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  • 05/08/16:26

06.03.23:44

誕生日おめでとう

私が股の間からダラダラ血を流しながら貴女を探す夢を見た夜、怖くなって保育器の中にいる貴女を見に行くと、両手にガーゼのミトンをつけた貴女がぐっすり眠ってた。
そう、ちょうど13年前の今頃の話。

さっき貴女が「おやすみ」を言いに来た。
いつものように貴女に「おやすみ」と返した。
こんな毎日がいつまで続くだろう。
私は貴女に恥ずかしくない人ですか?

部活から帰ってすぐ、食べていい?と尋ねるから、いいよと答えた。
太巻きはおいしかった?
何も言わずに、ひとりでお皿に乗ってた半分は食べてしまった。
私は貴女に恥ずかしくない人ですか?

父から、楽しい13年間をありがとうと手紙をもらったようだ。
「なんであんな書き方したの?もおう・・・まるで死ぬみたいじゃん!」
お礼の電話をかけながら、そう話していた。
気持ちの優しい子になってくれて良かった。

貴女と映画の話ができることが嬉しい。
貴女と音楽の話ができることが嬉しい。
私は飾らない、貴女も飾らない。
勉強は大事だけど、本当の頭の良さは数学ができるとか、歴史上の人物を言えるとか、英単語を知ってるとか、そんなことじゃない。
空を見上げれば雲が流れて、風が爽やかで、緑がまぶししく、夜になれば星があり、月が照らす海はとても美しいこと。
そんなことにいつまでも感動できる人でいてください。

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05.22.09:58

悪意はないけど善意とも違う

震災後、ニュース以外でテレビに流れたのは公共広告機構のCMだった。
単体で流れている時は好きだった。
金子みすゝはやはりスゴイ人だな、こんな絶妙な言葉づかいを、いつか私ができるだろうか、そう思っていた。
栗山千明はいつまばたきするんだろう、そうだそうだ抱きしめるのも会話だ、とか・・・・
しかし、さすがに私も娘も震災直後はACACAC・・・うぇ・・・・ぽぽぽーん・・・ごめんなさい、もうしません・・・・善意の無間地獄に居た気がする。

しかしそれはまだ続いている。
義援金の募集や被爆地産の食べ物を食べましょう。。。。
私はイヤだ。
食べたくないし、出したくない。

大好きな先生が仲間たちと復興の名目でチャリティライブを行ったときに、千円出した。
彼らはとても素晴らしいプロのミュージシャンたちなので、彼らへのライブ代として出した。
ライブ代金ならばもっと出したいところだったが、チャリティという言葉が気になってそれ以上出せなかった。
千円を稼ぐために、私がどうしているか。
それを思うと、何に使われているのかわからないトコロにお金は出せない。
1円でも、だ。
どこを見てもレジの横に募金箱が置いてある。
この間までは新燃岳の噴火の被害、その前は口蹄疫。
真面目に何処かへ送ったとすると、今、日本中の銀行は小銭だらけになってるだろう。

被災者たちにそれらは届いているのだろうか?
届けられたとしても、そのお金でいったい何ができるのだろうか?
できるわけない、具体的に何年分のこういうお金、として使わなければ意味がない。
頭が悪すぎる。

被爆地産の食べ物を、先のない私が食べる分はかまわないが、娘には絶対に食べさせたくない。
友人が静岡産のお茶についても連絡してきたが(検査を拒んでいると)、もし、影響があるならば、市販のペットボトルのお茶も気持ち悪い。
そこまで気持ち悪いと言うならば、今までの日常生活だってできないわ・・・そう、言えるものか?
放射能の影響は確率。
とても面白い例えをされた。

100人を広場に集める。
高いところから銃を構えてこう言う。

「これから、そこにいる皆さんの中で5人の人をこの銃で撃ちますねぇー!」

「あっ!隣の人に当たったわ!苦しんでる!でも死んでないみたい、良かったわ」
「あっ!あの人にも当たってる!あらー・・・当たった場所が悪かったみたい。亡くなったわ」
「私たちは当たらなくて済んだみたい・・・ほっ」

放射能の被害とは、そういうことだ。
それを良しと言っている政府は犯罪者だ。
影響を受けやすいのは、私たちよりも背の低い子どもたちだ。

支援物資もえらいな数が集まっているそうだが、どう供給するか、決められていないそうだ。
「この物資はここ(避難所)にいる人数分足りないから、配ることができません」
そのために、様々な物資が山積みされている。
そういう事例が多いと聞いた。

お金にしろ、被爆食料にしろ、支援物資にしろ、馬鹿のような「平等・公平」の考え方がハバを利かす。

人として平等、という言葉。
天井に穴のあいた地下室に監禁して、裸にして首輪をされ、食料は天井の穴から落ちて来る人糞尿。
たまには男たちに犯され、ただ生きているだけの人豚にされている女性たちがいたとする。
そんな扱いを人として許すまじ!
という使い方ならわかる。

優先順位は必ずある。
流行りの「善意」も、その優先順位に使うべきではないか?
強いものがハバを利かす野生動物と違い、知的生物の人間にできることは、優先順位に「善意」をからめることではないか。

だけど、地区役員も行政も政府も馬鹿の大将が集まってるとこだからダメだろう。
心ある冷静でスマートな民間の支援団体が地味ーに動いているようだが、彼らもいつ「善意の無間地獄」におちいるかわからない。。。

お金に関しては、いつの間にかワケのわからない建物や道路、電波塔や政府役員や現場で働いている人たちの作業服なんかに変わったりするかも・・・
お金を出した人は、そのあたりはちゃんと追求する覚悟で出すのが被災者への礼儀、お金への敬意。。。と、一応安全な場所から言ってみる、私も卑怯な偽善者だわ。

追記・絶対にお金を出したくない、と言ってるのではなく、私のお金が本当に困っている人たちに使ってもらえると判るのならば協力します。
被災した一家族が、自力で生活できるために何年必要で、それまでにいくら必要で月割したらいくらだからその分を支援してほしい、という具体的な金額を提示して、被災者以外の日本人全員に負担させればよい。
だって「ひとつになろう日本」なんでしょう?
その手のコピーも気持ち悪い。。。。。「告白」の熱血体力ばか教師みたい・・・・

05.10.15:29

野菜が育っている

tentou.jpg畑を作ることに興味はあったが、機会がなくて出来ずにいた。
地震や原発の事故の経過を見ていて、緊急時にはお金よりも食料だな・・・「火垂るの墓」でも食料さえあれば清太さんとせっちゃんはあんな事にならずに済んだしな・・・と思うようになっていた。
そんな時にたまたま仕事で行った先が市民農園を運営しているNPO法人だったので、話を聞いているうちに気持ちに火がつき、即、契約してしまった。
素人ファーマーの出来あがりである。

広さ42㎡あるので、けっこう広い。
畝が6つできた。
そこでサニーレタス、ホウレン草、大根、にんじん、なす、しそ、トマトにカボチャ、スイカを植えた。
これが結構元気に育ってくれている。
レタス・ほうれん草・大根・ニンジンは種から植えたのだが、ニンジン以外はすでに2回も間引きして食べた。
もさもさ生えている。

はじめて間引きに行ったとき、ホウレン草と大根の畝にテントウムシがわらわらいるのに驚いて、こいつはもしか葉っぱ食べてんじゃ~?と敵意を燃やしたが、sacoさんらに話してみたらばアブラムシを食べてくれる良い虫だということが判明。
それが判った途端、初めてテントウムシを見つけたときの「あら~♪可愛いテントウムシ♪」という温かい気持ちが蘇った。
良い虫、良い虫・・・

自分で育てた野菜は美味い。
レタスもホウレン草もしゃっきりしていて柔らかい。
大根葉も、しっかり洗わないと葉っぱの裏に小さな卵がびっしりくっついていてゾワゾワするが、とても柔らかくて美味しい。
大根になるはずの部分も、まだ細かったけどしゃっきりしていて味があった。

なんせ私が愛するベビーリーフ(安いうえに量がかさむので野菜を食べた気になるから)を、「雑草みたいな味がする」「普通の野菜が食べたい」とうるさい娘が、間引いたホウレン草とレタスを美味しいと食べてくれたことが嬉しかった。

ここのところ雨が降る。
畑に水まきに行かずにすむので喜んでいる。
適度に雨が降り、お日さまが照る。
こういう天気が一番嬉しい。
きっと今日も野菜がわしゃわしゃ育っているはずだ。

05.03.23:52

素人なりにおもうこと

ビン・ラディンが殺害されたらしいという報道。
いったいなんで今?
単純に、殺されたから報道されたのだろうが。
世界情勢には疎いのでそのあたりは判らないが、何かアメリカ国内で国民を鼓舞しなければならない事態か、目くらまししておかなければならない何かがあるのではないか?と思ってしまった。
何故、殺さねばならないのか?
殺したと報道しなければならないのか?
報復が恐ろしくはないのか?
もしか、何処かにわざと報復させようとしているのではないか?
そんなことを素人なりに考えてしまう。

近頃、「がんばれ」と言わない風潮になってきている東日本大震災。
ほんとに単純な国民だと思う。
もうひとつ形容詞をつけたかったが、あんまりなので我慢する。
どこそこのアーティストが言い出したとか、そんなことでしか判らないんだろうか、影響されやすいにもほどがある。
想像力があまりになさすぎる。

口蹄疫のときには、家畜のことを「牛さん、豚さん」などと言っていた畜産農家がいた。
可愛らしい絵になったり、これだけの家畜が殺された、とオブジェになっていたりしていた牛や豚や鶏。
口蹄疫だろうがなんだろうが、物ごころついた時から私は普通に牛や豚や鶏を美味しい、美味しいと食べている。
食べている肉は、殺された牛や豚や鶏だ。
ずっとそれらの死体を食べてきた。
牛の瞳が黒目で優しかろうが、それを食べて大きくなった。
屠殺場という言葉は差別用語になるそうだ。
食肉加工場といわなければいけない。
しかし牛や豚に「さん」付けは、ない。

04.18.21:35

もう中学生

shimozuma.jpgピン芸人ではなくウチの娘だが、4月から中学生になった。
入学式前の春休みからすでに中学校の部活に参加していたので、小学校気分はスッカリ抜けていたのだが、実際の中学校生活が始まってみると少しとまどうところもあるようだ。

クラス編成が不満だったようで、今年は吹奏楽だけに頑張る!と言っていたが、始まってみると結構楽しかったらしく、同じ小学校以外のお友だちも出来て、このクラスで良かったかななどと言っている。
衝撃的にマズイと評判だった給食は、めちゃめちゃマズイものを想像していたらしく(そういうところは私と似ている)許せる範囲だったそうだが、食事の量が多いことと、食べる時間が短すぎて大変だと言っていた。
ダサいボックスの制服も、水色のジャージも、最初は恥ずかしがっていたが、ジャージ(通称・青ジャー)などは春休みから愛用しており、今では「楽だわー」と、青ジャーなしではいられない。
制服も、着替えるのがダルイからと、帰宅してもずっとそのままだ。
ついでにスカートの下に体操服のズボンをはいている。
これは私たちが昔、スカートの下にブルマをはいていたのと同じような事らしい。。。。

先週、頭髪検査があったそうだ。
卒業式の前日に髪の毛を中学生使用に切ったのだが、前髪がひっかかったーと言っていた。
ピンできっちりと額を出すように注意されたらしい。
今でも襟に髪のつかない山下達郎風なのに・・・キッチリと珍獣ハンターのようでなければいけないようだ。
ピンの止め方も、本人には色々と事情があるようで、真ん中分けだと恥ずかしい、7:3だと●●ちゃんと同じだし、8:2だと●●先輩とかぶる・・・・と言うので、前髪を切ることにした。
「先生たちは髪も染めてるし、パーマもかけてるのに、なんで私たちだけこんなにせんといかんちゃろか!」

おお~♪
娘よ、それが尾崎の原点やぞ!と、
こーの支配からの、そつぎょお~♪と歌ってやった。
あの、「下妻物語」のヤンキーも歌ってたじゃん!
そう話してやったら、あー、なるほどねーとうなずいていた。

ちなみに私は尾崎豊なんて好きでもなんでもないが。
次は何を言い出すか楽しみだ。