろいろと突っ込みどころはある。

1.酔っ払い客が幼い少女の踊るジゼルをみて、「店長を呼べー!」と言わないのはすごい。
2.ストリップを待っている酔っ払い客が、モダンバレエの雄、モーリス・ベジャール風のボレロをみて、腹を立てるのはまったくもって正常な反応だ。
3.白鳥の湖第4幕。気配を感じながら踊る練習のために、眼鏡を黒く塗って街をウロウロ・・・は、どれだけの効果が得られるのか疑問。また、同じく気配を感じる練習のためにストリートダンス、とはいかがなものか?
4.NYバレエ団のリズ・パーク、罠にかけてるのかかけてないのか全然わからない。むしろすばるをナンパしてるとしか見えない。でも綺麗な女の人たちが仲良くしてるのは、わくわくするから許す。


と、まぁあくまで冗談で書きだしたけれど、あり得るような馬鹿馬鹿しいような感じであり、しかしそれが馬鹿馬鹿しく見えなかった。
黒木メイサの魅力と、彼女の踊りが上手だったから。

他に脇役で出演していた桃井かおり、前田健のコンビがいい味だしてる。
スポ根もの、とも言えず、シリアスでもなく、その点は話が薄いし中途半端ではあるけれど、人生の口直しには十分なる。
なんといっても黒木メイサが素敵だ。

meisa3.jpg











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06.09.08:11

sweet powerに就職したい

kurokimeisa.jpg黒木メイサが格好良い。
久しぶりに映画を観たあと、何かに映った自分の姿にウンザリした・・・
これは同じ人間か!

力強い瞳、小さい顔、長い手足。
あれだけクッキリした顔立ちで、身長が低ければ宮里藍。
手足が長いと黒木メイサ。
でも藍ちゃんも好きです、良い子ですから!

黒木メイサは今が旬。
彼女の魅力は、あの見かけと、どこか可愛がってあげたくなる雰囲気だと思う。
「風のガーデン」での父親を心配する娘や、「昴~スバル~」のショーパブ経営者を慕う女の子、気の強そうな目なのに、なんだか自信なさげな表情をするから構いたくなる。

昨日観た「昴~スバル~」の感想は、また落ち着いてから。
meisa.jpg









06.07.22:29

接吻 ~映画~

settupun.jpg映画祭2日目、今日観た作品。
この作品はかなり賛否が分かれると思う。
好きか嫌いか、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」みたいに。

ラストに触れます。

他人と上手に交わることのできない京子(小池栄子)。
強盗殺人犯の坂口(豊川悦司)の顔を見た彼女は、彼に自分と同じ心を感じる。

無表情で残業をする小池栄子からは、潔いほどの孤独を感じた。
金槌を持って惨殺の舞台を探す豊川悦司には、切ないほどの孤独を感じた。
彼らがシンパシーを感じあうことは、それらのシーンを見ただけで伝わってくる。
坂口と懇意になり、明るく「一緒に戦おう」と言う京子が目指す場所は、たった二人だけの世界。
自分たちだけが存在し、わかり合えればいい、他には誰もいらない、わかってもらえなくていい。

彼らと外の世界を繋ぐのは弁護士の長谷川(仲村トオル)。
彼はいつもまともなことを言う。
そして理性と言葉と行動で、相手の心を開けると信じている、またはそうできると思っている。
違う。
分かりあえる心と心には、理屈は存在しない。
出会った瞬間に、そこに何かを感じるものだ。
言葉ではなく、ただ、感じるものだ。
だからこそ長谷川の言葉は、坂口にも京子にも空しく響く。
なぜなら、ただの言葉だから。

この作品は、そういう精神性に満ちていた。
小池栄子という女優が、そんな世界を理解して演じることができるとは思わなかった。
坂口と燃え尽きることを見つめて生きる明るさ、そして何もかも分かっていたかのような二人の最期。

どうしてそんな風にしか生きられなかったのか・・・・?
そんな思いは野暮だ。
孤独は誰もが少なからず抱えている。
他人には分かってもらえない思いを、理解してくれる誰かと出会ったら、それだけでいい。
そんな切実な思いの大きさだけが、観る人にこの作品の空気を受け入れるか受け入れないか、ふるうのだと思う。

settupun1.jpg有り得ないことではない。
誰かに何かにシンパシーを感じることは理屈ではない。
私は今だからこそ、この作品を受け入れたと思う。

しかし、このコピーはいただけない。
これは決して究極の愛ではないし、衝撃の結末ではない。
だいたい結末について観客に刷り込みするセンスのなさがいただけない。
でもそういうコピーって多い・・・



06.07.21:14

その土曜日、7時58分 ~映画~

miya.jpg昨日から始まった第15回宮崎映画祭。
一応私の居場所でもあるシネマ1987が発端となっている映画祭なので、何人もの映画仲間が実行委員で頑張っている。
いろいろと運営方針やラインナップ決めでの葛藤はあるようだが、なんだかんだ言って実行委員やってる人たちは私の大好きな人たちだし、毎年楽しみにしているお客さんは大勢いるし、続いていけばいいなぁ!と思う。

初日に観たのが
『その土曜日、7時58分』
ラストに触れます。

会社のお金を横領していた兄、離婚した妻への慰謝料や娘の養育費に首が回らない弟、兄は両親が経営する宝石店に強盗に入る計画を弟に持ちかける。
計画は完璧だったはず。
弟が強盗役を他人にまかせなければ・・・・

兄はフィリップ・シーモア・ホフマン、弟はイーサン・ホーク。
最初は胡散臭いだけの兄だが、彼がドラッグに溺れている描写から、作品はだんだんと彼の色に染まっていく。
彼が持っていた弟への嫉妬や両親への不信感。
弟と浮気をしていた妻。
それらが露わになっていくとき、今までの冷静で人を小バカにしていた彼の本当の姿が見えてくる。
彼はほんの小さな、小さな少年。
両親の愛を感じられず、悲しいと泣くこともできず、ただ自分をしっかりと見せることで必死に生きてきた。

doyou.jpg可愛がられる弟、両親の秘密。
兄の最期で疑惑は現実味を帯びる。。。

フィリップ・シーモア・ホフマン、彼の色の白さと髪の毛で、いつもカーネル・サンダースを思い出すが、私はこのオカマっぽい中年が妙に気になる。
彼の寂しそうな表情には胸が締め付けられる。
何もかもわかって、呆けたような表情には胸が痛かった。
ああ・・・あんな顔、私もどこかで見たような気がする。

ドミノ倒しのように崩れていく彼らの人生。
それは兄の弟への嫉妬が引き起こした事故だ。
まるでカインとアベルのように。

兄は弟に強盗をまかせてはいけなかった。
彼はどこかで弟が銃で撃たれ、死ぬことを望んでいたのではないか?
その思いが彼を破滅へと動かしていった。
心地よいほどの転落・・・
だれもが奈落へ落ちていく。
それは彼らの心の闇が作った地獄。

こんな洋画、久しぶりに観た。
フィリップ・シーモア・ホフマン、ただの太っちょじゃない。セクシーだと思った。

06.06.12:05

見られる

原稿を書きつつ、ちょっと休憩の合間に林檎ちゃんの「ギブス」をクチパクでギター弾くマネしていたら、北にあるアパートで洗濯物干してた人と目があった。
頭とか振ってたので恥ずかしかった。

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