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09.02.15:23 [PR] |
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12.17.16:09 潜水服は蝶の夢を見る~映画~ |
美女好きな私ですからアノ状況、エブリシング・オッケー♪です!
なんというか、理学療法士やCTは美女♪で、ちゃんと(といっていいのか)体を拭く係りはオバサンだし(~~;)
きっちりとツボを押さえてあります(^O^;)素晴らしすぎます。
フランスのサナトリウムはあんなに先生っていう先生が全て美女なんでしょうかー!
あ、プールで漂わせてくれる係りはナイスガイがいいなぁ~♪
涼しい目元でガッチリ体形の・・・・♪♪♪
安心・安全。
など、とにかく観ていて妄想が広がるのです。
ストーリーどうのこうの、というよりも主人公のイマジネーションの中に私たちも漂うのです。
なので、疲れてるときに観たら寝ると思います。
確実に。
ボビーの持っていた美しい想像力と文学性、これで彼は救われたのでしょう。
突然の脳出血という現実が彼に与えた時間は、イマジネーションの世界に遊び、瞳で語り、力尽きる、という、何とも非現実な世界でした。
タイトルバックやエンドロールの、落ちていく氷山を恐ろしいけれど美しいと感じてしまうように、人間の感性というのはつくづく深いんだなぁと感じました。

なんというか、理学療法士やCTは美女♪で、ちゃんと(といっていいのか)体を拭く係りはオバサンだし(~~;)
きっちりとツボを押さえてあります(^O^;)素晴らしすぎます。
フランスのサナトリウムはあんなに先生っていう先生が全て美女なんでしょうかー!
あ、プールで漂わせてくれる係りはナイスガイがいいなぁ~♪
涼しい目元でガッチリ体形の・・・・♪♪♪
安心・安全。
など、とにかく観ていて妄想が広がるのです。
ストーリーどうのこうの、というよりも主人公のイマジネーションの中に私たちも漂うのです。
なので、疲れてるときに観たら寝ると思います。
確実に。
ボビーの持っていた美しい想像力と文学性、これで彼は救われたのでしょう。
突然の脳出血という現実が彼に与えた時間は、イマジネーションの世界に遊び、瞳で語り、力尽きる、という、何とも非現実な世界でした。
タイトルバックやエンドロールの、落ちていく氷山を恐ろしいけれど美しいと感じてしまうように、人間の感性というのはつくづく深いんだなぁと感じました。
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12.17.16:06 4分間のピアニスト~映画~ |
ドイツ映画、重くて暗いけどどことなくユーモアもあって(それも、今笑っていいとこなの?とちょっと躊躇するような)ハマりそう。
ふたりのピアニスト。
ひとりは年老いた女。
もうひとりは若い女、ただし囚人。
互いに暗い過去を背負って生きてきた。
それも、ひどくもがきながら、自分を傷つけ、厳しく律しながら。
共通しているのは、ふたりとも愛するものを助けることが出来なかった後悔の気持ち。
年老いたクリューゲル先生が、心の奥にしまっていた思い。
きっと、彼女の言う「美しい音楽」に触れるたびに胸を締め付けていたであろう面影や思い出を、若い天才によって図らずももう一度見つめなおすことになる。
想像しただけでも辛い。
クリューゲル先生がどのように生きてきたのか、を思う。
私ならきっと精神的におかしくなっていただろう。
彼女には音楽があった、だから生きてこられた。
それはきっと若き天才も同じ。
死んでもよい、と思いながら、それでも生きたいからクリューゲル先生を受け入れた。
心の痛みと体の痛み、彼女は心の痛みを体の痛みで紛らわそうとするかのように荒れている。
誰もが観て、良いと思える作品ではないと思う。
しかし、ドイツ映画のパワーを感じるには十分。
なんともすごい作品だった。

ふたりのピアニスト。
ひとりは年老いた女。
もうひとりは若い女、ただし囚人。
互いに暗い過去を背負って生きてきた。
それも、ひどくもがきながら、自分を傷つけ、厳しく律しながら。
共通しているのは、ふたりとも愛するものを助けることが出来なかった後悔の気持ち。
年老いたクリューゲル先生が、心の奥にしまっていた思い。
きっと、彼女の言う「美しい音楽」に触れるたびに胸を締め付けていたであろう面影や思い出を、若い天才によって図らずももう一度見つめなおすことになる。
想像しただけでも辛い。
クリューゲル先生がどのように生きてきたのか、を思う。
私ならきっと精神的におかしくなっていただろう。
彼女には音楽があった、だから生きてこられた。
それはきっと若き天才も同じ。
死んでもよい、と思いながら、それでも生きたいからクリューゲル先生を受け入れた。
心の痛みと体の痛み、彼女は心の痛みを体の痛みで紛らわそうとするかのように荒れている。
誰もが観て、良いと思える作品ではないと思う。
しかし、ドイツ映画のパワーを感じるには十分。
なんともすごい作品だった。
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12.17.16:02 PEACE BED The U.S. VS. John Lennon~映画~ |
レノンで「LOVE」「IMAGINE」が流れてきたら無条件にジーンとするのは、彼を知っている誰もがそうだと思います。
彼にまつわる愛と平和のドキュメンタリーなので、もちろんこの2曲ははずせないのですが、しつこくなくてあっさり。
ヨーコとジョンのお互いを見つめる瞳がとても普通に自然で、ヨーコを抱きしめるジョンがあまりにも可愛くて、FBIがどうだってもニクソンがどうだっても、LOVE&PEACEならいいじゃん!
オノ・ヨーコがいつまでたってもLOVE&PEACEでも許す!
そんな気持ちにさせられたのでした。
どっちより、というよりもLOVE&PEACE。
恵まれない少年時代を送った男が自分の居場所を掴んで、それを楽しんで守っていた、それだけなんだ、ということです。
政治も永住権もどーでもいい、そんな気分。
群れるのは格好悪いな、やっぱり。
曲の使い方がしつこくなくて、いい感じです。
もっとこってりLOVE&PEACEかと思ってた。そーじゃなかったです。

彼にまつわる愛と平和のドキュメンタリーなので、もちろんこの2曲ははずせないのですが、しつこくなくてあっさり。
ヨーコとジョンのお互いを見つめる瞳がとても普通に自然で、ヨーコを抱きしめるジョンがあまりにも可愛くて、FBIがどうだってもニクソンがどうだっても、LOVE&PEACEならいいじゃん!
オノ・ヨーコがいつまでたってもLOVE&PEACEでも許す!
そんな気持ちにさせられたのでした。
どっちより、というよりもLOVE&PEACE。
恵まれない少年時代を送った男が自分の居場所を掴んで、それを楽しんで守っていた、それだけなんだ、ということです。
政治も永住権もどーでもいい、そんな気分。
群れるのは格好悪いな、やっぱり。
曲の使い方がしつこくなくて、いい感じです。
もっとこってりLOVE&PEACEかと思ってた。そーじゃなかったです。
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12.17.13:36 中国の植物学者の娘たち~映画~ |
ほんっとに色の綺麗な映画でした・・・・・・
もおう、あの植物園や温室、家屋、その色合いだけでウットリ。
そのうえ、主演の中仏混血の女優の瞳の色(吸い込まれそうなグレイ)、中国人女優の肌と唇の色、ほんっっっっっとに美しかった。
中国では同性愛に対してはまだまだまだまだ色んな規制があり、この作品の主演女優選びでもなかなか決まらなかったそうです。
そんな中、あんな素敵な女優さんが演じてくれたなんてラッキーでした。
撮影も中国以外だったとか。
確かに内容は同性愛をベースにした、まだまだ男性優位で閉鎖的な中国社会批判のような感じを受けました。
以下、ネタバレしてます。
ラストシーンのふたりの灰。
決して離れないように、というふたりの願いを込めて放った108羽のハトと同じ景色にとけていくのですが、その景色というのはとても大きな自然の中であり、結局私たち人間もその中の一部。
愛も願いも罪も罰も、しょせん人間の儚いものでしかなく、こうして自然の中に放たれてみるとなんと小さなものか。
切ないような、愛しいような、複雑な気分です。

もおう、あの植物園や温室、家屋、その色合いだけでウットリ。
そのうえ、主演の中仏混血の女優の瞳の色(吸い込まれそうなグレイ)、中国人女優の肌と唇の色、ほんっっっっっとに美しかった。
中国では同性愛に対してはまだまだまだまだ色んな規制があり、この作品の主演女優選びでもなかなか決まらなかったそうです。
そんな中、あんな素敵な女優さんが演じてくれたなんてラッキーでした。
撮影も中国以外だったとか。
確かに内容は同性愛をベースにした、まだまだ男性優位で閉鎖的な中国社会批判のような感じを受けました。
以下、ネタバレしてます。
ラストシーンのふたりの灰。
決して離れないように、というふたりの願いを込めて放った108羽のハトと同じ景色にとけていくのですが、その景色というのはとても大きな自然の中であり、結局私たち人間もその中の一部。
愛も願いも罪も罰も、しょせん人間の儚いものでしかなく、こうして自然の中に放たれてみるとなんと小さなものか。
切ないような、愛しいような、複雑な気分です。
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12.17.13:32 チャプター27~映画~ |
スナフキン曰く
『あまり誰かを崇拝しすぎることは、自分の自由を失うこと』
だけど
『ぼくが見てきれいだと思っている間は、それが世界中の人たちのものだとしてもぼくのものさ』
何かに強く惹かれたことがあるならば、このふたつの言葉の矛盾を愛せるはず。
そしてその矛盾は矛盾であるからこそ、そのままで決して突き詰めてはいけないことも。
とても緊張感のある作品でした。
ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンが愛読していた『ライ麦畑でつかまえて』26章、つまりレノン殺害が物語の27章である、というタイトルでしょう。
チャップマンの救いようの無い孤独感、それが最初から最後まで画面から伝わってきて、とても怖い作品でした。
ジャレッド・レトが怖かったし、良かった。
うまい言葉が出てきませんが、とても怖かった。
どうしてチャップマンがあんなに狂信的になってしまったのか、それは判りませんが、彼の中にあった怖いほどの孤独はすごく伝わってきました。
20歳のときに東京でマーク・チャップマンの手記を読みました。
手記を読むために、掲載されていた「PLAYBOY」を買った私を友人は馬鹿じゃない?と笑って、だからこそ私は意味の判らない彼の手記を適当にあしらうことができました。
同時に『ライ麦畑~』も読んだけれど、これもピンとこなかった。
今思うと、彼女に感謝します。

『あまり誰かを崇拝しすぎることは、自分の自由を失うこと』
だけど
『ぼくが見てきれいだと思っている間は、それが世界中の人たちのものだとしてもぼくのものさ』
何かに強く惹かれたことがあるならば、このふたつの言葉の矛盾を愛せるはず。
そしてその矛盾は矛盾であるからこそ、そのままで決して突き詰めてはいけないことも。
とても緊張感のある作品でした。
ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンが愛読していた『ライ麦畑でつかまえて』26章、つまりレノン殺害が物語の27章である、というタイトルでしょう。
チャップマンの救いようの無い孤独感、それが最初から最後まで画面から伝わってきて、とても怖い作品でした。
ジャレッド・レトが怖かったし、良かった。
うまい言葉が出てきませんが、とても怖かった。
どうしてチャップマンがあんなに狂信的になってしまったのか、それは判りませんが、彼の中にあった怖いほどの孤独はすごく伝わってきました。
20歳のときに東京でマーク・チャップマンの手記を読みました。
手記を読むために、掲載されていた「PLAYBOY」を買った私を友人は馬鹿じゃない?と笑って、だからこそ私は意味の判らない彼の手記を適当にあしらうことができました。
同時に『ライ麦畑~』も読んだけれど、これもピンとこなかった。
今思うと、彼女に感謝します。