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09.07.06:43 [PR] |
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04.13.01:24 ちゃんと傷つくことができる、って格好良いよ |
怒っているような、悲しんでいるような、苦悩の中で笑っているような表情。
阿修羅は決して穏やかではなく、何かにとても迷い苦しんでいた。
そこにすごく惹かれた。
迷いがあるから輪廻する、らしい。
迷いのない世界、煩悩を取り払った世界にたどりついたもの、は輪廻しないそうだ。
迷いと煩悩だらけの私が住む世界は六道の中の「人間道」。
「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」、というのが煩悩のあるものの世界。
空を飛べる神通力を持ち、長寿で快楽に満ちた世界という天道に住む天人たちですら煩悩があり、死を迎えるときの体の変化を「天人五衰」という。
その苦悩は地獄で受ける苦悩よりはるかに強烈だという。
必ずどこがで辻褄があう、、、因果なものだ。
娘を力づくで奪っていった帝釈天に戦いを挑み、決して勝つことはない。
阿修羅は正義を司り、帝釈天は力を。
それがたとえ正しいことだとしても、自分の気持ちにあまりに固執しつづけると「正しい道」を見誤り、ただの妄執となる、それが修羅の道だそう。
思春期の真っただ中に阿修羅像を美しい、と感じたことは理にかなっているし、今でも大好きだ。
苦しんで傷ついて切なげな表情のまま、阿修羅像はそれでも真っ直ぐに立っていて、その真摯な姿に心打たれる人は多い。
東京上野の東京国立博物館で『阿修羅展』を開催中。
6月始めの週までだが、いつか奈良の興福寺に会いにいきたい。
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04.11.22:47 あんなひとでも |
去年からちょくちょくお世話になってる人が色んな準備をやっていて、「一年〇組の受付をしてくれる?ついでにあんたの部の勧誘すればいいじゃん」と、急な連絡にも関わらずヒマだったし断れなかった。
現場に着けば担任から説明があるから、と言われ行ってみると、どうも要領の得ない女の人と、若い女の人がいて、年配の方に「担任の先生ですか?」と尋ねると、違います、と言う。
そーなんだー保護者かー、と思っていると続々に新一年生たちがやってきた。
私の役目、要は『新入生のしおり』と『PTA専門部希望届』を渡せばいい、ということで。
それにしても一年生は、まだまだ小さいなぁ・・・。
目の前にズラッと並んだところでひとりの男の子に「おめでとう♪」と声をかけたら「おれ、入りたくねーもん!」と怒られた。。。くそー、似合わないことするんじゃなかった・・・お母さんは恐縮してたけどあいつめー、正直でよろしい。
ところで、さっき私に「担任ではない」と言った女の人は、受付すませた子供たちに名札をつけてやったりしている。
そこいらでそーやられると、受付場所が混むんだよなー、と思って「すみません、あっちでお願いできませんか」と声をかけて、学校関係者らしい若い方の女の人に「あの人、誰ですか?」と尋ねると「先生です」と言う。
えーーーーーー!さっき私に担任じゃないって言ったのに!
関わらないほうがよさそうな人だ。両方とも。
で、今日はまた朝から学校。
諸々の準備のためにほとんど一日中だった。
みんな毎年こんなことやってたんだ、、、、お疲れ様です。
昨日の話になって「45さんのとこ、〇〇先生だったわねー!あははー!」と笑われた。
げっ!私、今年来たばかりの人かと思ってたー、有名な人だったんですか!と言うと、3年目よ、とにかく大変だったんだから、とベテランお母さんたちが顔をしかめた。
「このクラスの担任じゃない」と言われたことを話すと大爆笑だった。
がんばれよー・・・一年〇組のみんなー・・・
私は二度と関係ないからー。
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04.10.16:49 妄想のはるか遠く |
『おっぱいバレー』。
『チェンジリング』以来、セントラルのラインナップで観たいなぁーと思った映画。
我が家から遠いし、料金高いので余程でなければ疎遠。
遠くても料金が高くても綾瀬はるかのおっぱいは私も見たい。
色白、たれ目、鼻筋通って、スタイルよし。
よく女性が
「胸だけ残してやせたいんですー」
と甘えたことを言うが、まさに『胸だけ残して』締まった体つき、はパーフェクト。
すごいです、確かに。
そして、好きです、綾瀬はるかが!
去年の「綾瀬はるかイヤー」で最初はイヤイヤながら観ていたが、観ているうちにやたらと可愛く思えてきた。
地味といえば地味、特徴ないといえばないし、だけどマックスファクターのCMを観る度に、あの色の白さと可愛い口元は気になる存在ではあった。
ボディコントロールのよさも魅力だった。
女座頭市を演じた『ICHI』は、殺陣をスローモーションにしてしまった編集側のミスだと思っている。
格好良かったのにもったいない。
とにかくもったいない映画だった、あれは。
作り手側が綾瀬はるかに対して「脱グラビアアイドル」できてないように見えた。
ちゃんと作れば香取慎吾なんかより、絶対時代劇としてセクシーになったのでは、と思う。
そんな綾瀬はるかの新作が『おっぱいバレー』。
雰囲気からして彼女にすごく合ってる感じ。
いかにも笑わそうな演出を感じない限り、脚本も岡田恵和だしちょっと期待してる。
4月18日です!
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04.09.12:12 愛と厨房へのスイッチ |
先日、日向夏をたくさんいただいたので、マーマレードを作った。
普段はそういうことをしないが、すごくたまに、落ち着きのないときに限って何か手のかかることをやりたくなる。
コロッケを大量に作ってみたり、生春巻きや餃子を作ったり、甘酢からチキン南蛮を作ったり、というときにはたいていそうだ。
それらはいつも多く作るので近くの友人たちに配り、次はいつかと待ってたよー、美味しいと言ってもらえて嬉しいけれど、それに込められているのは決して美しい愛じゃないんだなぁー、、、ごめんよ、と思う。
いや・・・、やっぱ愛だな、たぶん、きっと何かしらの。
あそこのキーマカレーが食べたい!と、車で30分かけても食べに行くような、大袈裟だけど心から欲するもの
マーマレードなんて切って煮ればおしまいだが、種取ったり、皮を細く切ったり、特に汁気の多い日向夏だと手がヒリヒリしてくる。
案外過酷だ。
だけどマーマレードは美味しい。
喉が痛いとき、お風呂上がり、お湯割り柑橘系の砂糖漬けはボンヤリ穏やかな気持ちにしてくれる。
今朝も娘がホットマーマレードをぐいぐい飲み、皮もがつがつ食べて出て行った。
自転車に乗って私に手を振るのだが、今日は近所の子供らが目の前でボール遊びしているのが気になったのか、私をチラと見上げてさっさとメダルをこぎ出した。
何となく彼女の気分がわかったので、私だけ手を振った。
すると、ボール遊びの子らを通りぬけ、こちらを振り返って手を振った。
じんとした。
子どもが子どものままでいられるなどできないけれど、無意識に表すことのできる素直な気持ちの温かさ、だけはそのままでいてくれたら嬉しいなぁ。
普段はそういうことをしないが、すごくたまに、落ち着きのないときに限って何か手のかかることをやりたくなる。
コロッケを大量に作ってみたり、生春巻きや餃子を作ったり、甘酢からチキン南蛮を作ったり、というときにはたいていそうだ。
それらはいつも多く作るので近くの友人たちに配り、次はいつかと待ってたよー、美味しいと言ってもらえて嬉しいけれど、それに込められているのは決して美しい愛じゃないんだなぁー、、、ごめんよ、と思う。
いや・・・、やっぱ愛だな、たぶん、きっと何かしらの。
あそこのキーマカレーが食べたい!と、車で30分かけても食べに行くような、大袈裟だけど心から欲するもの

案外過酷だ。
だけどマーマレードは美味しい。
喉が痛いとき、お風呂上がり、お湯割り柑橘系の砂糖漬けはボンヤリ穏やかな気持ちにしてくれる。
今朝も娘がホットマーマレードをぐいぐい飲み、皮もがつがつ食べて出て行った。
自転車に乗って私に手を振るのだが、今日は近所の子供らが目の前でボール遊びしているのが気になったのか、私をチラと見上げてさっさとメダルをこぎ出した。
何となく彼女の気分がわかったので、私だけ手を振った。
すると、ボール遊びの子らを通りぬけ、こちらを振り返って手を振った。
じんとした。
子どもが子どものままでいられるなどできないけれど、無意識に表すことのできる素直な気持ちの温かさ、だけはそのままでいてくれたら嬉しいなぁ。
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04.07.15:50 あたしのジョー2 |
今日は始業式、学校から帰ってきた娘をつれて隣のコンビニにお昼を買いに行った。
そこにはふた月ほど前から、500円のハズレなし『あしたのジョーくじ』を売っており、密かに私がジョーグッズを買い集めていた場所である。
ジョークリアファイル(5枚入り)が当たったらやめよう!と思っているのに、マグカップ×2やスポーツタオル、カードケースなどしか当たらない。
いや・・・それらも十分嬉しいのだけれど。
娘はすぐ人にしゃべるので、彼女を連れているときには堂々とくじは買えないなぁー、と思っていると、いつも置かれていた場所にない。
無くなった!とうとう無くなったんだ!と、崩れ落ちそうな気持のまま、投げやりにおにぎりでいいや、とか言いながらお昼を買った。
帰ろうとすると入口付近に『全部500円!』の文字と、訳のわからないキャラクター商品と一緒にジョーグッズが!
あああーーーーーーー!ジョーが、あたしのジョーがいたー!
母親の尋常ではない態度に少しもひるみもせず、娘が
「ここ、終わりかけの商品が置いてある場所だよ」
と、言った。
ばかっ!終わりかけの商品じゃないっ!その証拠に私が買っていたくじの値段と少しも変わってないっ!
とにかくその商品の中からクリアファイルを見つけ、もう一個欲しかったカードケースを見つけ、千円かぁどうしようかなぁーと思っていると、娘が「ほら」と500円をくれた・・・・・
ありがとう・・・娘。
レジにそれらを持って行くと、「あっ!あなたは!・・・・ちょっと待ってください、ホラ、こんなのもあるんです」と、おねいさんが引出から出してくれたのは『週刊現代あしたのジョー特製 コンビニ限定クリアファイル』。
これは噂のクリアファイル!クラシックさんがゲットしたという、クリアファイル!
え”えええーーーーー!いいんですかーーーーーー!と素で喜んだら、「余ってたんです、そんなに喜んでくれるなんてー♪」と、3枚くれた。
私の横では娘が「ママ、良かったね」と、さも自分が500円カンパしたことが良かったかのように自慢気に、レジのおねいさんは「いつも買っていただいてたからー」と申し訳なさそうに、それでもこんな珍客がくだらなく喜んでいることに幸せを感じてくれているようだった。
ジョー、娘、おねいさん、ありがとう♪